電子情報通信学会ヒューマンコミュニケーション基礎(HCS)研究会は、
人間のコミュニケーションの特性を理解し、それを支援するための
通信技術にかかわる基礎的な研究を発表する場の提供を目的とした
研究会です。

8月研究会の発表募集の〆切が1週間を切りましたので,再度ご案内いたします.
発表/聴講は無料です。予稿集の購入は任意ですが有料です。

【目次】
(1)8月研究会「社会的信号処理のための学際研究,および一般」
   8/23-24 滋慶医療科学大学院大学(大阪市)
(2) 子連れ参加推奨について

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■(1)8月研究会「社会的信号処理のための学際研究,および一般」
[主催]
電子情報通信学会
ヒューマンコミュニケーション基礎(HCS)
http://www.ieice.org/~hcs/
ヴァーバル・ノンヴァーバル・コミュニケーション研究会(VNV)
http://www.ieice.org/~vnv/

[テーマ]
「社会的信号処理のための学際研究,および一般」

社会的信号処理(Social Signal Processing)は,言語・音声・視線・
姿勢・ジェスチャ・生体情報などの複数のチャネルで得られる情報を
統合し,人間の情動・態度・個性・スキル・リーダシップや,人間同士
のコミュニケーションのメカニズムといった,人間が行動・コミュニ
ケーションを通じて形成する社会性の側面を理解・計算するための技術です.
一方,HCS,VNVの両研究会はこれまで,人間のコミュニケーションの支援を
目指す情報通信技術の研究について,人間の感覚や知覚,コミュニケー
ションに含まれる言語・非言語行動の役割などに関する,心理学,社会学,
言語学などの人文系の研究に基づく基礎的な知見を提供することを重視して
活動してきました.
そこで,今回の研究会では,これらHCS,VNVの両研究会の特徴を踏まえ,
社会的信号処理の学際的研究のさらなる深化につながる可能性をもった
研究発表を募集します.言語・非言語行動に関する対人コミュニケーション
研究はもちろん,対話システムやマルチメディア解析,コミュニケーション
支援,ヒューマンインターフェースなどの情報処理システムの構築,
それらのシステムの心理学的評価など,広い意味での社会的信号処理に
関わる研究発表を幅広く受け付けたいと思います.
また,これらのテーマに直接関わらないヒューマンコミュニケーション一般
の研究発表についてもご応募をお待ちしております.

[日程] 2019年8月23日(金)~24日(土)
[場所] 滋慶医療科学大学院大学
    〒532-0003 大阪市淀川区宮原1-2-8(新大阪駅より徒歩1分)
https://www.ghsj.ac.jp/access
[チュートリアル] 岡田 将吾 氏(北陸先端科学技術大学院大学)
タイトル:「社会的信号処理の基礎と応用」
※今回は「社会的信号処理」に関する一般的な要点などの理解を参加者が
 共有できることを目指し,招待講演ではなく,委員による「チュートリアル」
 の形式といたしました.

[スケジュール]
申込締切:2019年7月23日(火)
原稿締切:2019年8月 1日(木)(8/2(金)から8/1に変更されています)
★★注意★★通常の研究会と異なり、申込締切から原稿提出まで1週間ほどしかありませんのでご注意下さい。
発表費,参加費,聴講費は無料.

[発表申込方法]
以下の発表申込システムをご利用下さい.
https://bit.ly/2X0PL02

[原稿作成方法]
原稿フォーマットはこちらにあります。
https://www.ieice.org/jpn/kenkyuukai/shorui.html
原稿枚数は6ページまで.

[問い合わせ先]
神田 智子(大阪工業大学) E-mail: tomoko.koda [at] oit.ac.jp ([at] を@に置き換えてください)
高梨 克也(京都大学) E-mail: takanasi [at] sap.ist.i.kyoto-u.ac.jp ([at] を@に置き換えてください)

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■(2) 子連れ参加推奨について
HCS研究会では、子育て中の研究者支援に取り組みます。
お子様連れで来場し、発表/聴講/議論を行うことを推奨します。
専用の託児所やシッターは、費用の面から残念ながら提供できませんが、
研究会会場で受け入れる体制を整えます(控室の準備等)。
ぜひお子様連れでご参加下さい。
詳しい情報はWEBサイトで随時ご案内いたします。
https://www.ieice.org/~hcs/