office: 2014年11月アーカイブ
第2回 東京法と心理研究会 開催のご案内
下記の通り、第2回東京法と心理研究会を開催いたします。奮って
ご参加ください。
記
日時:2014年12月14日13時30分ー17時30分
場所:成城大学7号館723教室
・個別報告(13時30分-15時00分)
遠山大輔(京都弁護士会・白浜法律事務所)「捜査側が目撃者に
不当な影響を与えようとした事例:単独面通し等」
徳永留美・篠田博之(立命館大学)「人の顔色の色名と想起される
色の対応について」
・シンポジウム「目撃証言の信用性をめぐって:心理学の最前線」
(15時15分-17時30分)
コーディネイター・司会 指宿信(成城大学教授)
基調講演 厳島行雄(日本大学教授)「目撃証言のいま」
特別報告 松尾加代(慶應義塾大学研究員)「質問紙方式による目撃
証言の収集 ―Self-Administered Interview の紹介―」
コメンテーター 一瀬敬一郎(弁護士・東京第二弁護士会)
*参加費無料、参加登録不要です
以上
国際基督教大学(ICU)教養学部(心理学・言語学デパートメント)では、下記
の要領で実験系心理学(とくに、脳科学・神経科学、発達心理学)の教員を公募
致します。
記
職種: 准教授以上
勤務形態: 常勤
募集人員:1名
応募資格 :
1. 心理学の博士の学位を有すること、またはこれと同等の研究業績を有すること。
2. 日本語もしくは英語、あるいは両言語で授業が行えること。ただし、両言語
で充分な教育指導が行えることが望ましい。
3. キリスト者であること(教派は問わない)。
4. 学部・大学院での教育・研究指導経験のあることが望ましい。
募集期間: 2015年1月10日まで(当日消印有効)(適任者がみつかるまで延期
することもありうる)。
詳細につきましては、下記のURLから公募情報をご覧下さい。
北海道大学大学院文学研究科では下記の要領で教員の公募を行うこととなりました。
どうぞよろしくお願いいたします。
職名及び人員:特任准教授 1名(心理学)
(平成32年3月末まで。ただし、平成32年4月以降については、在職中に審査を行い、
その結果により、任期なしの准教授とし、引き続き雇用することが可能である)。
所属講座 :心理システム科学講座
担当授業科目 :全学教育、文学部・大学院文学研究科における心理学関連の講
義、演習等
採用予定日 :平成27年4月1日、もしくはそれ以降のできるだけ早い時期
応募締切日 :平成26年12月10日(水)午後5時必着(郵送等の場合も含む)
応募書類提出先:〒060-0810 札幌市北区北10条西7丁目
北海道大学大学院文学研究科長 白木沢 旭児 宛
詳しくは,Jrec-in
をご覧ください。
日本認知心理学会会員の皆様、
(複数のMLにお送りしております。重複ご容赦ください。)
日本心理学会「注意と認知」研究会は、第13回合宿研究会を開催します。
注意と認知についての発表演題を募集しています。
発表をご希望の方は、2015年1月20日(火)までにE-mailにてお申込み下
さい(お申込み方法は下記参照)。発表の採否は1月27日(火)頃までに
E-mailにてお知らせします。なお、応募者多数の場合には若手研究者を
優先します。
発表採択者には2月27日(金)までに2ページ以内の研究会資料の原稿を
お送りいただきます。詳細は1月下旬の2号通信にてお知らせします。
皆様のご応募を心よりお待ちしております。
記
■概要
日 時:2015年3月15日(日)~17日(火)
場 所:ホテルサンルートプラザ名古屋
特別講演:船橋新太郎 先生(京都大学こころの未来研究センター)
目 的:注意と認知に関わる研究者の研究発表(口頭発表)と討論の場を
提供する。議論を通して研究者同士の親睦を深める。
参加費(宿泊、懇親会費を含む。ご希望の場合は1食1,300円にて朝食を付けられ
ます):
有職者(学振特別研究員含む) 30,000円程度
学 生(学振特別研究員除く) 18,000円程度
*名古屋近郊の学生の方で宿泊なしをご希望の方はご相談下さい。
■発表申込(2015年1月20日締切)
発表は全て口頭発表(発表15~20分、質疑応答15~10分。
1人30分の枠内で質疑の時間を十分に取るため、15分程度での発表を推奨します)。
発表内容は自身の研究データに基づいたもの(発表済みの内容も可)とします。
文献紹介・レビュー等は認められませんのでご注意ください。
演題募集テーマ:
・物体認知(オブジェクトへの注意、空間表象など)
・注意の時空間的特性
・自然画像の認知(風景・顔など)
・知覚一般(色・時間知覚など)
・視覚と行為の相互作用
・モダリティ間相互作用
・文字・単語認知
・注意と認知一般
メールのタイトルを「Submit」とし、<aandc.camp[at]gmail.com>宛に下記必要
事項を記載の上お送り下さい。([at]を@に変えて送信してください。)
応募必要事項
1) お名前
2) ご所属
3) ご身分(学生:学振特別研究員の場合はその旨を明記、研究員、教職員など)
4) E-mailアドレス
5) 発表題目
6) アブストラクト(400字以内)
7) 該当する募集テーマ
8) 全日程参加 or 部分参加(※原則として全日程参加とします。やむを
得ない事情により部分参加の場合、ご宿泊の日程を明記願います。)
9) 朝食の要・不要
締め切り:2015年1月20日(火)
■参加申込
発表者以外の方の合宿への参加お申し込みにつきましては1月下旬より受付
致します。詳細は2号通信にてお知らせします。
■スケジュール
2015年 1月20日 発表申し込み〆切
2015年 1月27日 採否の通知(応募者多数の場合は若手を優先します)
2015年 1月下旬 参加申し込み受付開始(2号通信)
2015年 2月27日 研究会資料原稿〆切・参加申込(宿泊申込を含む)〆切
注意と認知研究会 http://www.l.u-tokyo.ac.jp/AandC/
代表者: 横澤一彦(東京大学)
運営委員(五十音順、*合宿担当):
*浅野倫子(立教大学)、石松一真(滋慶医療科学大学院大学)、
伊丸岡俊秀(金沢工業大学)、*上田祥行(京都大学)、
小川洋和(関西学院大学)、河原純一郎(中京大学)、
熊田孝恒(京都大学)、齋木 潤(京都大学)、
十河宏行(愛媛大学)、武田裕司(産業技術総合研究所)、
新美亮輔(東京大学)、西村聡生(安田女子大学)、
松本絵理子(神戸大学)、光松秀倫(名古屋大学)
*お問い合わせは以下のアドレスまでお願い致します.
E-mail: <aandc.camp[at]gmail.com>([at]を@に変えて送信してください。)
第12回北海道大学脳科学研究教育センターシンポジウム開催のお知らせ
北海道大学脳科学研究教育センターでは,融合的脳科学分野の創成を目指し,毎
年度シンポジウムを開催しております。今年度は,高次脳機能の可塑性について
の理解を深めるべく,認知研究の中心的テーマの1つである,認知の柔軟性に関
するシンポジウムを,以下のとおり開催することになりました。多くの皆様のご
参加をお待ち申し上げております。
事前申し込みや入場料は不要です。
「認知のダイナミクス~認知システムの動態を探る~」
日時 : 平成26年12月5日(金)13:00~18:15
場所 : 北海道大学医学部学友会館「フラテ」ホール
札幌市北区北15条西7丁目
プログラム
セッション1:認知スキルの熟達・個人差
「色彩認知と熟達」
川端 康弘(北海道大学大学院文学研究科・脳科学研究教育センター)
「認知の個人差とその可塑性について」
箱田 裕司(京都女子大学発達教育学部)
セッション2:状況による認知の変動
「子どもの証言と司法面接」
仲 真紀子(北海道大学大学院文学研究科・脳科学研究教育センター)
「思い込みとその解消に伴う認知の変化」
池田 文人(北海道大学高等教育推進機構・脳科学研究教育センター)
セッション3:発達に伴う認知システムの変化
「初期経験がつくるこころと脳の発達および感受性期~児童虐待と癒やされ
ない傷~」
友田 明美(福井大学子どものこころの発達研究センター)
「自由エネルギー原理に従う高次認知機構とその発達」
乾 敏郎(京都大学大学院情報学研究科)
お問い合わせ
脳科学研究教育センター
Tel:011-706-5022
E-mail:brain[at]med.hokudai.ac.jp([at]を@に変えて送信してください。)
公認心理師法案関連について日本心理学諸学会連合からの修正の連絡
昨日、日本心理学諸学会連合、および臨床心理職国家資格推進連絡協議会・医
療心理師国家資格制度推進協議会から出された公認心理師法案の現状に 対する
連絡を皆様にお知らせしましたが、本日になって、修正版の連絡が入りました。
昨日の連絡との違いは、認知心理学会会員の方からもご指摘があったように、
前回の連絡の⑤では、特定の投票行動を誘導するとも受け取られかねな い表現が
みられたのですが、今回この項目が削除されたものです。以下に、念のため修正
されて届けられた連絡を示します。
-----------------------------------------
平成26年11月17日
臨床心理職国家資格推進連絡協議会
医療心理師国家資格制度推進協議会
日本心理学諸学会連合
公認心理師法案関連について
公認心理師法案の扱いにつきましては皆様の注目されておられるところと思い
ますが、国会解散の動きが出てきた状況ですので、現状での情報として 以下を
ご連絡申し上げます。
なお、国会解散も確定ではありませんので、あくまで現状に関する観点のみの
ご連絡となります。どうぞよろしくご高配ください。
記
①11月17日現在、法案はまだ「廃案」にはなっておらず、「廃案になる可能性が
きわめて高 い」という状況にある。
② ここ数日の動向をまとめると、(11月14日に予定されていた)文部科学委員会
で審議される 直前(11月13日)に国会解散が行われるであろうという状況が生
じたために、限定された重要法案以外は審議入りできなくなり、このまま解散が
実現すれば 廃案が確定する。
③ 11月12日の時点では、衆議院文部科学委員会理事の民主党議員が1時間の確認
質疑を行 い、それを議事録に残し、原案のまま通すということで、各党の了解
が得られていたこ とから、審議入りすれば衆議院は通る状況にあった。 つまり
今回は解散がなければ法 案は衆議院を通るはずであったが、解散という<不可
抗力>の事態が生じたために通らない可能性が出てきた。
④ 廃案ということの意味は、法案の内容が全て無になり、再度提出するためには
新たな法 案を作らねばならないと言う意味ではなく、本法案の再提出が可能で
ある。過去にその ような経緯をたどって成立した法案は複数ある。
以上
-----------------修正された連絡はここまでです
日本認知心理学会 会員の皆様
防衛省では、現在、防衛省職員(研究職)(試験区分:心理)の
受験申込みを受け付けております。
詳細につきましては、
をご覧ください。
韓国認知生物心理学会 The Korean Society for Cognitive and Biological
Psychology (KSCBP) 年次大会での発表のためのの英語アブストラクトの受け付け
日本認知心理学会会員の皆様
韓国認知生物心理学会の年次大会が済州島(韓国)にて、2015年1月14日(水)~15日(木)に開催されます。済州島は韓国有数の観光地 で、 日本にも近く、空路や航路でのアクセスも容易ですので、ふるってご参加ください。
今回、日本の研究者の発表アブストラクトは、認知心理学会が集約して、まとめて韓国認知生物心理学会に転送することになりましたので、参加発 表を 希望される方は認知心理学会事務局 (g-office [at] cogpsy.jp) まで、メールにて2014年12月18日までお送りください。アブストラクト執筆要綱などについては、まもなくアップロードされる Call for Abstract をお待ちください。
なお、既に会員一斉メールでもお知らせしましたが、認知心理学会国際委員会では、以下のような「韓国認知生物心理学会への発表支援」を行って いま す。こちらは助成のための審査があるために、締め切りが2014年11月30日となっております。特に若手の方はふるって応募ください。
日本認知心理学会「韓国認知生物心理学会への発表支援」について
日本認知心理学会(担当:国際委員会)
2014年度より,日本認知心理学会は,韓国認知生物心理学会との相互交流を促進
していくために,若手研究者を対象として,2015年1月14日,15日に開催されま
す韓国認知生物心理学会・年次大会への発表参加支援を開始いたします.
まだ,英語版のCFPが入手できず,詳細がわからないためにご迷惑をおかけし
ます.(入手でき次第,別途配信します)
また,大会実施ならびに支援申請の〆切まで準備期間が短いですが,初めての
支援事業に,ぜひご参加ください.
0. 助成対象
韓国認知生物心理学会The Korean Society for Cognitive and Biological
Psychology (KSCBP) 年次大会 への参加
2015年 1月14日(水),15日(木)
韓国 済州島
参加申し込みURL、
発表申請URL
#いずれも韓国語のサイトです.Google翻訳版を添付しますが,翻訳の精度につ
いては保証できませんので,あくまでも「参考までに」ご覧ください.
※ 学会の詳細については,近日中に英語版CFPが届き次第,追加連絡いたします.
○ 発表は英語セッションでの発表になります.
○ 助成対象者は,数名を予定しています.
1.申請資格
申請者は,申請時に次のいずれかであることが必要です.
A. 日本認知心理学会の院生会員
B. 日本認知心理学会の正会員で,2015年3月31日の時点で,36歳以下.
2. 助成内容
審査の結果採択された申請については,旅費・宿泊費・学会参加費の実費を補助
します。ただし総額で10万円を限度といたします.
- 実際の支給は会議開催後になります.請求方法等については個別にご案内いた
します.
- 助成を受けた方全員に,会議終了後2週間後程度をめどに会議参加報告書を提
出していただきます.どのようなシンポジウム,セッションに参加したか,発表
の様子はどうだったか等の情報も含め,A4判で1枚程度の報告書を提出してくだ
さい.また会議参加報告書を受けて,日本認知心理学会HPおよびその他の出版物
に掲載するためのより詳細な報告の執筆をお願いする可能性があります(写真
1~2枚を含む).
3. 申請手続
以下の書類をPDFファイルの形で事務局あてに電子メールで送付してください.
お問い合わせも事務局までお願いします.
e-mail: g-office [at] cogpsy.jp
※メイルタイトルは「KSCBP発表支援申請」としてください
〆切:2014年11月30日(日) 午後8時まで (厳守)
1) 申請書
表題に「日本認知心理学会 韓国認知生物心理学会への発表支援 申請」と記
し,以下の項目を記してください.
- 氏名(自著,捺印のこと)
- 申請日付
- 生年月日(生年は西暦で)
- 会員種別(会員番号)
- 発表のタイトル
- 発表の共著者(承諾の有無)
- 論文の種別(oral・poster)
- 他からうけている所属機関内外の援助(金額)(予定のものはその旨を記す
こと)
- Emailアドレス
- 所属(身分)
- 郵便番号
- 住所
- 電話番号
2) 日本認知心理学会員であることの申し立て
(会員番号等.学生会員の場合,学生の身分を証明するもの(学生証のコピー
等)のPDFを添付すること)
3) 連名発表の場合,本助成応募に対する共著者の承諾書(形式は自由ですが,
共著者の署名ないし捺印が必要です).
4) 発表申込を予定している論文(予稿集原稿 英語,A4版1枚)
※2コラムになっていれば,特に書式は問いませんが
認知心理学会の発表予稿集用フォーマットを使っていただくと便利です
審査結果は 12月15日(月)までに,メールにて,お知らせします.
5. 備考
- 他から助成を受けている場合でも,本助成へ申請することができます.ただ
し,審査時にその有無を考慮する場合があります.
- 連名発表の場合,助成対象は原則として主たる発表者(登壇発表者等)1名
のみとします.
- 助成プログラムの趣旨に照らして,若手(キャリア,年齢等)の方を優先採
用します.
電子情報通信学会ヒューマンコミュニケーション基礎(HCS)研究会
2015年3月研究会「コミュニティデザインとコミュニケーションおよび一般」発
表募集
※複数のメーリングリストに情報配信依頼をしております。
重複して受け取られた場合は,ご容赦ください。
[テーマ]
コミュニティデザインとコミュニケーションおよび一般
・開催日:2015年3月17日(火)、18日(水)
・開催場所:山代温泉 瑠璃光 http://rurikoh.jp/
住所: 〒922-0295 石川県加賀市山代温泉
[スケジュール]
・エントリー期限:2015年1月16日(金)
・研究会技報用原稿締切:2月中旬(予定)
[ご案内]
HCS研究会では、人のコミュニケーションの活動の解明に関する基礎研究から、
人や社会を幸せにするコミュニケーションのあり方や方法の探求に関する応用研
究まで幅広いテーマを扱っています。
2015年3月研究会は昨年度と同様、石川県の山代温泉で合宿形式で実施いたしま
す。昨年度と大きく異なるのは、いよいよ北陸新幹線が開業!(3月14日)、とい
う点です。関東方面の皆様は、新しい新幹線に乗って、石川県にお越しください。
テーマは上述の通り、「コミュニティデザインとコミュニケーション」と設定し
ました。北陸新幹線の開業で活気づいた石川・金沢を肌で感じていただきなが
ら、地域とコミュニケーションに関する研究について、議論したいと考えており
ます。その他、ヒューマン・コミュニケーション一般についての発表も広く募集
いたします。
なお、参加者間の交流を深めるために、原則として宿泊
(男女別相部屋)・懇親会の手続きは事務局がまとめて行います。予めご了承くだ
さい。宿泊・懇親会等に関する詳細は、近日中にホームページにて掲載いたしま
す。発表申込をされた皆様には、別途ご連絡いたします。また、聴講のみで宿泊
を希望される方も、HCS研究会のホームページをご確認の上、お申込みいただけ
れば幸いです。
奮ってご応募下さいますよう、お願い申し上げます。
[発表形式]
2つの発表形式で募集いたします。
1. 一般発表
従来と同様の、技術研究報告6ページ程度、発表時間20分程度のセッションとな
ります。
「コミュニティデザイン」およびコミュニケーション一般、というテーマに沿っ
た内容で、研究成果をご発表いただきます。
2. ポジションペーパー
技術研究報告2ページ以内、発表時間10分程度のセッションになります。
「コミュニティデザイン」およびコミュニケーション一般という課題について、
これから取り組もうとしている新しいアイデアや、どのようにアプローチすれば
いいか悩んでいるテーマ、現在進行中の研究の速報など、自由にアピールしてい
ただく場とします。
なお、執筆いただいた原稿は本研究会の技術研究報告に掲載されますが、HC賞の
候補対象とはなりません。
※発表件数が上限に達した場合、期限前に受付終了する可能性もあります。ま
た、HCS研究会幹事団および運営委員で構成するプログラム委員会において、発
表の可否を判断する場合がございます。予めご了承ください。
[発表申込方法]
以下の発表申込システムをご利用下さい。
[問い合わせ先]
金沢工業大学 渡邊伸行(HCS研究会幹事)
E-mail : n-watanabe[at]neptune.kanazawa-it.ac.jp
金沢工業大学 山本知仁 (HCS研究会専門委員)
E-mail : tyama[at]neptune.kanazawa-it.ac.jp
Authors: Nakamura, H., Ito, Y., Honma, Y., Mori, T., & Kawaguchi, J.
Title:Cold-hearted or cool-headed: physical coldness promotes
utilitarian moral judgment.
Journal(書誌情報):Frontiers in psychology, 5: 1086.
doi: 10.3389/fpsyg.2014.01086
Abstract: In the current study, we examine the effect of physical
coldness on personal moral dilemma judgment. Previous studies have
indicated that utilitarian moral judgment?sacrificing a few people to
achieve the greater good for others?was facilitated when: (1)
participants suppressed an initial emotional response and deliberately
thought about the utility of outcomes; (2) participants had a
high-level construal mindset and focused on abstract goals (e.g., save
many); or (3) there was a decreasing emotional response to sacrificing
a few. In two experiments, we exposed participants to extreme cold or
typical room temperature and then asked them to make personal moral
dilemma judgments. The results of Experiment 1 indicated that coldness
prompted utilitarian judgment, but the effect of coldness was
independent from deliberate thought or abstract high-level construal
mindset. As Experiment 2 revealed, coldness facilitated utilitarian
judgment via reduced empathic feelings. Therefore, physical coldness
did not affect the "cool-headed" deliberate process or the abstract
high-level construal mindset. Rather, coldness biased people toward
being "cold-hearted," reduced empathetic concern, and facilitated
utilitarian moral judgments.
著者Contact先の email: nakamura.hiroko[at]b.mbox.nagoya-u.ac.jp
皆様
京都大学デザイン学大学院・教育学研究科において、以下の講演会を開催いたし
ます。どうぞお気軽にご参加ください。参加無料、申し込み不要です。なお、講
演は英語で行われます。
日時:2014年11月27日(木) 13:30-15:00
場所:京都大学教育学部 第1会議室
講演者:Professor Akira Miyake(University of Colorado at Boulder, USA)
講演題目:The effects of mind-wandering on learning from lectures: The
role of note-taking, topic interest, and working memory capacity
講演要旨:In this talk, I plan to present the results of a brand-new
study that our research team just finished conducting. This study is
part of a collaborative research project with Dr. Michael J. Kane
(University of North Carolina Greensboro). The primary goal of this
project is to understand how mind-wandering and other distractions
(e.g., checking emails, texting) affect the learning of science contents
(especially statistics) from lectures. In particular, our team tries to
understand what sort of situational and individual differences factors
contribute to the occurrence of mind-wandering during lectures and what
sort of cognitive or motivational interventions might be effective in
reducing the negative impact of mind-wandering on learning. As a first
step toward these goals, our team conducted a large-scale study (N =
200) that examined the impact of a common classroom activity,
note-taking, on mind-wandering. Undergraduate students who had not taken
any statist!
ics course before were randomly assigned to the note-taking or
no-note-taking condition and viewed a 50-min video lecture on
introductory statistics during which their frequency of mind-wandering
was assessed using online probes. Before the lecture, the participants
completed a selective set of individual differences measures that may be
predictive of the frequency of mind-wandering episodes during the
lecture (e.g., prior interest in statistics, working memory capacity).
The learning of the lecture content was assessed at both pretest and
posttest with different types of questions. In this talk, I will present
the results from this study that we have just started to analyze and
discuss the theoretical and practical/educational implications of the
results. I will also provide an overview of some currently ongoing
studies (e.g., the effects of tweeting/texting on mind-wandering and
learning) and the studies we plan to conduct in the next (Spring 2015)
semester (lab-based int!
ervention studies and a classroom observational study).
世話人:齊藤 智(京都大学大学院 教育学研究科)
各位
このたび乾 敏郎教授が平成27年3月31日をもって,京都大学
大学院情報学研究科知能情報学専攻を早期退職されることとなりました.
つきましては,先生のこれまでのご功績を記念し,下記の通り,ご退職
記念シンポジウムを企画いたしました.
ご多用の折とは存じますが,ご臨席賜りますよう,謹んでお願い申し上げます.
なお,記念シンポジウムへご参加いただけます場合には,平成27年1月16日(月)
までに,下記のホームページよりご登録いただけますと幸甚です.
////// 記 //////////////////////////////////////////////////
● ご退職記念シンポジウム「認知機能のシステム的理解をめざして」
と き 平成27年1月23日(金) 午後2時から
ところ 京都大学吉田本部構内 総合研究八号館三階 NSホール
(京都市左京区吉田本町)
プログラム
14:00 - 14:10 開催ご挨拶
松山隆司 (知能情報学専攻長)
14:10 - 14:40 講演「脳と身体イメージ」
小川 健二(北海道大学)
14:40 - 15:10 講演「オブジェクト認知における特徴の統合」
齋木 潤(京都大学)
15:30 - 17:00 最終講義
「認知機能のシステム的理解をめざして」
乾 敏郎(京都大学)
17:00 - 17:10 閉会ご挨拶
//////////////////////////////////////////////////////////////
お問い合わせ先
記念行事幹事 水原啓暁
京都大学大学院情報学研究科知能情報学専攻
〒606-8501 京都市左京区吉田本町
TEL/FAX:075-753-3147
E-mail: hmizu[at]i.kyoto-u.ac.jp([at]を@に変えて送信してください。)
日本認知心理学会会員の皆様
下記のように2014年12月5日(金)に日本基礎心理学会第33回大会の前日にサテ
ライトオーラルセッションを開催しますのでお知らせ申し上げます。
本オーラルセッションでは、ご来場いただいたみなさまの投票を元に日本基礎
心学会 若手研究者特別委員会が選考を行い、優秀な発表者にThe Young
Psychonomic Scientist of the Year 2014を授与します。ぜひご来場のうえ投票
にもご参加下さい。
◎主催
日本基礎心理学会若手研究者特別委員会
◎目的
日本基礎心理学会に所属する若手に口頭発表を行う機会を与えると同時に、同
世代の優れた研究に接する機会を設けることを目的とする。
◎開催日程
2014年 12月 5日(金) 12時 55分 ~ 18時 45分
受け付け開始 12:30
ご挨拶と説明 12:55
セッション(1) 13:00~15:00 (30分×4件)
1.温文・川畑秀明
なぜ私は写真写りが悪いのか?自己顔の再認バイアス
2.井手正和・日高聡太
触覚誘導性視覚マスキング
3.大塚由美子・Isabelle Mareschal・Colin W.G. Clifford
正立・倒立顔における視線知覚の恒常性
4.吉本早苗・内田(太田)真理子・竹内龍人
環境座標系における運動知覚
セッション(2) 15:20~17:20 (30分×4件)
5.Hsin-Ni Ho・岩井大輔・吉川佑生・渡邊淳司・ 西田眞也
色と温度の相互作用:赤い物体よりも青い物体に触れたときのほうが温かく感
じやすい
6.竹島康博・行場次朗
Hemispheric Asymmetry in the Auditory Facilitation Effect in
Dual-Stream Rapid Serial Visual Presentation Tasks
7.中島亮一・塩入諭
横目観察では視覚処理が妨害される
8.浅野倫子・横澤一彦
色字共感覚の文字習得過程仮説
閉会の挨拶 17:20
カクテルセッション 17:30~18:45
*カクテルセッション中に,日本基礎心理学会若手研究者特別委員会が実施した
博士号取得者の進路調査結果の発表とThe Young Psychonomic Scientist of the
Year 2014の表彰式を行います。
◎開催場所:
首都大学東京南大沢 キャンパス 国際交流会館
〒192-0397 東京都八王子市南大沢1-1
◎聴講について
どなたでも聴講可能です。
◎お問い合わせ
young at psychonomic.jp (at を @に置き換えてください)
◎幹事
・会場幹事
石原正規(首都大学東京)
・日本基礎心理学会若手研究者特別委員会(五十音順)
北川智利 (NTTコミュニケーション科学基礎研究所)
白井述(新潟大学)
田谷修一郎(大正大学)
原澤賢充(NHK放送技術研究所)
山田祐樹(九州大学)
四本裕子(東京大学)
和田有史(農業・食品産業技術総合研究機構)
日本認知心理学会会員のみなさま
このたび,筑波大学みんなの使いやすさラボ(みんラボ)ならびにCogTalk研究会
の特別シンポジウムとして
仕事の場のエキスパートを,現実世界でどうつかまえていくか
~ K. Ericsson教授を囲んで ~
を開催いたします.
Ericsson教授は,言うまでもなく,Ericsson & Simon (1984, 1993) のProtocol
Analysis: Verbal Reports as Data (Cambridge, MA: MIT Press) を通じて,認
知科学における発話分析を科学的方法として一躍定着させていった立役者のお一
人です.その後も言語プロトコル分析の方法論を用いてさまざまなご研究の領域
で活躍され,とりわけ熟達者(エキスパート)研究では,研究界のみならず,実社
会の様々な領域で「エキスパートになる」過程のエキスパートとして,広くご活
躍されています.
今回のシンポジウムでは,「仕事の場でのエキスパートの認知的過程をいかに理
解していくか」をテーマとし,Ericsson教授の他に日本の研究者3名に話題提供
をしていただきます.また最後のディスカッションの時間には,そうした「現場
でのエキスパートの認知過程研究」あるいは「言語プロトコル分析を実り豊かに
行っていく」ための,研究者としてのエキスパートになっていくためには何が必
要なのか,研究者としての熟達化についても議論をしていきたいと考えています.
入場無料,どなたでもご参加いただけます.
お誘いあわせの上,ぜひ,ご参加ください.
記
特別シンポジウム
仕事の場のエキスパート:現実世界でどうつかまえていくか
~ K. Ericsson教授を囲んで ~
Special Symposium with Prof. K. A. Ericsson:
Expertise in Work Contexts: How Can We Capture Expert Skills and
Knowledge in the Real World?
主催:筑波大学みんなの使いやすさラボ,筑波大学CogTalk研究会
共催:日本認知心理学会
協賛:日本認知科学会 (交渉中)
筑波大学グローバル教育院エンパワーメント情報学プログラム
ABLE (慶応大学今井むつみ研究室・東京コミュニティスクール)
特別共催:内田洋行教育研究所
日時: 2014年12月5日(金) 13時から17時
場所: 筑波大学東京キャンパス文京校舎 講義室120
〒112-0012 東京都文京区大塚3-29-1
丸ノ内線茗荷谷(みょうがだに)駅下車「出口1」徒歩2分程度
話題提供者
K. Anders Ericsson (Florida State University)
Deliberate Practice and the Future of Education
楠見孝(京都大学)・伊東昌子 (常盤大学)
Tacit knowledge and expertise in salespersons and managers
営業担当者と管理職の暗黙知と熟達化
池谷のぞみ (慶應義塾大学)
Facilitating learning and communicating ethnography through 'patterns of
work'
エスノグラフィの習得と伝達を支援する
細馬宏道(滋賀県立大学)
Body Method of Interpretation: Multimodal Interaction Among Caregivers
in a Group Home for the Elderly
身体的解釈法:高齢者用グループホームにおける介護者間のマルチモーダルな相
互行為
*参加無料,どなたでもご参加いただけます,
*講演・討論のいずれも英語で行われます.
*受付混雑を避けるため,事前にお申し込みいただけますと幸いです.
事前申し込み先:
e-mail: sympoexpertise2014[at]gmail.com([at]を@に変えて送信してください。)
氏名:
所属:
連絡先(e-mail):
をご連絡ください.
連絡先:筑波大学 みんなの使いやすさラボ 代表:原田悦子
<mado[at]tsukaiyasusa.jp>([at]を@に変えて送信してください。)
電話:029- 879- 7351 受付時間:月曜日~金曜日(祝日除)9:00-17:00
(筑波大学人間系心理学域 教授 原田悦子)
会員の皆様
第二言語習得研究会(JASLA)では,毎年12月に全国大会を開催しております。
今年度は,2014年12月13日(土)・14日(日)に 筑波大学で行います。
特に,以下の企画については,留学生・日本人学生への日本語教育(特に論文・
レポート作成指導)に関わるみなさまにもご興味をお持ちいただけるかと思いま
したので,ご案内を差し上げています。会員になっていただかなくても,気軽に
ご参加いただけますので,是非,ご検討ください。
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
12月13日(土)13:45~17:00
≪パネルディスカッション≫「第二言語での引用はなぜ難しいか」
司会・ファシリテーター:菅谷 奈津恵(東北大学)
『引用』の前提としての読解と第2言語の読み手の問題点:石井怜子(麗澤大学)
パラフレーズの学習とその課題:鎌田美千子(宇都宮大学)
盗用と言われない引用指導:吉村富美子(東北学院大学)
パネルの趣旨説明,講師の紹介は,こちらをご覧ください。
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
全体のプログラム,会場への案内などについては,下記HPをご覧ください。
みなさまのご参加を心よりお待ちいたします。
第二言語習得研究会
広報委員長 西川朋美
大会運営委員 菅谷奈津恵
会員の皆様
急遽のお知らせになりますが,来年1月14日,15日の
韓国認知生物心理学会への発表支援を行うことになりました.
下記ご覧いただき,ぜひご応募ください.
*****
2014年11月6日
日本認知心理学会「韓国認知生物心理学会への発表支援」について
日本認知心理学会(担当:国際委員会)
2014年度より,日本認知心理学会は,韓国認知生物心理学会との相互交流を促進
していくために,若手研究者を対象として,2015年1月14日,15日に開催されま
す韓国認知生物心理学会・年次大会への発表参加支援を開始いたします.
まだ,英語版のCFPが入手できず,詳細がわからないためにご迷惑をおかけし
ます.(入手でき次第,別途配信します)
また,大会実施ならびに支援申請の〆切まで準備期間が短いですが,初めての
支援事業に,ぜひご参加ください.
0. 助成対象
韓国認知生物心理学会The Korean Society for Cognitive and Biological
Psychology (KSCBP) 年次大会 への参加
2015年 1月14日(水),15日(木)
韓国 済州島
参加申し込みURL、
発表申請URL
#いずれも韓国語のサイトです.Google翻訳版を添付しますが,翻訳の精度については保証できませんので,あくまでも「参考までに」ご覧ください.
※ 学会の詳細については,近日中に英語版CFPが届き次第,追加連絡いたします.
○ 発表は英語セッションでの発表になります.
○ 助成対象者は,数名を予定しています.
1.申請資格
申請者は,申請時に次のいずれかであることが必要です.
A. 日本認知心理学会の院生会員
B. 日本認知心理学会の正会員で,2015年3月31日の時点で,36歳以下.
2. 助成内容
審査の結果採択された申請については,旅費・宿泊費・学会参加費の実費を補助
します。ただし総額で10万円を限度といたします.
- 実際の支給は会議開催後になります.請求方法等については個別にご案内いた
します.
- 助成を受けた方全員に,会議終了後2週間後程度をめどに会議参加報告書を提
出していただきます.どのようなシンポジウム,セッションに参加したか,発表
の様子はどうだったか等の情報も含め,A4判で1枚程度の報告書を提出してくだ
さい.また会議参加報告書を受けて,日本認知心理学会HPおよびその他の出版物
に掲載するためのより詳細な報告の執筆をお願いする可能性があります(写真
1~2枚を含む).
3. 申請手続
以下の書類をPDFファイルの形で事務局あてに電子メールで送付してください.
お問い合わせも事務局までお願いします.
e-mail: g-office [at] cogpsy.jp
※メイルタイトルは「KSCBP発表支援申請」としてください
〆切:2014年11月30日(日) 午後8時まで (厳守)
1) 申請書
表題に「日本認知心理学会 韓国認知生物心理学会への発表支援 申請」と記
し,以下の項目を記してください.
- 氏名(自著,捺印のこと)
- 申請日付
- 生年月日(生年は西暦で)
- 会員種別(会員番号)
- 発表のタイトル
- 発表の共著者(承諾の有無)
- 論文の種別(oral・poster)
- 他からうけている所属機関内外の援助(金額)(予定のものはその旨を記す
こと)
- Emailアドレス
- 所属(身分)
- 郵便番号
- 住所
- 電話番号
2) 日本認知心理学会員であることの申し立て
(会員番号等.学生会員の場合,学生の身分を証明するもの(学生証のコピー
等)のPDFを添付すること)
3) 連名発表の場合,本助成応募に対する共著者の承諾書(形式は自由ですが,
共著者の署名ないし捺印が必要です).
4) 発表申込を予定している論文(予稿集原稿 英語,A4版1枚)
※2コラムになっていれば,特に書式は問いませんが
認知心理学会の発表予稿集用フォーマットを使っていただくと便利です
審査結果は 12月15日(月)までに,メールにて,お知らせします.
5. 備考
- 他から助成を受けている場合でも,本助成へ申請することができます.ただ
し,審査時にその有無を考慮する場合があります.
- 連名発表の場合,助成対象は原則として主たる発表者(登壇発表者等)1名
のみとします.
- 助成プログラムの趣旨に照らして,若手(キャリア,年齢等)の方を優先採
用します.
当研究部会では、12月6日(土)、第14回定例研究会を開催致します。今回
も前回に引き続き、2名の会員に話題提供をお願いし、実験計画、データ分析上
の課題、問題点を上げて頂き、ケーススタディ的に研究方法、データ分析の課題
とその解決法を検討しつつ、参加者の知見を深めようという企画で行います。会
員、非会員を問いませんので、ご興味のある方は、是非ご参加ください。詳細は
下記案内をご参照ください。
第14回定例研究会
・ 日時:2014年12月6日(土)13:30~17:00
・ 場所:法政大学 ボアソナードタワー11階 BT1100番教室
(下記会場案内をご参照下さい。)
・ 事前登録:人数把握のため事前に下記問い合わせ先までご連絡をお願い致し
ます。
・ プログラム
1)ケース・スタディ、2件(各ケース、話題提供30~40分、質疑応
答・討論50~60分)
2)懇親会(自由参加)
・ 参加費:無料(研究会終了後、親睦会を計画しています。こちらは実費ある
いは会費制とします。)
ケース・スタディ発表者と題目・要約
望月正哉氏(日本大学文理学部)
題目:行為文理解における心的シミュレーションは常に起こっているのか?
要約:
身体性認知に基づく言語理解の研究では、行為に関連する文から心的シミュレー
ションを通じて感覚運動情報が活性化されることが示されているが、それらの情
報が常に活性化されるかは議論となっている(Zwaan, 2014)。本研究では、異
なる課題文脈において、日常的な行為に関する文とともに遂行できない行為に関
する文を提示し、心的シミュレーションが起こるのか検討した。実験の結果、課
題により心的シミュレーションの生起には違いがみられたが、文の種類の影響は
明確でなかった。これらの結果をもとに、行為文理解における心的シミュレー
ションの生起条件や、心的シミュレーションが文を理解するために必須なもので
あるのかについて議論する。
上田紋佳氏(日本心理学諸学会連合検定局 研究員)
題目:読書する本のジャンルが言語力に及ぼす影響の検討:小学生児童の図書貸
し出し数による検討
要約:
児童期における読書が言語力を高めることが数多くの研究によって報告されてき
た(e.g., Echols, West, Stanovich, & Zehr, 1996; Mol & Bus, 2011)。しか
し、一口に読書といっても、フィクションを中心に読む場合と、ノンフィクショ
ンを中心に読む場合では、本を読む動機、本の内容、そして用いられる言葉な
ど、非常に多く面で異なる。したがって、読書が言語力に及ぼす影響は、フィク
ションを中心に読む児童とノンフィクションを中心に読む児童では異なってくる
と予想される。しかしながら、上記の問題については先行研究がほとんどないの
が実情である。そこで本研究では、小学生1~6年生を対象に、実際に図書室で借
りた本のジャンルの違いが言語力に及ぼす影響について検討した。言語力は、
Reading-Test読書力診断検査(福沢・平山, 2009)によって、読字力、語彙力、
文法力、文章理解力を測定した。結果として、低学年では、文章理解力はどの
ジャンルとも関連が見られなかったのに対して、読字力は絵本以外のジャンルに
よって有意に予測されることが示された。また、高学年では、フィクション(文
学)が全般的に言語力を予測した。つまり、学年によって、読む本のジャンルと
言語力の関係が変化することが示された。本研究の結果を踏まえ、言語力を高め
ることを目的とした児童への読書指導法について議論を行いたい。
問い合わせ、申込み先:
国際基督教大学 森島泰則
E-mail: morishima[at]icu.ac.jp([at]を@に変えて送信してください。)
Phone: 0422-33-3673
会場案内:
法政大学市ヶ谷キャンパス
ボアソナードタワーは、市ヶ谷キャンパス内の26階建てのビルです。
エレベーターはオレンジ(低層階用)と青(高層階用)の2種類あります。
どちらもご利用できますが、青いエレベータの方が便利です。
そのまま直接1100番実験室までお越しください。
守衛所等で受け付けなどは必要ありません。
なお,緊急の連絡先は、03-3264-9382(福田由紀研究室)、
03-3264-5024(実験室付属の準備室)です。
日本認知心理学会会員の皆様
新学術領域研究「共感性の進化・神経基盤」です。
この度、下記シンポジウムを開催することとなりました。人文社会学・神経科
学・臨床医学の連携による新しい総合人間科学的領域にチャレンジする若手研究
者を励ましに、是非ご参加ください。
「共感性領域・自己制御精神領域合同若手育成シンポジウム」
日時:2014年12月13日(土)9:30~12:00
場所:東京医科歯科大学M&Dタワー2階共用講義室2
(会費無料・包括脳冬のシンポジウムへの事前登録が必要(11月10日ま
で)、発表言語は日本語)
詳細は
をご参照下さい。
尚、おおよその参加人数把握のため、参加ご希望の方は共感性事務局
empathy.admin[at]darwin.c.u-tokyo.e.jp までご連絡をお願いいたします。
([at]を@に変えて送信してください。)
みなさまのご参加をお待ちしております。