日本認知心理学会の皆様、
(複数のMLにお送りしております。重複ご容赦ください。)

あけましておめでとうございます。
新たに発足されました認知科学会研究分科会「計算認知科学」(SIG-CCS)からのお知らせです。

 2024年11月に日本認知科学会の新たな研究分科会として「計算認知科学」(SIG-CCS)の設立が認められました。39名の発起人の皆様のご支援を受けて、主査・幹事10名で本分科会を運営していきます。今後ともよろしくお願いいたします。

 認知科学は、Marr (1982)の情報処理の三水準、特にその計算理論に象徴されるように、認知過程を情報処理の喩えで理解するアプローチを一つの骨格として発展してきました。その背景を鑑みれば屋上屋を架すようですが、あえて「計算」を冠する研究分科会を立ち上げました。その理由の一つは、昨今のアプローチの多様化に伴い、その骨格たる計算理論の考え方が薄れつつある危惧があるためです。研究者の世代交代が進む中でも、若手研究者に計算理論の考え方に基づいた認知科学研究を発表し、切磋琢磨する場を提供していきたいと思います。

■今後の活動予定
 年2回程度の研究分科会の開催を予定しています。

■第一回研究分科会
 2025年度は第一回研究分科会を以下の要領で開催いたします。

●日時: 3月16, 17日
●場所: JAIST金沢駅前オフィス
●参加形態: ハイブリッド(対面・オンライン)形式
●内容(予定):
 初日は主査の分科会の趣旨説明と分科会の紹介を兼ねて主査・幹事の研究発表,そして懇親会を予定しています。2日目は公募した研究発表を予定しています。
詳細につきましては,Webサイトをご覧ください。プログラムを2/21を目途に公開する予定です。

■参加・研究発表募集
 計算論的認知科学に関する研究発表および研究分科会への参加を広く募集いたします。参加の申し込み(対面・オンライン)はWebサイトをご覧ください。
会場の収容人数・利用時間のため、対面参加や発表のご希望に添えない場合があることもご留意ください。

発表(対面での口頭・ポスター)をご希望の方は【2月17日 12:00までに】タイトルと要旨(500文字~1000文字程度)とともにお申し込みください。
参加をご希望の方は【2月28日までに】オンラインフォームよりお申込みください。

研究分科会Webサイト
申し込みフォーム

主査:日髙昇平(北陸先端科学技術大学院大学)
幹事:
大関洋平 (東京大学)
鮫島和行 (玉川大学)
高橋康介 (立命館大学)
鳥居拓馬 (東京電機大学)
中分遥 (北陸先端科学技術大学院大学)
布山美慕 (立命館大学)
本田秀仁 (追手門大学)
武藤 拓之 (大阪公立大学)
森田純哉 (静岡大学)
事務局:鳥居拓馬(東京電機大学) cmpcogsci[at]gmail.com

([at]を@に変更してください。)