office: 2014年1月アーカイブ

感性学研究部会事務局です。

日本認知心理学会感性学研究部会では,下記の通り感性学研究会を開催致します。

参加費は不要ですので,皆様お誘い合わせの上ご参加ください。



講演:河原純一郎 (中京大学)

           魅力の知覚心理学

           知覚的・認知的・社会的な要因による顔の魅力の変調効果



日時:平成 26 年 2 月 17 日 (月) 15:30~



場所:九州大学箱崎キャンパス 文学部心理学演習室

 アクセスマップ:http://www.kyushu-u.ac.jp/access/map/hakozaki/hakozaki.html

           (文系地区3番の3階にございます)



事前登録: 要 (メールにてお知らせください)



また研究会終了後に懇親会を予定しております。

参加ご希望の方は,事前にご連絡下さい。



お問い合わせ先:

九州大学大学院人間環境学研究院 三浦研究室内

日本認知心理学会 感性学研究部会事務局

E-mail: k-ssk@kyudai.jp
西南学院大学人間科学部心理学科嘱託実験助手の募集について


記

1.採用職名及び人員:心理学科嘱託実験助手1名
2.担当業務:心理学科の実験・実習に関する業務
3.雇用期間:1年間。ただし、心理学科協議会が実験助手としての業績評価を
行い適当と認めた場合、更新は1期2年以内、通算雇用期間5年の範囲内で更新
することができる。
4.給  与:247,800円(基本給月額)、期末手当:6月期、12月期に基本給の1
月相当額
(2013年度実績)
5.応募資格:大学院において心理学を学び、心理学又はその近接領域の修士号
を有すること。
6.提出書類:
①履歴書(写真貼付・連絡先(電話番号およびメールアドレス)を明記のこと)
②職務経歴書
③業績書
④大学および大学院修了証明書
⑤志望理由書(A4判1枚以内で記載のこと)
※その他、応募資格確認のために必要な書類の提出を求めることがある。
7.応募締切日:2014(平成26)年2月20日(木)必着
8.採用年月日:2014(平成26)年4月1日
9.選考方法:書類選考(第一次)を行い、通過者には面接試験(第二次)を
3月1日(土)午後(1時~4時ぐらい)に行う予定である。
書類選考後、面接予定者のみに2月25日(火)午後に電話にて通知する。
なお、書類選考不合格者には通知しない。
	 中に電話にて通知する。書類選考不合格者には通知しない。
10.書類送付先:〒814-8511 福岡市早良区西新6-2-92
西南学院大学 人間科学部 学部長 宛
※封筒に「心理学科嘱託実験助手応募書類在中」と朱書きし、書留で郵送のこと。
11.問い合わせ先:西南学院大学人間科学部心理学科
E-mail psy@seinan-gu.ac.jp  
なお,電話・FAXによるお問い合わせは受け付けておりません。

◇応募書類に記載されている個人情報は、採用選考の目的以外には使用いたしま
せん。
◇応募書類は一切返却いたしません。選考後、適切に破棄いたしますので、ご了
承ください。


以上
日本教育学会関東部会主催      〔代表理事 清水一彦・田中統治〕
共催:筑波大学創立40+101周年記念事業 公開シンポジウム 

「見えない学力格差の是正―子どもの放課後の学びの支援」

1.企画趣旨:
現在、我が国では、児童生徒の学力低下が問題になっている。子どもの認知発達
において具体的操作から形式的操作段階への質的転換期を迎える、9~10歳ごろ
に「9歳の壁」につきあたる子どもが多い。小学校中学年からは教科内容も難し
くなることと相まって、学校の勉強についていけなくなる子どもが3割にも及ぶ
と言われている。見えない学力格差が拡大する中、各地で格差を是正するための
子どもの学びを支援する取り組みが始まっている。各取り組みの経験を持ち寄
り、学力格差の是正の方途を探るための公開シンポジウム「見えない学力格差の
是正―子どもの放課後の学びの支援」を開催する。

2.シンポジウムのプログラム
挨拶:清水一彦副学長  
基調講演:市川伸一(東京大学大学院教授)「子どものつまずきをどう支援する
か―認知カウンセリングへの取り組み」
司  会 荒川真理(筑波大学講師)
話題提供者:
①内田伸子(筑波大学監事)「楽習のアトリエプロジェクトー子どもの放課後の
学びの支援」
②茂呂雄二(筑波大学教授)「米国、台湾、韓国におけるコミュニティービル
ディングと放課後の学びの支援」
③村田翔吾(筑波大学学生団体「学び場さくら塾」前代表)「筑波大学と地域を
つなぐ―子ど
もの学び場『さくら塾』の取り組み―」
指定討論:①荒川真理(筑波大学講師)
②松木正子(十文字学園女子大教授)

3.シンポジウムの開催時期・時間・会場 
  開催日時:3月15日(土)
  開催時間:午後1時~5時
 会場:筑波大学東京キャンパス134室(220名収容)

                 連絡先  内田伸子(筑波大学監事室)
               メールアドレス:uchida.nobuko@ocha.ac.jp 
                   携帯 090-5308-8540       
シンポジウムポスター
Authors:
Takafumi Sasaoka, Hiroaki Mizuhara, and Toshio Inui

Title:
Dynamic Parieto-premotor Network for Mental Image Transformation Revealed by Simultaneous 
EEG and fMRI Measurement

Journal(書誌情報):
Journal of Cognitive Neuroscience

doi:
10.1162/jocn_a_00493

論文URL:
http://www.mitpressjournals.org/doi/abs/10.1162/jocn_a_00493

Abstract:
Previous studies have suggested that the posterior parietal cortices and premotor areas are 
involved in mental image transformation. However, it remains unknown whether these regions 
really cooperate to realize mental image transformation. In this study, simultaneous EEG and 
fMRI were performed to clarify the spatio-temporal properties of neural networks engaged in
 mental image transformation. We adopted a modified version of the mental clock task used 
by Sack et al. [Sack, A. T., Camprodon, J. A., Pascual-Leone, A., & Goebel, R. The dynamics 
of interhemispheric compensatory processes in mental imagery. Science, 308, 702-704, 2005; 
 Sack, A. T., Sperling, J. M., Prvulovic, D., Formisano, E., Goebel, R., Di Salle, F., et al. 
Tracking the mind's image in the brain II: Transcranial magnetic stimulation reveals parietal 
asymmetry in visuospatial imagery. Neuron, 35, 195-204, 2002]. In the modified mental clock 
task, participants mentally rotated clock hands from the position initially presented at a learned 
speed for various durations. Subsequently, they matched the position to the visually presented 
clock hands. During mental rotation of the clock hands, we observed significant beta EEG 
suppression with respect to the amount of mental rotation at the right parietal electrode. 
The beta EEG suppression accompanied activity in the bilateral parietal cortices and left 
 premotor cortex, representing a dynamic cortical network for mental image transformation. 
These results suggest that motor signals from the premotor area were utilized for mental image 
transformation in the parietal areas and for updating the imagined clock hands represented in 
 the right posterior parietal cortex.

著者Contact先の email:
sasaoka@i.kyoto-u.ac.jp
Authors: Jihyoung Lee, Kenta Matsumura, Takehiro Yamakoshi, Peter Rolfe, 
Naoto Tanaka, Kyungho Kim, & Ken-ichi Yamakoshi

Title: Validation of normalized pulse volume in the outer ear as a simple 
measure of sympathetic activity using warm and cold pressor tests: towards 
applications in ambulatory monitoring

Journal(書誌情報): Physiological Measurement, 34(3), 359-375, 2013

doi: 10.1088/0967-3334/34/3/359

論文URL: http://iopscience.iop.org/0967-3334/34/3/359

Abstract: Normalized pulse volume (NPV) derived from the ear has the potential 
to be a practical index for monitoring daily life stress. However, ear NPV has 
not yet been validated. Therefore, we compared NPV derived from an index finger 
using transmission photoplethysmography as a reference, with NPV derived from a 
middle finger and four sites of the ear using reflection photoplethysmography 
during baseline and while performing cold and warm water immersion in ten young 
and six middle-aged subjects. The results showed that logarithmically-transformed 
NPV (lnNPV) during cold water immersion as compared with baseline values was 
significantly lower, only at the index finger, the middle finger and the bottom 
of the ear-canal. Furthermore, lnNPV reactivities (ΔlnNPV; the difference between 
baseline and test values) from an index finger were significantly related to 
ΔlnNPV from the middle finger and the bottom of the ear-canal (young: r = 0.90 
and 0.62, middle-aged: r = 0.80 and 0.58, respectively). In conclusion, these 
findings show that reflection and transmission photoplethysmography are 
comparable methods to derive NPV in accordance with our theoretical prediction. 
NPV derived from the bottom of the ear-canal is a valid approach, which could 
be useful for evaluating daily life stress.

著者Contact先の email: kenta16moon@se.kanazawa-u.ac.jp
Authors: Kenta Matsumura & Takehiro Yamakoshi

Title: iPhysioMeter: A new approach for measuring heart rate and normalized 
pulse volume using only a smartphone

Journal(書誌情報): Behavior Research Methods, 45(4), 1272-1278, 2013

doi: 10.3758/s13428-012-0312-z

論文URL: http://link.springer.com/article/10.3758%2Fs13428-012-0312-z

Abstract: Heart rate (HR) and normalized pulse volume (NPV) are physiological 
indices that have been used in a diversity of psychological studies. However, 
measuring these indices often requires laborious processes. We therefore 
developed a new smartphone program, named iPhysioMeter, that makes it possible 
to measure beat-by-beat HR and ln NPV using only a smartphone. We examined its 
accuracy against conventional laboratory measures. Mental stress tasks were 
used to alter HR and ln NPV in 12 participants. Bland-Altman analyses revealed 
negligible proportional bias for HR and ln NPV or for their change values, 
expressed as ΔHR and Δln NPV. However, a relatively large fixed bias did 
emerge for ln NPV, as well as a small one for Δln NPV, although both were 
within the limits of agreement. These findings suggest that iPhysioMeter can 
yield valid measures of the absolute level of HR and of relative changes in ln 
NPV.

著者Contact先の email: kenta16moon@se.kanazawa-u.ac.jp
この度一般財団法人日本心理研修センターより
試験・登録機関指定賛同学会への
冬期研修会の案内依頼がございました。

つきましては、以下のURLを
ご案内させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。

  冬季研修会の詳細・申込み
  < http://shinri-kenshu.sakura.ne.jp/
認知心理学会会員の皆様

ご連絡が遅くなり、申し訳ありませんでしたが、日本認知心理学会第12回大会
は,2014年6月28日(土)と29日(日)に仙台国際センターで 開催いたします.
梅雨入りが比較的遅い仙台では,この時期,薫風とともに杜の都らしい瑞々しい
緑を楽しむことができる日が多いです.近郊には震災 からの復興も思うように
進んでいない様子も広がっていますが,皆様のご支援に感謝するとともに,東北
で初めての開催となる大会に是非,たくさんの 方々にご参加をお願いしたいと
存じます.

今回の大会が基調としているのは,「互恵性を重視する認知心理学」です.基礎
と応用,科学と倫理,社会発展と防災,高齢者と若年者,男性と女性, 障碍者
と健常者,心と身体など,シビアな二項対立がより際立ってきた現代のように見
えますが,近年の認知心理学,特に日本認知心理学会は安易な二 分法に陥ら
ず,両項が相互作用することにより創発効果が生まれ,互恵的関係によって支え
られていることを様々な研究会や学会活動を通して浮き彫り にしてきたと思い
ます.

このような姿勢にそって,特別講演やシンポジウム(社会連携,学際連携),セ
ミナー,社会連携発表,英語発表などの大部分のプログラムが意欲的に 編成さ
れます.認知心理学と社会の互恵性をますます増大させることができるように,
また,なにより参加者の皆様が,東北で開催される大会との互恵 を楽しむこと
ができるよう努力いたします.イブニング・アトラクションも用意いたしますの
で,ご期待ください.

詳しい情報については、以下の大会HPをご覧ください。

https://www.sal.tohoku.ac.jp/psychology/cogpsy2014/index.html

一号通信もダウンロードできるようにしてあります。

大まかなスケジュールは以下の通りです。

2014年2月3日 (月) 参加申込み・発表申込み、開始

2014年4月21日 (月) 12時 発表申込み・大会論文集原稿提出、締め切り (延長は
いたしません)

2014年4月30日 (水) 社会連携臨時発表会員・臨時発表会員 (学生)、参加費振込
み期限

2014年5月20日 (火) 16時 参加申込み (予約割引)、締め切り

2014年5月30日 (金) 16時 参加費 (予約割引)、振込み期限

2014年6月2日 (月) 大会プログラム・発表概要集、公開

2014年6月24日 (火) 16時 参加申込み、締め切り

2014年6月28日(土)29日(日)第12回大会開催

それでは、東北で初めての開催となる今回の大会に是非,たくさんの皆様のご参
加をお願いしたいと存じます.

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日本認知心理学会第 12 回大会準備委員会

実行委員長                 行場次朗 (東北大学)
プログラム委員長        大橋智樹 (宮城学院女子大学)
運営委員長                 上原俊介 (東北大学)

〒9808576
宮城県仙台市青葉区川内27-1 東北大学文学部 心理学研究室内
TEL.  0227956048
FAX.  0227953703
E-mail.  cogpsy2014@ml.tohoku.ac.jp
============================================================
公開シンポジウム
『潜在脳と自閉症 ~当事者・基礎・臨床の対話から見えてくる
社会性障害への新しいアプローチ~』
============================================================

日時 2014年2月4日(火) 11:10-17:40

場所 東京大学駒場IIキャンパス 東京大学先端科学技術研究センター
   3号館南棟 ENEOSホール http://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/ja/maps/

参加申込 件名を「2/4シンポジウム参加」とし、本文に氏名、所属、懇談会
   参加の有無を明記して、crest2014sympo@gmail.comまで送信ください。
   お問い合わせもこちらのアドレスまで。

参加費 シンポジウム 無料、懇談会 1500円

プログラム
10:40:受付開始

11:10-11:20:開会のことば 柏野牧夫(NTT)

11:20-12:00:講演1 渡邊克巳(東京大学)
      『ミニマルな動作に潜む社会性』

12:00-13:20:デモ・ポスター展示・お昼休憩

13:20-14:00:講演2 下條信輔(カリフォルニア工科大)
      『社会的相互作用の潜在指標としての、身体・神経活動同期
       ~自閉症への示唆』

14:00-14:40:講演3 加藤進昌(昭和大学烏山病院)
      『自閉症スペクトラムの脳科学-成人例の臨床からみえてきたこと-』

14:40-15:10:休憩(30分)

15:10-15:50:講演4 片岡聡
      『ASD者が望む診断基準にない困難の研究』

15:50-16:30:講演5 柏野牧夫(NTT)
      『自閉症スペクトラムの知覚世界』

16:30-17:30:パネル・ディスカッション 講演者全員
      『自閉症とは何か?どこがユニークか?どうアプローチするか?』

17:30-17:40:閉会のことば 下條信輔(カリフォルニア工科大)

18:00-:懇談会(Capo PELLICANO 駒場店・東京大学駒場IIキャンパス内)


ウェブサイト: http://www.fennel.rcast.u-tokyo.ac.jp/CREST2014Symposiumj.html

主催
・(独)科学技術振興機構(JST) 戦略的研究推進事業CREST
 研究領域「共生社会に向けた人間調和型情報技術の構築」
 「潜在的インターパーソナル情報の解読と制御に基づくコミュニケーション環
境の構築」チーム
・東京大学先端科学技術研究センター渡邊研究室
日本認知心理学会会員の皆様:


認知心理学会高齢者心理研究部会の第9回の研究会を以下の通り開催します。
皆様の発表・参加をお待ちしております。

今回は,日本女子大学家政学部被服学科教授の佐川 賢 先生による
特別講演「アクセシブルデザインの概念とデザイン技術の現状」と,
発表希望の方による一般演題を行います。

一般演題での発表をご希望の方は,
2月1日(土)までに,お名前,ご所属,タイトルを
石松(滋慶医療科学大学院大学) k-ishimatsu[a]ghsj.ac.jp ※[a]→@に
までご連絡ください。 大学院生の発表を歓迎いたします。
皆様のご発表,ご参加をお待ちしております。


なお,夕方17時半頃より懇親会(品川駅周辺)を予定しております。
こちらの方も是非ご参加ください。
会場セッティングの都合上,参加希望の方は,
2月19日(水)までにメール(k-ishimatsu[a]ghsj.ac.jp)をお送りください。

どうぞよろしくお願いいたします。

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○日時 2014年2月23日(日)13時~16時半

○会場 明治学院大学白金キャンパス2号館2201教室
    URL:http://www.meijigakuin.ac.jp/access/

○スケジュール 
 13:10-14:10(特別講演)アクセシブルデザインの概念とデザイン技術の現状
             佐川 賢 先生(日本女子大学)

 14:20-16:30(一般演題:4件程度)(発表20分+議論10分)※途中休憩有
-------------------------

認知心理学会高齢者研究部会
代表者:権藤恭之(大阪大学)
事務局:熊田孝恒(京都大学)
    石松一真(滋慶医療科学大学院大学)
サイト: http://cognitiveaging.jp/
        ディスコース心理学研究部会定例会のお知らせ

当研究部会では、3月25日、京都にて定例研究会(研究発表会)を開催致しま
す。今年度の研究の成果(あるいは途中経過)を発表し合って、今後の研究を深
める場としたいと思います。また、今回は、金沢大学人間社会研究域学校教育系
の滝口圭子先生にご講演頂き、ディスコース研究の幅を広げる機会としたいとも
思います。会員、非会員を問いませんので、ご興味のある方は、是非ご参加くだ
さい。発表なしのご参加も歓迎です。詳細は下記案内をご参照ください。
                                      
    第12回定例研究会(研究発表会)
・ 日時: 2014年3月25日(火) (13:30開場) 14:00~17:00
・ 場所:京都大学教育学部本館2階の中央実験室(部屋番号 216)
   (http://www.educ.kyoto-u.ac.jp/visitors/acces/)
・ プログラム
	1)研究発表(口頭発表一人20分を予定。人数により変更の可能性あり)
	2)特別講演:「特別支援教育におけるディスコース研究の意義」 
            滝口圭子先生(金沢大学)
	3)懇親会(自由参加)
・ 参加費:無料(研究会終了後、親睦会を計画しています。こちらは実費ある
いは会費制とします。)
・ 発表をご希望の方は、以下の要領でお申し込み下さい。
	・ 発表論文集を作成しますので、発表原稿(pdf)を下記連絡先までお送りく
ださい。
	・ 原稿の書式等は、認知心理学大会発表論文集のものに準じ、A4用紙一枚と
します。
	・ 特定のテーマは設けませんので、何らかの意味でディスコースに関連する
と思われるものなら何でも結構です。なお、「ディスコース」とは複数のアイ
ディアを表象する言語表現とその文脈によって形成される語形式およびそれに関
わる行為(文章や談話など)を指しますが、言語現象全般の中でこのような属性
に何らかの形で関わるものであれば対象となります。
	・ 当研究部会ウェブサイトに発表題目と発表者名を掲載予定です。ご了解を
お願い致します。
	・ 発表申込および原稿提出期限:2014年3月15日(土)必着

問い合わせ、申込み、原稿送り先:
  国際基督教大学 森島泰則 
  E-mail: morishima@icu.ac.jp
  Phone: 0422-33-3673

 先月、標記のようなお願いをしましたが、十分な推薦がありませんでした。本
日、再度のお願いのメールをお送りします。よろしくお願い申し上げます。


 独創賞選考委員会では、独創賞規約に基づいて、日本認知心理学会及び日本認
知科学会の全会員の皆様に、下記の要領で、標記の受賞研究の推薦をお願い致し
ます。

 独創賞は、日本における独創的な研究を支援し、その増進を図ることを目的と
して創設されたものです。独創賞の詳細は
(http://www.cogpsy.jp/dokusou.html)をご参照ください。
今回は第10回独創賞の選考になります。受賞者は、来年度の大会で表彰され、
上記2学会の機関誌にその内容が掲載されます。自薦他薦、被推薦者の会員の
有無は問いません。現在進行中の研究でなくてもかまいません。
是非ともご推薦をお願い致します。
                  独創賞選考委員会委員長 太田信夫

記

対象:日本における認知心理学に関する独創的な研究。
その研究者は上記の2学会の会員以外でもかまいません。理論的研究、実証的研
究、実用的研究、あるいは面白い現象の発見や新しい方法の開発研究をしている
方はいませんか。いわゆる「大先生」でなくても、大学院生の方でも、独創 賞に
相応しい研究をしていると思われる方がおられましたら、ご推薦下さい。

 方法:日本認知心理学会のホームページ(http://www.cogpsy.jp/)の推薦受
付にご記入し、お送りください(HOME>学会のご案内>独創賞>推薦受付
http://www.cogpsy.jp/do_suisen.html

 締切:2014年1月15日

Authors:
Ashitaka, Y., & Shimada, H.

Title:The Cultural Background of the Nonacademic Concept of Psychology 
in Japan: Its Implications for Introductory Education in Psychology
Journal:International Journal of Psychology

doi: 10.1002/ijop.12021

論文URL:http://www.tandfonline.com/toc/pijp20/current#.UsKCfLQ380M

Abstract: No research has empirically explored the non-academic concept 
of psychology itself (implicit theories) in non-
Western cultures despite a widely held belief that this understanding 
differs cross-culturally. This study examined
whether the non-academic concept of psychology among inexperienced 
Japanese students differed from the concept held
by students of other countries. In Japanese, psychology is referred to 
as , which includes the ideographic character
, literally meaning heart. This fact led us to hypothesize that 
psychology will be disproportionately associated with
emotion among Japanese students. Indeed, our findings among Japanese 
students produced a J-curve, indicating that our
prediction was true. We posit that this issue has never been discussed 
in Japan because a majority of people share this
concept of psychology. In our second study, we examined not only 
preference in students' association of intelligence
or emotion but also heart or mind with psychology. Finally, we 
identified whether students' believe that psychology
encompasses both the heart and the mind. We conclude with a discussion 
of the importance of explicitly defining the
non-academic concept of psychology in early psychology education in 
Japan.

著者Contact先の email:shimada@maritime.kobe-u.ac.jp
日本語によるコメント
この研究は「心理学」の非アカデミックな概念が他の国々との違いを問題にして
います。国際比較をすると感情に大きくシフトし、J曲線を描きました。さらに心
理学が本来mindのみを対象とするのに対して、heartも扱うとする学生が9割いま
した。マインドというカタカナを使って心理学を導入することが有用だろうと論
じています。著者の芦高勇気は博士課程の学生で、非常勤講師をしています。
なお、オープンアクセス権を取りましたので、まだin pressですが、近々神戸大
学のリポジトリまたは研究室サイトでオープンします。

嶋田博行
神戸大学
shimada@maritime.kobe-u.ac.jp