【ディスコース心理学研究部会第18回定例研究会(第2号通信)】

12/12(土)に開かれます定例研究会について,発表予定の題目とアブストラク
トができましたので,ご連絡致します。言語について関心を持つ皆様と,楽し
く,有意義な議論ができれば幸いです。研究会後には,懇親会も予定しておりま
す(参加希望は当日受け付けます)。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

当日用意する発表資料の部数を把握するために,参加ご希望の方は『12月9日
(水)13時』までにご連絡頂けると助かります。

問い合わせ,申込み先:
  電気通信大学 猪原敬介
  E-mail: kei.inohara@gmail.com ([at]を@に変えて送信してください)


             【第18回定例研究会】

  日時 12月12日(土)13:30~17:00
  場所 法政大学 ボアソナードタワー11階 BT1100番教室
     (下記会場案内をご参照下さい。)
  発表時間

・ プログラム

1)開会あいさつ 13:30-13:35

2)研究(計画)発表 1人90分(発表が30~40分,質疑が50~60分)
13:35-16:55

★Roi Sawm Sumlut(国際基督教大学 大学院生)

<タイトル>
The Effect of Prior and Later Representation of Egocentric Text
Information on False Beliefs Reasoning via Probability Judgment of
Japanese University Students Reading Text in Second language


<アブストラクト>

Reasoning about other people's mind is an effortful cognitively
demanding task as it requires inhibition. In second language learners,
lower level language processes requires demanding cognitive resources.
Reading text in second language occupies a part of cognitive resources
leaving a little space for other cognitively effortful tasks such as
mind reading process. Thus, second language learners suffer more
interference from their egocentric perspective when reasoning about
other people's minds. This research examines false beliefs reasoning in
second language learners via text positions manipulation. In Experiment
1, participants read modified ToM story for adult's version text in
second language, English. In Experiment 2, participants read the text in
mother language, Japanese. The task required participants to estimate
the probability of four possible behaviors of the protagonist following
the presentation of the ToM story. The result of Experiment 1 showed
marginally significant differences between the two conditions in
overestimation of the protagonist's behavior accord with participants'
egocentric knowledge. Thus, in second language cognitively heavy
condition, egocentric knowledge compromises participants' ability to
reason about protagonist's beliefs. In Experiment 2, the estimation
differences did not vary between the two conditions in participants who
read the ToM task in their mother language.

*発表は英語で行います。


★藤本和則(近畿大学 経営学部 教授)

<タイトル>

結論非明示メッセージの態度変容・強化効果の研究~eクチコミによる消費者行
動を中心に

<アブストラクト>

「結論をあえて言わないメッセージは説得の効果をもつ」という主張は、古くは
アリストテレスの時代までさかのぼる。1950年代の研究でいくつかの反例が示さ
れたものの、1970年代以降、効果が得られる条件が明確にされ、現在では「一定
の条件を満たせば結論非明示のメッセージは効果をもつ」とされる。これら一連
の研究は、メッセージに接触した者が行う「推論」との関わりから効果を捉え
ようとするものであり、そこで得られた知見は広くコミュニケーション研究に示
唆を与えうる点で大変興味深い。
 本発表では、こうした結論非明示メッセージ研究の視点から、eクチコミによ
る消費者行動を考える。まず「eクチコミにも結論非明示効果はあるか?」とい
う基本的な問いからはじめ、eクチコミにおける「結論」について考察を行う。
そして、eクチコミを利用する一つの推論プロセスモデルを示し、このモデルか
ら導かれる仮説をいくつか提示する。本発表では、こうしたアプローチによりe
クチコミメッセージの効力説明・予測にせまることができるか、といった話題に
ついても議論したい。


3)懇親会(自由参加)
・ 研究会参加費:無料
・ 懇親会参加費:実費あるいは会費制


会場案内:
法政大学市ヶ谷キャンパス
  ボアソナードタワーは,市ヶ谷キャンパス内の26階建てのビルです。
  エレベーターはオレンジ(低層階用)と青(高層階用)の2種類あります。
  どちらもご利用できますが,青いエレベータの方が便利です。
  そのまま直接,11階のBT1100教室までお越しください。
  守衛所等で受け付けなどは必要ありません。
  なお,緊急の連絡先は,03-3264-9382(福田由紀研究室直通),
  03-3264-5024(実験室付属の準備室)です。
  http://www.hosei.ac.jp/gaiyo/campus/ichigaya/ichigaya.html
  http://www.hosei.ac.jp/gaiyo/campus/ichigaya/index.html#toc02


研究会HP:https://sites.google.com/site/discoursestudy/