日本認知心理学会 公開シンポジウム
認知心理学がつなぐ消費者行動とマーケティング

日時:9月14日(土) 13:00〜16:00
場所:立命館大学大阪いばらきキャンパス A棟1階AN110教室
参加費:無料
事前予約:不要

企画・司会:有賀敦紀
概要:私たち消費者はどのようにブランドや商品を選ぶのでしょうか?なんとなく選んでいるようでも,その背景には知覚,注意,記憶,評価,選好,意思決定など様々な心理プロセスが存在します。本シンポジウムでは,消費者が普段買い物をするときの心理プロセスに注目して,認知心理学とマーケティングのそれぞれの研究分野における最新の科学的知見をわかりやすく紹介します。さらに,認知心理学は消費者行動の研究においてどのように役立っているのか(あるいは将来役立つ可能性があるのか)について,心理学者とマーケティング学者の双方の視点から楽しく議論します。本シンポジウムを通して,みなさんに「買い物の不思議」に気づいてもらい,認知心理学の面白さや有用性を広く正しく伝えることができればと思っています。大学で認知心理学を学びたい高校生,認知心理学を学んでいる大学生をはじめ,認知心理学に興味がある皆様どうぞ奮ってご参加ください!

タイム・スケジュール:
13:00〜13:05 趣旨説明:有賀敦紀(広島大学)・永井聖剛(立命館大学)
13:05〜13:50 講演1:松下光司(中央大学)「なぜ優れたサービスを受けると苦情を言うのか?:グループ消費の心理プロセス」
13:50〜14:35 講演2:守口剛(早稲田大学)「消費者の買物行動を促進するマーケティング手法」
14:35〜14:50 休憩
14:50〜15:35 講演3:有賀敦紀(広島大学)「効果的な商品陳列法の背景にある認知プロセス」
15:35〜16:00 ディスカッション

ポスターPDFはこちら