日本行動計量学会 第21回春の合宿セミナー参加申込開始のおしらせ


今年度で第21回目となる日本行動計量学会・春の合宿セミナーを下記の要領で開催します。

今回は3年ぶりに合宿形式で開催します。講師の先生を中心に、テーマを絞った学習と深い議論が可能です。
 研修所はきれいで清潔、宿泊は個室、温泉と美味しい食事つきと環境も抜群です。


学会主催で参加費は非常に安価に設定しているため申込みが多数となることが予想されます。
 今年は定員制、先着順ですのでどうぞ早めにご参加を検討ください。


——————————————————————————–日本行動計量学会 第21回春の合宿セミナーのお知らせ
——————————————————————————–
日時: 2019年3月29日(金)~31日(日)
 会場: 東富士リサーチパーク内 TOTO 東富士研修所(JR 御殿場駅より送迎バスで20 分)
 参加費: 会員 10,000円 一般非会員 20,000円
 準会員(学生) 4,000円  学生非会員 8,000円
 宿泊費: シングル1泊3食(夕食・朝食・昼食) 8000円
 募集人数:各コース 先着30名(予定)
 申込方法:下記のHPで2019年1月15日(火)申込開始
 詳細:  http://www.mayomi.org/bsj/spring21.html
申込ページ:https://questant.jp/q/TYS29VBS

  ———————–

【Aコース】
テーマ:3日で完全理解!クラスタリング~古典的手法から最新手法まで
講師:和歌山県立医科大学医学部 助教 谷岡健資
 大阪大学大学院基礎工学研究科 助教 寺田吉壱
 岡山大学大学院環境生命科学研究科 准教授 山本倫生
コース概要:
クラスタリング(クラスター分析)は対象を少数のグループに群分けする基本的な多変量解析手法の一つであり,自然科学・社会科学のあらゆる領域で利用されています。

本コースでは,クラスタリングの手法や関連するトピックを各コマで一つ取り上げ,理論的概要を説明し,統計解析ソフトウェアRを用いた実行方法について解説します。

一般的な階層的クラスタリングやk-means法といった基本的なクラスタリング手法から,スペクトラルクラスタリングや部分空間クラスタリングなど発展的な手法についても解説を行います。
さらに,クラスター数の決定については,ここ十数年でも様々な指標や方法が開発されており,clustering stabilityに基づく方法など比較的新しい方法も含めて紹介します。

 【Bコース】
テーマ:線形代数がわかる!統計がわかる! ~線形代数 Boot Camp
講師:立教大学 名誉教授 岡太彬訓
コース概要:

本コースは,データ分析や統計を理解するために役に立つと思われる線形代数の入門レベルのコースです。

統計のさまざまな概念や操作と線形代数の概念や操作を結びつけることで,統計の概念や操作はむろんのこと,線形代数における概念や操作をより深く理解できます。
また,データ分析や統計の概念や操作を線形代数を通じて幾何学的に把握することで,それらのもつ意味を図によって直観的に理解できます。

多変量解析に限らず,データ分析や統計を用いた分析で得られた結果を,幾何学的に表現し視覚を通してその意味を直観的にあるいは一目瞭然に捉えられるようになります。
データ分析や統計を利用して問題を発見したり解決したりするための講義と言えます。

 【Cコース】
テーマ:「身体で覚える!実践マーケティングリサーチ」
 講師:大阪経済大学経営学部 准教授 芳賀麻誉美
コース概要:
データサイエンティストに求められるスキルは、統計分析やプログラミングだけではありません。ビジネスの世界で活躍するには、

経営戦略やマーケティングに関する知識を土台にした課題設定や適切なデータ収集スキルも同時に求められます。
そこでCコースでは、マーケティングやマーケティングリサーチの基礎を解説した後、2次データ収集による外部環境分析、

調査企画立案、グループインタビューの実施、WEB定量調査の実施までを3日間で全て体験するスペシャルコースを開講します。

理系学部、社会学や心理学出身でマーケティングを学んでいない方はもちろん、ビジネスマンの学び直しとしてもお勧めします。


 申込みページ: https://questant.jp/q/TYS29VBS


  ——————
問合先:
日本行動計量学会 運営委員会
 第21回春の行動計量学会 実行委員会
spring21[at]mayomi.org ([at] を@に置き換えてください)