電子情報通信学会の幹事補佐の林勇吾(筑波大学)と申します.
8月23, 24日に開催いたしますHCS & VNV合同研究会「コミュニティとコミュニ
ケーション」の発表申込期限まで2週間を切りました.再度ご案内させていただ
きます.実世界および情報空間におけるコミュニティ研究の第一人者金子郁容
慶應義塾大学教授をお招きしてご講演いただくことになりました.

多くの方のご発表,ご参加をお待ちしております.
よろしくお願いいたします.

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電子情報通信学会ヒューマンコミュニケーション基礎(HCS&VNV)合同研究会
「コミュニティとコミュニケーションおよび一般」発表募集
http://www.ieice.org/~hcs/

[概要]
テーマ:コミュニティとコミュニケーションおよび一般
開催日:2013年8月23日(金)~24日(土)
開催場所:立命館大学朱雀キャンパス

[スケジュール]
エントリー期限:2013年6月15日
研究会技報用原稿締切:7月下旬予定

[発表申込方法]
http://www.ieice.org/ken/program/index.php?tgid=IEICE-HCS

[テーマ]
HCS研究会(第1種)とVNV研究会(第3種)では,これまで合同研究会の開催を通
して,言語コミュニケーションや対話構造,ジェスチャー,パラ言語,メディア
を利用した対話環境,コミュニケーション場面における社会心理学的な側面な
ど,幅広い視野に立って人間の言語・非言語コミュニケーション活動に関する研
究を議論する機会を恒例化してきました.

昨年は立命館大学のびわこ・くさつキャンパスにおいて16件の一般発表と1件の
招待講演が行なわれ,どの発表に対しても深く踏み込んだ実のある議論が繰り広
げられました.このような熱い議論が行なわれる背景には,1件あたりの発表時
間を30-40分程度(質疑応答込み)と比較的長く確保している点が挙げられま
す.今年もこの形式を踏襲し,残暑が厳しい中さらに熱の入った活発な議論が行
なわれることを期待しています.

つきましては,今年度も下記の期日と場所で,HCS/VNVによる合同研究会を開催
いたします.今回は「コミュニティとコミュニケーション」というテーマで,特
定のコミュニティでのコミュニケーションの分析や支援を扱った研究発表を積極
的に募集します.

「コミュニケーション」は真空で起こるものではなく,リアル/ヴァーチャルな
「コミュニティ」を基盤として,そのメンバーが当該コミュニティでの役割や慣
習に基づいて行う社会的活動ですが,「どのような性質のコミュニティでのコ
ミュニケーションなのか」といった特徴を具体的な分析につなげていくための方
法論については,個々の研究ごとに試行錯誤するしかないというのが現状なので
はないかと思います.そこで,今回は例えば次のようなテーマに関係した研究を
募集することによって,「コミュニティ」と「コミュニケーション」の関係を多
角的に議論するきっかけになればと考えました.

・人間同士のコミュニケーションを実在する具体的なコミュニティとの関わりの
観点から分析したフィールド調査
・ネットコミュニティでのユーザ間のコミュニケーションの支援を行うシステム
の開発
・実世界コミュニティとネットのような「ヴァーチャル」なコミュニティとの統
合や連動を模索する枠組みの提案
・リアル/ヴァーチャルな世界でのコミュニケーションを通じて新たなコミュニ
ティを創出する実践やシステム

なお,ここでいう「コミュニティ」には,「伝統的地縁コミュニティ」のような
実地域社会におけるものだけでなく,「ネットコミュニティ」なども広く含みま
すが,当該の対象がどのような意味で「コミュニティ」と呼べるのかという点を
なるべく意識した研究発表になることを期待しております.もちろん,上記の
テーマに限らず,広くさまざまな観点からのご発表が集まり,共に有意義な議論
ができればと考えています.

また,このテーマに関連する発表でセッションを構成させていただく予定です
が,このテーマに関わらないヒューマンコミュニケーションやヴァーバル・ノン
ヴァーバル・コミュニケーションに関連する一般の発表のご応募もお待ちしてお
ります.

日頃の研究成果や研究の取り組み状況の報告をこの機会に是非ご発表ください.
皆様からの積極的な発表申し込みをお待ちしております.

[問い合わせ先]
問合せ先(HCS):林 勇吾(筑波大学)
E-mail:hayashi.yugo.gp[at]u.tsukuba.ac.jp
問合せ先(VNV):平山 高嗣(名古屋大学)
E-mail:hirayama[at]is.nagoya-u.ac.jp