○タイトル:商品デザインと誘惑: 擬人的プロダクトデザインと消費者のセルフ
コントロール
When Temptations Come Alive: How Anthropomorphic Product Design
Undermines Consumer Self-Control
○講演者: Professor Wilhelm Hofmann (University of Cologne, Germany)
○日時: 2014年9月9日(火) 13:00-15:00
○場所: 京都大学教育学部 1F第1会議室
○Wilhelm Hofmann先生は欲求に対処する人の意志の働き(セルフコントロール)の
研究者として世界の第一線で活躍している心理学者です。講演の中では、セルフ
コントロールの概念的なフレームワークに基づいて、擬人的なプロダクトデザイ
ンが消費者のセルフコントロール、特に「食べたいという欲求を抑える」行動に
及ぼす影響に関するHofmann先生の最新の研究知見を紹介していただきます。今
日、擬人的なデザインは日常において目にすることの多い商品の視覚的な特徴の
ひとつです。Hofmann先生のご講演を通じて、人の心理機能に関する基礎研究で
得られた知見が、日常生活における消費者行動の理解にどのように繋がるかを考
えるとともに、企業や生産者と消費者の両者によりよい結果をもたらすような製
品・市場のデザインについて議論する機会にできればと考えています。
○本講演会は、事前に参加の登録やご連絡をしていただく必要はありません。ま
た、参加費も無料ですので、当日、お気軽に会場までお越しください。
講演要旨など詳細情報は下記をご覧下さい。