下記の通りに,東海心理学会第4回例会及び名古屋大学情報学研究科附属価値創造研究センター第3回ポジティブ情報学セミナーにとして, チュートリアルセミナー「オンライン心理学実験の手法とその可能性」を開催いたします。
ご参加にあたり,準備の都合上,可能な限り参加申し込みをお願いいたします。
多くの方にご参加いただければ幸いです。

日時:2018年11月25日(日)13時〜17時

場所:名古屋大学東山キャンパス・全学教育棟4F  SIS4教室
(市営地下鉄・名城線・名古屋大学駅より徒歩5分)

演題:チュートリアルセミナー「オンライン心理学実験の手法とその可能性」

企画:紀ノ定保礼(静岡理工科大学情報学部・講師)
小林正法(関西学院大学文学研究科・博士研究員)
川口潤(名古屋大学情報学研究科・教授)

司会:紀ノ定保礼(静岡理工科大学情報学部・講師)

演者:小林正法(関西学院大学文学研究科・博士研究員)
中村紘子(愛知淑徳大学人間情報学部・助教)
波多野文(高知工科大学情報学群・特別客員研究員,日本学術振興会・特別研究員)

内容:近年,「オンライン実験」,すなわち,インターネットを介した心理学実験・調査を用いた心理学研究が爆発的に増加しています。特に欧米諸国では一般的になりつつあり,実験系の学術誌(例えば,Memory & Cognitionなど)においても,オンライン実験による研究成果が報告されるようになってきました。
これらの現状を踏まえ,本邦においてオンラインを介した心理学実験を用いてきた各演者にオンライン実験の実施手法・注意点について,実際の実験成果を紹介しながら論じていただきます。まず,導入としてオンラインによる心理学実験の基本的な流れを紹介し(小林),ついで,日本や海外のクラウドソーシングサービスを用いた各事例を紹介します。各演者が記憶実験の事例(小林),メタ認知実験の事例(波多野),意思決定・推論実験の事例(中村)を紹介します。
本研究例会がオンライン実験についての理解を深める機会となることを期待し,多くの方にご参加いただければ幸いです。
なお,ご参加を希望される方は,事前の資料配付・準備のため,参加申込をお願いいたします。

参加申込:http://bit.ly/nagoyats

お問い合わせ先:紀ノ定保礼(静岡理工科大学)(kinosada.yasunori [at] sist.ac.jp)
または松本昇(名古屋大学)(nobirum[at]gmail.com)
*[at]は@に変換してください