■日本理論心理学会第60回大会と公開シンポジウムのご案内
日本理論心理学会第60回大会が9月27日(土)、28日(日)にお茶の水
女子大学(大会委員長:上原泉)で開催されますのでご案内いたします。
なお、本大会内で開催される2つの公開シンポジウム(Ⅰ、Ⅱ)には、非会員の
方は、参加費無料(事前の申込不要)でご参加いただけます。

● 場所:お茶の水女子大学文教育1号館(1階)第1会議室。(正門のみ開門
。本学では入講時に身分証の提示がもとめられます。身分証をご持参ください。)

●学会参加費(当日納入) 一般5000円、学生2000円

第1日目   9月27日(土曜日)
● 受 付 開 始                8:50 ~   第1会議室前
● 個人発表
9:20~9:50「思春期から青年期にかけての自伝的記憶とライフスクリプトの発達
 過程について」      川﨑 采香・上原 泉(お茶の水女子大学)
9:50~10:20「出来事の特性からみた高齢者の自伝的記憶の体制化―出来事カテ
 ゴリ単語を用いた検討―」屋沢 萌・上原 泉(お茶の水女子大学)・御領 謙
 (千葉大学)
10:20~10:50「韓国語を学ぶ日本の大学生の新たな「韓流」について」 李 和貞
 (立教大学)
10:50~11:20「匿名支援の方法としての同伴―カウンセリングでもアウトリーチ
 でもないもの―」  柏木 恭典(千葉経済大学短期大学部) 
11:20~11:50「福祉と心理学の接点―私の経験から言える福祉施設での仕事―」
 鈴木 啓之(べジティア合同会社)
11:50~12:20「愛と実存について―E.フロムの見解を中心にして―」 小川 芳男
 (防衛医科大学)

● 公開シンポジウムⅠ: 9月27日(土)  14:10 ~ 17:30
(非会員は参加費無料)
テーマ  発達過程を調べる-縦断的手法による検討-
司  会  江川玟成(埼玉学園大学)・上原 泉(お茶の水女子大学)
企 画  上原 泉(お茶の水女子大学)
話題提供者 
 上原 泉(お茶の水女子大学)
 「自伝的記憶の発達と変遷過程の検討―生涯発達の解明を目指して―」
 小林 哲生(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)
 「語彙発達の個人差を調べる:縦断的手法による検討」
 敷島 千鶴(帝京大学)
 「社会的態度の形成に寄与する遺伝と環境―行動遺伝学の立場から―」
指定討論者   森正義彦(岡山大学名誉教授)

第2日目   9月28日(日曜日)
● 受 付 開 始               8:50 ~   第1会議室前
● 個人発表
9:20~9:50「温覚および冷覚を参照する身体化認知のメカニズムの方法論的検討」
 山本 佑実・菅村 玄二(関西大学)
9:50~10:20「皮膚感覚を伴う身体化認知のメカニズムと将来の方向性」
 本元 小百合・菅村 玄二(関西大学)
10:20~10:50「身体心理学の立場からみた身体化認知」 菅村 玄二(関西大学)
10:50~11:20「リベットの500ミリ秒 ―人はなぜ時計を気にできるのか―」
 佐藤 和彦(仙台高等専門学校) 
11:20~11:50「制御理論を人間行動の理解にどのように役立てるか」金築 優
 (法政大学)
11:50~12:20「「怒っている」とは何をどうしていることか―感情的になること
 の意味:非力動的動機理論の観点から―」田嶋 清一(立正大学)

● 公開シンポジウムⅡ: 9月28日(日)  13:10 ~ 16:30
(非会員は参加費無料)
テーマ 心を生み出す身体のはたらき
司  会  繁桝算男(帝京大学)
企 画  大江朋子(帝京大学)・繁桝算男(帝京大学)
話題提供者 
 大江朋子(帝京大学)
 「身体が生み出す自他の認知―社会心理学の立場から―」
 楠見 孝(京都大学)
 「心のメタファと身体性―認知心理学の立場から―」
 春木 豊(早稲田大学名誉教授)
 「精神に潜む身体―身体心理学の立場から―」
指定討論者   早川友恵(帝京大学)・繁桝算男(帝京大学)

http://www.pat.hi-ho.ne.jp/theo-psy/ (なお開始終了時刻は、上記のとお
りの時間に変更になっています。)

●問い合わせ先
〒112-8610 東京都文京区大塚2-1-1
お茶の水女子大学文教育学部人間社会科学科心理学コース 発達心理学研究室
日本理論心理学会第60回大会 準備委員会
TEL & FAX  03-5978-5259、E-mail  theopsy60*cc.ocha ac.jp
(*を@に変更して御使用ください )
(情報提供者:上原泉)