日本認知心理学会会員のみなさま 
 
日本認知科学会では下記の通り、冬のシンポジウムを開催いたします。 
今回のテーマは 
「跳び出す心,拡がる身体:プロジェクション・サイエンスの確立に向けて」 
です。 
 
事前参加登録は不要です。 
みなさまお誘い合わせの上、奮ってご参加ください。 
 
 
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日本認知科学会冬のシンポジウム2017 
「跳び出す心,拡がる身体:プロジェクション・サイエンスの確立に向けて」 
 
日時:12月16日(土)10:00~18:00 
 
場所:青山学院大学 青山キャンパス6号館621教室 
http://www.aoyama.ac.jp/outline/campus/aoyama.html 
 
企画趣旨 
人間は内的に構成された表象(内部モデル)を、プロジェクション(=投射) 
という心の働きにより、世界の中に位置づける。これによって、私たちの 
認識する世界は、動物や機械のそれとは全く異なる、豊かな意味に彩られた 
Mixed Realityとなる。そして、このMixed Realityとしての世界と相互作用を 
することで、人間固有の文化、社会、制度を築き上げてきた。ところが、 
これまでの多くの認知研究は、刺激の受容から内部モデルの構築までの 
研究がメインであり、プロジェクションという心の働きについて十分な 
蓄積があるわけではない。プロジェクション・サイエンスは、多様な学問 
分野の知見を統合することで、こうした現状を打開し、心の研究の新しい 
ステージを作り出すことを目的としている。 
本シンポジウムは、プロジェクションと密接な関わりを持つ、身体、VR、 
知覚、文化の分野で先端的な研究を展開している研究者と、コーディネータ、 
オーディエンスとのインタラクションの中で、この新しい科学の輪郭と 
拡がりを明確にすることを目的としている。 
 
参加費:無料 
 
共催:青山学院大学教育人間科学研究所 
連携SIG:知覚と行動モデリング(P&P), 学習と対話(L&L), 
     教育環境のデザイン(DEE), 芸術と情動(A&E)各分科会 
 
10:00 – 16:00:受付 
 
10:30 – 11:00:プロジェクション・サイエンスの射程 
トーク:鈴木宏昭(青山学院大学) 
 
11:00 – 12:00:身体はどこまで拡がるか:身体とプロジェクション 
コーディネータ:嶋田総太郎(明治大学) 
トーク:田中彰吾(東海大学),大住倫弘(畿央大学) 
 
12:00 – 13:00:運営委員会 
 
13:00 – 13:30:総会 
 
13:30 – 14:30:身体を拡張する仕組みと仕掛け:VRとプロジェクション 
コーディネータ:小野哲雄(北海道大学) 
トーク:鳴海拓志(東京大学) 
 
14:30 -15:30 なぜ物は頭の中には見えないか?:知覚とプロジェクション 
コーディネータ:薬師神玲子(青山学院大学) 
トーク:鳥居修晃(東京大学)・望月登志子(日本女子大学),仁木千晴(東京女子医科大学) 
指定討論者:石口彰(お茶の水女子大学) 
 
15:30 -15:45:休憩 
 
15:45 – 16:45:心はどこまで跳び出すか:文化的表象とプロジェクション 
コーディネータ:岡部大介(東京都市大学) 
トーク:辻泉(中央大学),塚田修一(東京都市大学) 
 
16:45 – 18:00:コメント及び総合討論 
コーディネータ・司会:鈴木宏昭(青山学院大学)・川合伸幸(名古屋大学) 
総括コメント1:堀浩一(東京大学) 
総括コメント2:横澤一彦(東京大学) 
 
連絡先: 
鈴木宏昭(青山学院大学) 
susan[at]ri.aoyama.ac.jp ([at]を @ に変えて下さい)
 







