日本認知心理学会会員の皆様
(複数のMLに流しておりますので、重複して受け取られた方はご容赦ください)

日本生理学会若手の会は、下記の発達障害サイエンスカフェを開催いたします。
自閉スペクトラム症の感覚過敏については、学問領域の垣根を越えて取り組むべき課題だと存じます。
皆様とともに、この問題について議論できることを心より楽しみにしております。

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タイトル: 発達障害サイエンスカフェ「感覚の世界を探検!」

※参加登録(無料)は下記の専用サイトから行えます。
https://sites.google.com/view/sciencecafe2017

日 時: 2017年4月8日(土)14時00分~16時00分
場 所: 西武所沢店・ワルツホール(8F) 定員150名

自閉スペクトラム症(ASD)の多くの方は、何気なく目に飛び込んでくる日の光、雑踏の喧騒、他人からの接触などによって、とてつもなく大きな苦痛を経験します。この感覚過敏の問題は、周囲の人に苦しみを伝える術がないため、本人のワガママなどと誤解されることさえあります。本企画では、絵画アーティスト、作業療法、認知神経科学という異なる立場から、この問題について話題提供をします。一般の方から当事者とそのご家族、研究者まで幅広い方々のご参加をお待ちしております。


講演1:細尾ちあき NPO法人ぷるすあるは (看護師) 
「感覚過敏ってなんだろう?」

『発達凸凹なボクの世界―感覚過敏を探検する』の朗読と自身が持つ感覚過敏への対処法の紹介

講演2:松島佳苗 京都大学医学研究科 (作業療法士)
「子どもの発達における感覚の大切さ」

発達障害の子どもたちに多くみられる感覚の問題についての紹介と支援の上で大切にしたい視点の紹介

講演3:井手正和 国立障害者リハビリテーションセンター研究所 (日本生理学会若手の会運営委員長)
「感覚の個性の謎に迫る」

感覚過敏の神経生理メカニズムと当事者の個性的な能力との関連についての研究紹介


【主催】 
日本生理学会若手の会運営委員会
ライト・イット・アップ・ブルー所沢実行委員会

問い合わせ先: liub.tokorozawa2017[at]gmail.com [at]を@に変換してください(井手正和)