一般社団法人日本人間工学会 感性情報処理・官能評価部会 2014年度第1回講演会
●日 時 2014年11月29日(土)14:00~17:00
●会 場 首都大学東京 日野キャンパス 2号館3階302室
〒191-0065 東京都日野市旭が丘6-6
(JR中央線「豊田」駅(北口)から徒歩約20分)
●プログラム
講演1. 田中 吉史(金沢工業大学)「創造的認知過程としての絵画鑑賞」
講演2. 笠松 慶子(首都大学東京)「感性とCMFデザイン」
●参加費 無 料
下記サイトにて事前登録を受け付けていますので、ご協力をお願いいたします。
●講演の概要
1. 田中吉史「創造的認知過程としての絵画鑑賞」
芸術作品の鑑賞に関する実験心理学的研究では、鑑賞過程は単に美的刺激を受
容するような受動的なものと考えられる傾向が強かった。しかし美学や芸術理論
では、芸術鑑賞には鑑賞者自身がその作品の中から新たな側面を見いだすような
創造的な過程が含まれていることが指摘されてきた。本発表では、近年の認知科
学における創造的思考のパラダイムである制約緩和理論に基づく実験を通して、
絵画鑑賞における創造的思考とその支援について検討したい。
2. 笠松慶子「感性とCMFデザイン」
人の感性に訴えかける魅力を製品に組み込むことが必要とされており,その方
法の一つとして近年,CMF(Color Material Finish)という分野が注目されてい
る.CMFは,色という視覚情報だけでなく,素材感や質感などの触覚情報でも人
の感性に訴えかけることのできる手法として有効とされている.本発表では,デ
ザインプロセスで用いられるストーリー性を通してCMFデザインへの展開方法に
ついて検討する.
●お問い合わせ先
一般社団法人日本人間工学会 感性情報処理・官能評価部会 2014年度事務局
(宇賀神)
h_ugajin[at]musashino-u.ac.jp([at]を@に変えて送信してください。)