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日本心理学会YouTubeライブ・話題の論文について著者と語るシリーズ
第1回 吉田寿夫・村井潤一郎(2021)
「心理学的研究における重回帰分析の適用に関わる諸問題」
心理学研究92巻(早期公開)
https://psych-yt-live-20210702.peatix.com/
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日本心理学会では,このたび,新しいオンラインイベントのシリーズを開催する ことになりました。
参加費無料・一般公開で,どなたでもご参加いただくことができます(要参加申 込)。

日本心理学会YouTubeライブ・話題の論文について著者と語るシリーズ
第1回 吉田寿夫・村井潤一郎(2021)
「心理学的研究における重回帰分析の適用に関わる諸問題」
心理学研究92巻(早期公開)

論文URL
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjpsy/advpub/0/advpub_92.19226/_article/-char/ja

主催
公益社団法人日本心理学会
https://psych.or.jp/

企画
日本心理学会広報委員会・機関誌等編集委員会

日時
2021年7月2日(金)20時-21時40分

登壇者
吉田寿夫(関西学院大学社会学部)
樋口匡貴(上智大学総合人間科学部)
小塩真司(早稲田大学文学学術院)
岡田謙介(東京大学教育学研究科)

企画者・司会者
三浦麻子(大阪大学大学院人間科学研究科)
企画者
山田祐樹(九州大学基幹教育院)

吉田・村井論文は,2021年5月31日にJ-STAGEで公開されてすぐにSNSで大きな話 題をさらった.
重回帰分析という心理学者にとってなじみ深い,つまり当たり前のように(つま り,あまり何も考えずに…?)自分たちの研究に適用してきた統計分析手法につ いて批判的に論じた論文であること,しかもその批判の対象はここ数年に『心理 学研究』に掲載された論文たちであることの両方が非常に大きなインパクトを 持っていたと考えられる.
もちろん批判は建設的な内容であるが,批判の対象となった論文も査読を経て掲 載されたものであることは間違いない.論文の俎上にのぼった論文の著者ばかり ではなく,その論文の査読者や『心理学研究』編集委員会も,そして同様の諸問 題を(意識していようがいまいが)看過してきた心理学者たちすべてが,批判を 受け止めてこれからどうすべきかを考える必要がある.
つまり,言い方を変えれば,これは考えるためのチャンスでもある.そこで,責 任著者である吉田寿夫氏と,俎上にのぼった論文の著者のうち樋口匡貴氏と小塩 真司氏,そして心理統計学者の岡田謙介氏にご登壇をお願いして,公開の場でこ の問題について意見交換し,議論する場を設定することにした.
ライブイベントでは,まず吉田氏に当該論文に込めた思いを語っていただき,そ れを受けて,樋口氏と小塩氏からそれぞれの論文で論点となった部分についてご 自身のコメントをお話しいただき,吉田氏がそれらについて応答する.岡田氏か らはこの論文をふまえて心理学者が重回帰分析(そして広くは因果推論)とどう 付き合うべきかについてご意見をいただく.

★参加申し込み方法★
本イベントのPeatixウェブサイトにアクセスし,お申し込みください。
https://psych-yt-live-20210702.peatix.com/