日本認知心理学会安全心理学部会 2019年度第1回研究会

演題:「身体化された認知」研究の日社会応用への可能性と課題
講師:西崎友規子 先生(京都工芸繊維大学講師)
日時:2019年10月19日(土) 13:30-15:30
場所:大阪大学人間科学部 本館32教室

講演概要:
認知情報処理活動は、身体状態・感覚運動や環境との相互作用によって形作られるとする、身体化された認知(embodied cognition)の枠組みに基づく研究が、近年認知科学を取り巻く諸分野で盛んになり、興味深い実験結果が多く報告されています。実験結果の一部は再現可能性の不安定さが問題視されるものの、人間の行動変容の可能性を広げる手法として、安全環境場面等を含む実社会においても着目される機会が増えています。講演者らが行ったドライバの運転姿勢と運転行動との関係を調べた研究などの事例を紹介するとともに、実社会応用への可能性や課題について、参加者の方々と議論したいと思います。

※YouTube Liveでの中継を予定しています。詳細は後日ご案内いたします。

どなたでも自由に参加していただけます。ご参加をお待ちしております。

お問い合わせ先:
森泉慎吾(大阪大学)
E-Mail: shin [at] hus.osaka-u.ac.jp([at] を@に置き換えてください)
Tel/Fax: 06-6879-8051