office: 2015年8月アーカイブ

日本認知心理学会会員の皆様:
第12回研究会プログラムの変更をお知らせします.
 (複数のMLにご案内をお送りしております。重複をご容赦ください。)

今回は,東京都健康長寿医療センター研究所の鈴木宏幸先生による特別講演
高齢者を対象とした介入研究の実際-試験の構築と解釈における留意点-
と,発表希望の方による一般演題を行います.
皆様のご参加をお待ちしております。

なお,夕方17時半頃より懇親会(新大阪駅周辺)を予定しております。
どうぞよろしくお願いいたします。
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○日付
2015年8月29日(土)13時~17時

○会場 滋慶医療科学大学院大学 9階視聴覚大講義室

○スケジュール
13:10-14:10(特別講演:チュートリアル企画)
  鈴木宏幸先生(東京都健康長寿医療センター研究所)
  高齢者を対象とした介入研究の実際
  -試験の構築と解釈における留意点-

14:20-16:40(一般演題)

14:20-15:00(発表30分、質疑10分)
永井 成美(兵庫県立大学)
健常高齢者の認知機能改善を目的とした栄養介入試験

15:00-15:30(発表20分、質疑10分)
小園 麻里菜(大阪大学)
高齢期の余暇活動と認知機能との関連
前期高齢者から超高齢者に渡る検討 SONIC研究の結果から

15:30-15:40 休憩

15:40-16:10(発表20分、質疑10分)
上野大介(甲子園大学)
情動を喚起する画像(IAPS)の評価に関する信頼性の予備的検討

16:10-16:40(発表20分、質疑10分)
権藤 恭之(大阪大学)
高齢期の認知機能と幸福感の関係について

16:40-17:00 総合討論
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認知心理学会高齢者研究部会
代表者:権藤恭之(大阪大学)
事務局:熊田孝恒(京都大学)、石松一真(滋慶医療科学大学院大学)

ディスコース心理学研究部会定例会のご案内

9/12(土)に定例研究会を開催致します。今回は,3名の方から研究計画、研究結果について話題提供頂き、それらを議論するという検討会を行います。言語について関心を持つ皆様と,楽しく,有意義な議論ができれば幸いです。みなさまのご参加をお待ちしております。当日用意する発表資料の部数を把握するために,参加ご希望の方は下記までご連絡ください。

問い合わせ,申込み先:
  電気通信大学 猪原敬介
  E-mail: kei.inohara_at_gmail.com (_at_を@に書き換えてください)

 研究会後には,懇親会も予定しております(参加希望は当日受け付けます)。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。


       【第17回定例研究会】

・ 日時:2015年9月12日(土)13:30~17:00

・ 場所:法政大学 ボアソナードタワー11階 BT1100番教室
     (下記会場案内をご参照下さい。)

・ プログラム

1)開会あいさつ 13:30-13:35

2)研究(計画)発表(一人につき,研究発表30分+質疑応答30分,敬称略,発表順は変更の可能性あり) 13:35-16:55

★浅見紫織(国際基督教大学)

<タイトル>
Anaphoric Resolution of Unheralded Pronouns in Second Language Comprehension

<アブストラクト>
 第一言語では,指示対象が遠く離れているunheralded pronouns(不意打代名詞)について,その対象のアクセス可能性を高めることができる。この研究では,第二言語学習者がunheralded pronounsに関連する概念のアクセス可能性を高めることができるかを検討しようと考えている。
 実験方法はGreene, Gerrig, McKoon & Ratcliff (1994)に準ずる。
実験対象者は日本人英語学習者と英語母語話者である。使用する文章は12文で構成し,メインの登場人物2人とターゲットの登場人物が表れるイントロダクション5文,代名詞と指示対象が1-2文程度離れたconcept presentと5-6文離れたconcept absentの二種類の中盤4文,メインの登場人物が再び出会う再会文,nheralded pronounを含む代名詞文,そして結末文に分けようと思う。実験1では代名詞文の一文前で,実験2では代名詞文の後でプローブ反応課題を行う。プローブ語はターゲットの登場人物の社会的役割(cousin,やteacherなど)である。
 第二言語学習者はずっと前に提示された情報へのアクセスに困難が考えられる。したがって,代名詞文の前後のプローブ語への反応時間および代名詞文の読み時間はconcept presentよりもconcept absentの場合に遅くなると予想している。

*発表は日本語,研究計画の発表となります。

★野原みゆき(青山学院大学)

<タイトル>
同化政策経験の想起の「語りにくさ」に関する心理学的研究ーアメリカ統治下の沖縄における方言札を事例としてー

<アブストラクト>
[目的]本研究は老年期の沖縄人の「方言札」の想起を通して、事後的に差別・抑圧的な体験と社会的に枠付けされた際、当事者は自伝的記憶をどのように再編成するのか、その過程を明らかにすることを目的とする。
[方法]現地の高齢者を対象に半構造化インタビューを行った。逐語化したデータを元に「方言札」に関する語りの発話構造に着目し、ポジショニング分析(Harre, 1999)を行った。
[結果] 方言札の想起の特徴として,(1)「個人的な経験に基づいた一般的な方言札の概要」、(2)「『当事者』ポジションへの選択的回避」、(3)「希薄な方言札の語り」という3点の語りの特徴が確認された。
[考察] 研究協力者たちの「方言札」体験は、メディアが中心となり事後的に差別・抑圧的な体験として社会的に枠付けされてしまった。そのため、研究協力者たちは自身の方言札の体験とは異なるため、彼/女らの自伝的記憶の調整が機能していないと考えられる。

*研究の途中経過の報告となります。

★岡隆之介(京都大学)

<タイトル>
比喩表現に及ぼす話し手-聞き手の情報関与

<アブストラクト>
 比喩表現に関する多くの先行研究は、比喩表現の産出や理解において文脈が重要であることを主張してきたにもかかわらず、社会的な文脈が比喩表現の産出や理解にどのように影響するかを明らかにしてこなかった。本研究では社会的な文脈の一つである「情報に対する関与(岡本, 2000)」に注目し、情報に対する関与 が比喩表現の産出(研究1)や理解(研究2)にどのように影響するかを検討した。研究1から、話し手が聞き手にネガティブな感情状態を伝える場合に、情報に対する関与が低い聞き手に対して産出される比喩表現は、関与が高い聞き手に対して産出される比喩表現よりも、よりネガティブであることが示された。また研究2から、聞き手が話し手のネガティブな感情状態を受け取る場合に、話し手の情報に対する聞き手の関与の有無によって、比喩表現のネガティブさが影響したが、その方向性は主題によって異なる傾向を示す可能性が示された。

*研究結果の発表となります。


3)懇親会(自由参加)

・ 研究会参加費:無料
・ 懇親会参加費:実費あるいは会費制

会場案内:

法政大学市ヶ谷キャンパス

  ボアソナードタワーは,市ヶ谷キャンパス内の26階建てのビルです。
  エレベーターはオレンジ(低層階用)と青(高層階用)の2種類あります。
  どちらもご利用できますが,青いエレベータの方が便利です。
  そのまま直接,11階のBT1100教室までお越しください。
  守衛所等で受け付けなどは必要ありません。
  なお,緊急の連絡先は,03-3264-9382(福田由紀研究室直通),
  03-3264-5024(実験室付属の準備室)です。
  http://www.hosei.ac.jp/gaiyo/campus/ichigaya/ichigaya.html
  http://www.hosei.ac.jp/gaiyo/campus/ichigaya/index.html#toc02

研究部会HP:https://sites.google.com/site/discoursestudy/

T_ADS + 新建築社 レクチャーシリーズ第一回

インターネット前提時代のインターフェースデザイン
Interface design in the Post-Internet Age

日時 2015年8月26日(水) 18:00 - 20:00(開場17:30)
場所 東京大学本郷キャンパス工学部一号館 415号教室
講師 渡邊 恵太
1981年生まれ。明治大学総合数理学部 先端メデイアサイエンス学科専任講師。
シードルインタラクションデザイン株式会社代表取締役社長。 2009年慶應義塾大学政策メディア研究科博士課程修了。博士(政策・メディア)。知覚や身体性を活かしたインターフェイスデザインやネットを前提としたインタラクション手法を研究。近著に『融けるデザイン ハードxソフトxネットの時代の新たな設計論』(BNN新社、2015)。
言語 日本語 / 英語(同時通訳)


T_ADS + 新建築社 レクチャーシリーズ第二回

錯覚原理を足場に構想する、<からだ>のリコンストラクション
Body-image reconstruction based on the principle of the body ownership illusion

日時 2015年8月28日(金) 18:00 - 20:00(開場17:30)
場所 東京大学本郷キャンパス工学部一号館 15号教室
講師 小鷹 研理
1979年生まれ。京都大学総合人間学部卒業後、京都大学情報学研究科・IAMASを経て、早稲田大学WABOT-HOUSE研究所で博士(工学)を取得。2012年より現職(名古屋市立大学芸術工学研究科・准教授)。主にからだの錯覚に関する研究に従事。大会論文賞(IPSJ2005)、入選(Ask?映像祭2007)、BEST PAPER AWARD ROBOTICS(IEEE/SICE SII2011)、インタラクティブ発表賞(インタラクション2015)等受賞。
言語 英語

主催 東京大学建築学専攻 Advanced Design Studies (T_ADS) 新建築社
WEB http://t-ads.org

日本認知心理学会会員の皆様:

今回は,東京都健康長寿医療センター研究所の鈴木宏幸先生による特別講演
高齢者を対象とした介入研究の実際-試験の構築と解釈における留意点-
と,発表希望の方による一般演題を行います.
皆様のご参加をお待ちしております。

なお,夕方17時半頃より懇親会(新大阪駅周辺)を予定しております。
どうぞよろしくお願いいたします。
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○日付
2015年8月29日(土)13時~17時

○会場 滋慶医療科学大学院大学 9階視聴覚大講義室

○スケジュール
13:10-14:10(特別講演:チュートリアル企画)
  鈴木宏幸先生(東京都健康長寿医療センター研究所)
  高齢者を対象とした介入研究の実際
  -試験の構築と解釈における留意点-

14:20-16:30(一般演題:発表30分、質疑10分)

14:20-15:00
永井 成美(兵庫県立大学)
健常高齢者の認知機能改善を目的とした栄養介入試験

15:00-15:40
小園 麻里菜(大阪大学)
高齢期の余暇活動と認知機能との関連
前期高齢者から超高齢者に渡る検討 SONIC研究の結果から

15:40-15:50 休憩

15:50-16:30
権藤 恭之(大阪大学)
高齢期の認知機能と幸福感の関係について

16:30-17:00 総合討論
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認知心理学会高齢者研究部会
代表者:権藤恭之(大阪大学)
事務局:熊田孝恒(京都大学)、石松一真(滋慶医療科学大学院大学)

大会名:ヒューマンコミュニケーションシンポジウム2015 ~伸縮自在なコミュケーション~

期 日:2015年12月16日(水)~12月18日(金)

会 場:富山国際会議場(http://www.ticc.co.jp/

趣 旨:本シンポジウムでは、HCG所属研究会の関係者を中心にヒューマンコ
ミュニケーションに関わる様々な分野の研究者が一同に会します。研究会に関係
なく全発表申込を統一枠で取り扱い、関連研究を集めてセッションを組むこと
で、研究成果発表の場だけでなく、研究者間の交流の場を提供します。

概 要:一般応募のオーラル発表、インタラクティブ発表(ポスター形式)に加
え、招待講演も予定しております。
詳細はhttp://2015.hcg-symposium.org/  をご覧下さい。



●HCGシンポジウム2015~伸縮自在なコミュニケーション~
【開催案内】
電子情報通信学会 ヒューマンコミュニケーショングループ(HCG)が主催する
HCGシンポジウム2015は下記の通り開催されます.
HCGシンポジウムは,HCGに属する各研究会はもとより,その他の研究分野との横
断的かつ濃密な交流を促進することを狙いとしています.ヒューマンコミュニ
ケーションに関する各種研究,さらに新しい研究領域からの野心的,先進的な研
究発表を歓迎します.全ての口頭発表者がインタラクティブ発表でも同一内容を
発表でき,幅広い分野の参加研究者とのディスカッションを行うことができま
す.皆様のご投稿,ご発表,ご参加を心よりお待ち申し上げております.

会 場: 富山国際会議場(富山市大手町1)
会 期: 2015年12月16日(水)~18日(金)
発表申込締切: 2015年8月31日(月) 24:00 JST
発表原稿締切: 2015年10月9日(金) 24:00 JST

【発表区分】
口頭発表
一般の口頭発表の他にオーガナイズドセッション,萌芽的研究内容も受け付けます
インタラクティブ発表で同一内容を発表できます
インタラクティブ発表
デモまたはポスター形式での発表です

【対象分野】
ヒューマンコミュニケーション基礎
ヒューマン情報処理
マルチメディア・仮想環境基礎
福祉情報工学
発達障害支援
ヒューマンプローブ
食メディア
情報の認知と行動
ヴァーバル・ノンヴァーバル・コミュニケーション

その他,ヒューマンコミュニケーションに関する全般,あるいは新領域
本シンポジウムは,研究会に関係なくすべての発表申込を統一枠で取り扱い,関
連研究を集めてセッションを組むことで研究会間の交流を目指す形式で実施いた
します.

【オーガナイズドセッション】
今年も注目すべきトピックの研究発表を集めたオーガナイズドセッションを5つ
企画しました.
それぞれのトピックの専門家と議論できる貴重な場です.奮ってご投稿ください.
各セッションの詳細についてはこちらをご覧ください.

オーガナイズドセッションⅠ 「G空間×ソーシャル・サイバー・フィジカル」
オーガナイザ: 蔵田武志(産総研)

オーガナイズドセッションⅡ 「旅と場所」
オーガナイザ: 伊藤昌毅(東京大学)・飯塚重善(神奈川大学)・薄井智貴
(名古屋大学)・岩井将行(東京電機大学)・金杉 洋(東京大学)

オーガナイズドセッションⅢ 「ソーシャル・イメージング」
オーガナイザ: 鈴木健嗣(筑波大)・小森政嗣(大阪電通大)

オーガナイズドセッションⅣ 「コミック工学」
オーガナイザ: 松下光範(関西大)

オーガナイズドセッションⅤ 「雰囲気工学」
オーガナイザ: 湯浅将英(湘南工科大)・片上大輔(東京工芸大)・小林一樹
(信州大)・田中貴紘(名大)・大村英史(東京理科大)

【表彰】
HCGシンポジウム2015では,優れた研究発表を下記の通り表彰する予定です.
最優秀インタラクティブ発表賞 (一般/学生問わず)
優秀インタラクティブ発表賞 (一般)
学生優秀インタラクティブ発表賞 (学生)
オーガナイズドセッション賞 (一般/学生問わず)

【情報保障のご案内】
視覚や聴覚等に障害がある方でも参加・発表できるように情報保障を行います.
詳しくはこちらをご覧ください.

【主催】
電子情報通信学会 ヒューマンコミュニケーショングループ

【後援】
ヒューマンインタフェース学会,映像情報メディア学会,計測自動制御学会,情
報処理学会,日本バーチャルリアリティ学会,日本音響学会,日本顔学会,日本
認知科学会,日本認知心理学会 (依頼中も含む)

関係者の皆様,
#重複して受け取られた場合はご容赦ください.

開催日が近づいて参りましたので再度ご案内させていただきます.
また,初日には懇親会を予定しております.ご参加いただける方は以下からご記入ください.宜しくお願いします.

【開催案内】
電子情報通信学会ヒューマンコミュニケーション基礎(HCS)&ヴァーバル・ノンヴァーバル・コミュニケーション研究会(VNV)合同研究会「コミュニケーションと関係構築および一般」
HCS: http://www.ieice.org/~hcs/
VNV: http://www.ieice.org/~vnv/

[概要]
テーマ:コミュニケーションと関係構築および一般
開催日:2015年8月21日(金)~22日(土)
開催場所:立命館大学朱雀キャンパス, 大講義室
〒604-8520 京都市中京区西ノ京朱雀町1

[発表プログラム]
http://www.ieice.org/ken/program/index.php?tgs_regid=eaeaf4ee38ddf1d3a76fe377c7ecc541c3c44ce6ff0a64308c41e767b68bfa11&tgid=IEICE-HCS&lang=

[懇親会案内]
8/21(金)に,懇親会を開催する予定です.ご参加いただける方は以下のURLからご登録下さい.締切は,8/18(火)です.
http://goo.gl/forms/S073F2CNV9

[招待講演]
-講演者:加納政芳先生(中京大学)
-「ロボットとのコミュニケーションのかたち」

[問い合わせ先]
問合せ先(HCS):林 勇吾(立命館大学)E-mail:yhayashi[at]fc.ritsumei.ac.jp
問合せ先(VNV):菊地 浩平(国立情報学研究所)E-mail:vadise[at]nii.ac.jp

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日本行動計量学会第43回大会開催のお知らせ
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重ねてのご案内になるかと思いますが、下記の通り、日本行動計量学会第43回大
会を開催いたします。19の特別セッション、14の一般 セッションに加え、今大
会からの新規企画であるポスターセッションと9つのラウンドテーブル・ディス
カッションが企画され、ま た、2つのテーマからなるチュートリアルセミナー、
高根芳雄先生(McGill University/University of Victoria)による特別講演「柳
井レクチャー」、これから始まるデータサイエンスの時代といかに向き合うかを
論じる第43回大会特別公開講演(無料公開)「データ サイエンスの今日的課
題」、東日本大震災の復興過程の問題と政策決定過程についての公開シンポジウ
ムも開催されています。

下記に概要を掲載させていただきます。より詳しくは大会Web
でご確認の上、ぜひご参加くださいますよう、ご案内申し上げます。

非会員の方でも、当日、大会受付にて、入会申込をしていただきますと、入会手
続き中として、会員扱いでの参加が可能です。ぜひと も、ご検討下さい。もち
ろん、非会員の方のご参加も歓迎いたします。

本大会が有意義な会となるよう実行委員一同最善を尽くし、皆様をお待ちしてお
ります。
どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

■第43回大会基本情報
・期 間:2015年 9月1日(火)~4日(金)
1日はチュートリアルセミナー
・場 所:首都大学東京南大沢キャンパス
・問い合わせ先:
 大会ヘルプデスク(bsj-desk[at]bunken.co.jp)
 大会実行委員会(bsj2015[at]tmu.ac.jp)

■大会の構成
9月1日(火)チュートリアルセミナー
9月2日(水)特別セッション、一般セッション(口頭発表)、ラウンドテーブ
ル・ディスカッション
9月3日(木)一般セッション(口頭発表・ポスターセッション)、
特別講演「柳井レクチャー」、第43回大会公開シンポジウム、総会、懇親会
9月4日(金)第43回大会特別講演、特別セッション、一般セッション(口頭発表)

■チュートリアルセミナーのご案内
テーマA:ロボット介護機器評価・改善を実現する「人」の能力最大化支援
    -現場状況の把握・行動の意味分析・行動変容を目指して-
講師:西村 拓一(産業技術総合研究所)
会場:首都大学東京南大沢キャンパス1号館1階120教室
日時:2015年9月1日(火)13:00~16:30(12:30受付開始、途中休憩をはさむ)

テーマB:著者が解説する「Rによる心理学研究法入門」
企画・司会:山田 剛史(岡山大学)
講師:宇佐美 慧(筑波大学)、尾崎 幸謙(筑波大学)、鈴木 雅之(昭和女
子大学)、
高橋 雄介(京都大学)、安永 和央(東京大学・日本学術振興会)
会場:首都大学東京南大沢キャンパス1号館3階330教室(パソコン室)
日時:2015年9月1日(火)13:00~17:30(12:30受付開始、途中休憩をはさむ)
定員:60名

■特別講演「柳井レクチャー」
日時:2015年9月3日(木)13:40~14:40
会場:首都大学東京南大沢キャンパス1号館2階230教室
タイトル:Analysis of brain connectivity through fMRI data : Dynamic
GSCA and dynamic GCANO
講演者:Yoshio Takane (McGill University/University of Victoria)

■第43回大会公開シンポジウム(無料公開)
日時:2015年9月3日(木)14:50~16:50
会場:首都大学東京南大沢キャンパス1号館2階230教室
タイトル:東日本大震災の復興過程の問題と政策決定過程
講演者:山下 祐介(首都大学東京)

■第43回大会特別講演(無料公開)
日時:2015年9月4日(金)9:30~11:30
会場:首都大学東京南大沢キャンパス1号館1階120教室
タイトル:データサイエンスの今日的課題
オーガナイザー・討論者: 木下 冨雄(京都大学名誉教授)
オーガナイザー・司会者: 丸山 久美子(聖学院大学名誉教授)
講演:
調査研究から見た「データの科学」の課題 吉野 諒三(統計数理研究所)  
ビジネスに活かすデータサイエンス 丸山 宏(統計数理研究所)
'Big data' is a big problem. : 別名「データ独裁制」 松原 望(聖学院大
学大学院/東京大学名誉教授) 
マーケティングにおける社会心理学アプローチの系譜 飽戸 弘(東京大学名誉
教授)

■参加申込について
参加申込のページ
よりお申し込みください。
・「早期振込」の期限は、8月12日(水)です。

日本行動計量学会第43回大会実行委員会
実行委員長 中尾啓子(首都大学東京)

Authors: Morita, A., Morishima, Y., & Rackham, W. D.
Title: Right Dorsolateral Prefrontal Cortex Activation during a Time
Production Task: A
Functional Near-Infrared Spectroscopy Study.
Journal(書誌情報): Asian Journal of Neuroscience, 2015, Article ID 189060
doi: 10.1155/2015/189060
論文URL: http://www.hindawi.com/journals/ajn/2015/189060/
Abstract: 
Accurate time estimation is crucial for many human activities and
necessitates the use of working memory, in which the dorsolateral
prefrontal cortex (DLPFC) plays a critical role. We tested the hypothesis
that the DLPFC is activated in participants attempting time estimations
that require working memory. Specifically, we used functional near-infrared
spectroscopy (fNIRS) to investigate prefrontal cortical activity in the
brains of individuals performing a prospective time production task. We
measured cerebral hemodynamic responses in 26 healthy right-handed
university students while they marked the passage of specified time
intervals (3, 6, 9, 12, or 15 s) or performed a button-pressing (control)
task. The behavioral results indicated that participants' time estimations
were accurate with minimal variability. The fNIRS data showed that activity
was significantly higher in the right DLPFC during the time estimation task
compared to the control task. Theoretical considerations and the results of
this study suggest that DLPFC activation resulting from time estimation
indicates that the working memory system is in use.

著者Contact先の email: asamorita[at]gmail.com
Authors: Morishima, Y.
Title: Elaborations for the Validation of Causal Bridging Inferences in
Text Comprehension.
Journal(書誌情報):  Journal of Psycholinguistic Research, July, 2015 ('Online
First' version)
doi: 10.1007/s10936-015-9387-x
Abstract: 
The validation model of causal bridging inferences proposed by Singer and
colleagues (e.g., Singer in Can J Exp Psychol, 47(2):340-359, 1993) claims
that before a causal bridging inference is accepted, it must be validated
by existing knowledge. For example, to understand "Dorothy took the
aspirins. Her pain went away," one first computes a mediating idea RELIEVE
[ASPIRIN, PAIN]. Then, the truth of it is validated on the basis of
existing knowledge. The present study examined the hypothesis that a causal
inference would be drawn and validated even when validating knowledge is
not familiar or available because elaborations are made to retrieve or
construct such knowledge. Experiment 1 showed that people tend to judge
naturalness of a text based on causal relations and that causality was
indeed recognized in those texts in which the antecedent sentence and the
consequence sentence are not linked by familiar knowledge. Experiment 2,
which measured sentence reading times, showed that while sentence
processing times were longer for such texts than texts involving familiar
knowledge, there was no difference between these texts in reading the
subsequent sentence describing the validating idea. These results provided
evidence supporting elaboration as well as validation of causal bridging
inferences.

著者Contact先の email: morishima[at]icu.ac.jp

11月14日(土)に下記の通り日本認知心理学会の公開シンポジウム 「日常における認知心理学」を開催しますので ぜひご参加くださいますようお願い致します。


日時:2015 年11 月14 日(土) 10:30~15:30
場所:京都大学東京オフィス

10:30~10:40
開会の辞
箱田裕司教授(日本認知心理学会理事長・京都女子大学発達教育学部)

10:40~11:40
熊田孝恒教授(京都大学情報学研究科)
『運転と認知機能:高齢者、初心者、熟練者、それぞれの問題』

昼休み(60分)

13:00~14:00
下津咲絵准教授(京都女子大学発達教育学研究科)
『認知行動療法の効用:基礎と応用をつなぐ』

休憩(15分)

14:15~15:15
厳島行雄教授(日本大学文理学部心理学科)
『目撃証言の心理学:現実の事件で目撃者は何を語るのか?』

15:15~15:25
閉会の辞
乾敏郎教授(追手門学院大学心理学部)