日本認知心理学会・心理学の信頼性研究部会の第2回研究会を以下の通り開催い たします。
今回は「心理的時間研究を見つめ直すー信頼性・再現性・一般化可能性ー」と題 しまして,時間知覚研究を題材とし,研究実践や知見の再現性・一般化可能性に ついて議論してみたいと思います。
皆様のご参加をお待ちしております。

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テーマ:心理的時間研究を見つめ直すー信頼性・再現性・一般化可能性ー

日時:2021年9月11日(土)13:00 – 16:00

開催形式:オンライン開催 (zoomなど)

登壇者:
 小野史典 (山口大学)
 山本健太郎 (九州大学)
 益田佳卓 (九州大学)

企画・司会:佐々木恭志郎 (関西大学)

趣旨:わが国における時間知覚研究の端緒は100年ほど前にまで遡ることができ るが (e.g.. 佐久間, 1928; 安倍, 1930),未だそのメカニズムに解明の兆しが 見えない研究対象であることも事実である。特に当初からメインストリームで あった時間長知覚の心理学研究は以前に比べると減少したように感じる。そこで 本研究会では,3名の時間知覚研究者をお招きし,何が時間関連研究の低迷を招 いているのか,そこには何らかの構造的問題が存在しているのか,想定される解 決策は何か等について存分に議論していただく。特に,長きに渡り時間知覚研究 に従事してきた小野氏には,ご自身の研究紹介だけではなく時間知覚研究の頑健 性について議論していただく。また,感覚的時間研究者である山本氏には,ご専 門の研究経験の中から関連話題をお話しいただく。本トピックにおける初期キャ リア研究者の一人である益田氏には概念的追試の報告と,時間知覚研究の再現 性・一般化可能性について語っていただく。本研究会にはむしろ時間知覚に興味 の「ない」方のご参加を望んでおり,その方々に少しでも時間研究の芽が萌え出 づることを期待したい。

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参加を希望される方は,下記のgoogle formに諸情報をご記入ください。
後日参加用のリンクをお送りさせていただきます。
https://forms.gle/JoLq7Lg7bVXR6bZb6

何卒よろしくお願い致します。

日本認知心理学会 心理学の信頼性研究部会
代表者: 山田祐樹 (九州大学)
事務局: 佐々木恭志郎 (関西大学)
URL: https://www.facebook.com/psycre/