4 関連学会: 2013年10月アーカイブ

日本認知科学会2013年冬のシンポジウム

テーマ:身体と認知
日時:2013年12月15日(日)13:00 - 17:45
場所:明治大学駿河台キャンパス リバティタワー 1001教室
   東京都千代田区神田駿河台1-1
   アクセスは下記URLをご覧ください
   http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
※事前予約不要,参加費不要,どなたでも自由にご参加ください

企画:永井聖剛(産業技術総合研究所)・嶋田総太郎(明治大学)


プログラム(敬称略)

13:00 - 13:15 趣旨説明

セッション1
13:15 - 13:45 伊藤万利子(国立情報学研究所)
       「「わざ」にみる視覚の身体性」
 13:45 - 14:15 阿部慶賀(岐阜聖徳学園大学)
       「重さの身体性入力による見積りと価値判断への重み付け」
 14:15 - 14:45 榎本美香(東京工科大学)
       「祭りのしつらえにみる〈モノ・自己・他者・場〉の4項インタ
ラクション」

セッション2
15:00 - 15:45 中野珠実(大阪大学大学院)
       「瞬きから探る脳内情報処理機構」
15:45 - 16:30 妹尾武治(九州大学)
       「自己身体の移動感覚を変動させる認知的要因」

特別講演
 16:45 - 17:45 内藤栄一(情報通信研究機構)
       「身体的自己の気づきを支える脳内神経基盤」

お問い合わせ:永井聖剛(masayoshi-nagai@aist.go.jp)
                            嶋田総太郎(sshimada@isc.meiji.ac.jp
日本神経回路学会2013年度第 2 回時限研究会を以下のように開催します。
お誘い合わせの上ご参加ください。

日本神経回路学会2013年度時限研究会
「神経回路網モデルの神経心理学への応用可能性を考える」
第2回研究会の開催を案内させていただきます。
ぜひお誘い合わせの上,ご参加ください。
以前ご案内した情報と日程が変更になっておりますのでご注意下さい。

・開催日:2013年11月16日(土) 13:00-17:00
・ 開催場所:東京女子大学 9 号館 9105 教室
http://office.twcu.ac.jp/info/access.html
http://office.twcu.ac.jp/aboutus/guide/map.html
・参加費:無料
・世話人:浅川伸一(東京女子大学)
・研究会 URL: http://www.cis.twcu.ac.jp/jnns2013/
・申し込み手続き:参加人数を把握するために,asakawa@ieee.org 宛
に参加希望の旨をお知らせください。
・演題
     「動物,非動物概念の二重乖離におけるパラメータ過剰問題」 浅川伸一
(東京女子大学)
     「心理実験を用いて脳内の学習原理を探る」牧岡省吾(大阪府立大学)
     「機能語の獲得と内容語の獲得の計算モデル」岡夏樹(京都工芸繊維大学)
     「読みにおける表象間の対応に関する組織性と計算効率」伊集院睦雄(東
京都健康長寿医療センター 研究所)
・趣旨
神経回路網モデルは,脳の構成論的研究を神経心理学に適用することを基本手
法とするが,神経回路網モデルを破壊することによって,さまざまな認知機能
の障害をコンピュータ上に再現できる。人間の認知機能と神経回路網モデルの
プログラムとを同一視し,かつ,このプログラムを部分的に破壊することと脳
損傷を同一視することとによって,近年の神経心理学は大きく変化してきた。
人間の認知機構を理解する上でも,あるいは実際の脳損傷患者の症状を理解す
るためにも,コンピュータを用いた人工脳損傷研究は重要だと考えられる。倫
理上の制約から実際の人間の脳を破壊して実験を行なうことは不可能だからで
ある。神経回路網モデルによる神経心理学的データの解釈は,実際の脳損傷患
者を扱う神経心理学に対して強力な道具を提供していると言える。
本時限研究会では,このような事実に鑑み,この分野の研究者間でのコミュニ
ケーションを促進し,もって,研究の活性化を意図するものである。

今回の研究会では,先日大阪府立大学で行われた第1回研究会で議論ができな
かったフリートークセッションも積極的に行う予定です。
以下のような話題について議論ができればと考えております。
1. データ表現の問題
2. データの解釈と統計的推論
4. モデルと脳との同型性の問題
5. モデルの解釈,パラメータの決定,データの性質の 3 者関係

・問い合わせ先:浅川伸一 asakawa@ieee.org
人間生活工学ワークショップ
「生活になじむ情報空間/atmosphereとしての生活情報」

日時:2013年11月14日(木曜)13:30~17:00(13:00 より受付開始)
場所:早稲田大学 西早稲田キャンパス 55 号館2階第3会議室
   (東京都新宿区大久保3-4-1)
主催:早稲田大学創造理工学部人間生活工学研究室・(一社)人間生活工学研究セン
ター(HQL)

手に馴染む道具,という言葉があるように,生活に馴染む情報,情報環境,情報空
間,というようなものがあると思います.ここでいう情報とは,生活を便利にすると
いう機能論から,健康を感じる,潤いを覚えるというような感性論まで,非常に幅が
あると思いますが,いずれにせよ,自然な生活のストーリーとそれを表現するための
メディアや,明示的に作られたものも暗示的に存在するものも含めてのインタフェイ
スということがポイントと思います.ちょうど,いかにスタイリッシュでわくわくす
るようなアピアランスの道具であっても,それ以上のものを持たない道具は道具とは
いえないし,わくわくするようなアピアランスであるがゆえに道具にはならない,と
いうことと同じことが,情報空間ということにもいえるのではないかと思います.今
回のWSでは,3名の演者の方から広く話題を提供していただき,情報の視点から「生
活」ということを改めて見つめ,これからのモノづくり(有体・無体含めて)に展開
して行くことを目標としています.
(司会とナビゲート:早稲田大学創造理工学部 経営システム工学科 小松原明哲教
授)

1 「ヒトを探求し拡張する装置としてのナチュラルユーザインタフェース」
橋田朋子先生 早稲田大学基幹理工学部 表現工学科 専任講師

ヒトが日々の生活の中で自分自身のポテンシャルを探求するための観察・表現装置を
開発しています. 例えばヒトが実世界に物理的にアウトプットできる自然な情報(呼
気のような生理情報や手描きの筆跡などまで)や,脳内或は身体に備えているけれど
も簡単には外から窺いしれない情報(思考・嗜好・能力など)に着目して, これらを
顕在化して自分や他人が観察しやすくする装置や,活用・拡張したりすることでこれ
までにない体験・表現を実現する装置の研究について紹介します.

2 「環境はどのようにICTサービス利用に影響するか:
ユーザ調査に基づくサービス利用の理解と,ICTサービスデザインへの応用」
片桐有理佳先生/大野健彦先生 NTTサービスエボリューション研究所

現代生活では,人々は日常生活において,多くのICTサービスに囲まれた暮らしを
送っており,日々,それらを取捨選択しながら利用しています.我々の調査によれ
ば,人々の置かれた環境が,サービス利用行動に大きく影響を及ぼしていることが明
らかになってきました.これまでのユーザ調査で得られた実例に基づき,サービス利
用に影響を及ぼす要因について述べ,ICTサービスのデザインにどのように応用すべ
きかについて考察します.

3 「そこにあるモノ」
高橋賢治先生/宮下浩志先生 (株)丹青社 文化空間事業部

人は常に何モノかに囲まれて存在する.その中で何を見て,何を感じているのか?そ
してそう感じさせる"モノ"とは何か?実例をもとにモノの気配"atmosphere"をつ
かみ,共有していく「空間デザイン」のプロセスを紹介します.

4 質疑とディスカッション

【ご案内】
どなたでも参加できますが、事前にお申し込み下さい。会場の都合により先着50名ま
で受け付けます。
■申し込み先:人間生活工学研究センター東京事務所
kouza@hql.jp (FAX:03-5405-2143)
氏名と所属・連絡先,HQL会員はその旨を明記して下さい.

■参加費:2000円(HQL会員は1000円)。当日受付にてお支払いください。

東京メトロ副都心線「西早稲田」駅下車が極めて便利です(キャンパスは駅に直結).
「西早稲田駅(早大理工方面出口)」左手真上の校舎が会場となります(会場は55号
館2階).

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