office: 2016年8月アーカイブ
Authors: Hiroshi Miura and Yuji Itoh (三浦大志・伊東裕司)
Title: The effect of the feeling of resolution and recognition performance on the revelation effect
Journal(書誌情報):Consciousness and Cognition, 45, 100-108
doi: 10.1016/j.concog.2016.08.002
論文URL: http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1053810016302306
Abstract: The fact that engaging in a cognitive task before a recognition task increases the probability of "old" responses is known as the revelation effect. We used several cognitive tasks to examine whether the feeling of resolution, a key construct of the occurrence mechanism of the revelation effect, is related to the occurrence of the revelation effect. The results show that the revelation effect was not caused by a visual search task, which elicited the feeling of resolution, but caused by an unsolvable anagram task and an articulatory suppression task, which did not elicit the feeling of resolution. These results suggest that the revelation effect is not related to the feeling of resolution. Moreover, the revelation effect was likely to occur in participants who performed poorly on the recognition task. The result suggests that the revelation effect is inclined to occur when people depend more on familiarity than on recollection process.
著者Contact先の email: hiroshi9[at]f7.dion.ne.jp
日本語によるコメント:
再認判断の歪みである「リベレーション効果」に関する研究です。リベレーション効果は、認知課題に取り組んだ直後に再認判断を行うと、その「old (学習フェイズで見た)」判断率が上昇するという効果です。本研究では、認知課題が解けたという感覚がなくても、リベレーション効果が生起することを示しました。また、再認成績の悪い実験参加者の方が、成績の良い参加者に比べてリベレーション効果が生起しやすいという、本効果の生起不生起の個人差も示しました。
この論文は、2016年10月17日まで下記URLで無料で閲覧できます。
研究分野: 社会心理学,学校経営,教育経営,リーダーシップ論,組織論
職種: 准教授又は講師 1名
勤務形態: 常勤 2017年4月1日着任
募集終了日: 2018年10月5日(水)必着
公募関係URL: https://edu.okayama-u.ac.jp/news/recruit/
日時:9月30日(金) 14:30-18:00
場所:追手門学院大手前中高等学校6Fホール
大阪府大阪市中央区大手前1-3-20(追手門学院大手前中・高等学校本館6階)
アクセス:http://www.otemon-js.ed.jp/access/map.html
プログラム
14:30-14:35 開会の辞 坂井 東洋男 学長
<第1部>「心理学の未来に期待する」
14:35-15:15 箱田裕司先生 日本認知心理学会会長(京都女子大学教授)
「認知・脳科学の視点から:実験室研究の臨床現場への展開を中心として」
15:20-16:00 長谷川寿一先生 日本心理学会会長(東京大学教授)
「発達・進化の視点から:心の発生と起源、その行方」
16:05-16:45 唐沢かおり先生 元日本グループ・ダイナミックス学会会長(東京大学教授)
「社会心理学の視点から:科学知・実践知・人文知としての未来」
<第2部> 博士後期課程の紹介
16:45-17:40 後期課程の概要 浦 光博 心理学部長
認知・脳科学領域研究部門 乾 敏郎教授・吉村 晋平講師
社会心理学・集団力学領域研究部門 浦 光博教授・金政 祐司教授
発達心理学・発達支援領域研究部門 竹下 秀子教授・大神田麻子准教授
17:50-大学院入試のお知らせ
閉会の辞 乾 敏郎 心理学研究科長
基調講演に香山リカ氏をお招きし、これからの看護医療を考えます。
超高齢社会を迎える中、 医療の世界では「支え合う」「寄り添う」ケアの重要性がうたわれています。
本シンポジウムでは、 香山リカ氏をお招きし講演いただき、 地域や医療現場における看護の課題、 未来を担う人材育成について議論を交わします。
シンポジウムの開催概要は下記のとおりです。
■日時:9月11日(日) 午後2時 開演(午後1時30分 開場)
■会場:堂島ホテル 4F グラマシー
http://www.dojima-hotel.com/info/
■主催:奈良学園大学
■共催:読売新聞社
■後援:大阪府教育委員会、 奈良県教育委員会、 京都府教育委員会
■参加費:無料
■応募方法:はがき、 FAX、 インターネットから応募
■応募締切:8月29日(月)必着
応募方法の詳細は、 大学HPをご覧ください。
https://www.yomiuri-osaka.com/lp/naragakuen/
みなさまのご参加をお待ちしております。
締切が近づいてまいりましたので、再度ご案内いたします。
今年で、錯視コンテストも8回目となりました。
今回は「錯視・錯聴コンテスト」と称しています。
視覚に限らず,聴覚やクロスモーダルの錯覚をモチーフとした力作・珍作・大作を、学会員だけではなく一般の方からも広く募集いたします。
締切:
2016年9月11日(日)日本標準時間24時
応募方法:
作品はデジタルデータのみとし、電子メールにて問い合わせメールアドレスまでお送りください。
応募の際には、氏名、所属、連絡先(メールアドレス)、作品のタイトルと解説(400字程度、長くてもよい)を明記した文書ファイルも添付するようにお願いします。
通常のパーソナルコンピューターで再現可能であれば、錯聴や動画による作品もOKです。
なお、お一人3点までご応募いただけます。
※
応募者が連名で、連絡先を筆頭の方以外の方に指定する場合は、その旨を明記してください。
※
錯視・錯聴コンテストに応募された作品に関しましては、受付確認メールを送付しております。
万が一、受付確認メールが届かない場合は、お手数ですが、再度お問い合わせ下さい。添付ファイルの容量には制限がございますので、5MB程度よりも大きいサイズの作品をお送りになる場合は、ご相談ください。
錯視コンテストHP
http://www.psy.ritsumei.ac.jp/~akitaoka/sakkon/sakkon2016.html
問い合わせメールアドレス
illusioncontest2016(at mark)gmail.com
((at mark) を @ に変えて下さい)
これまでの錯視コンテスト受賞作品は以下のページでごらんいただけます。
http://www.psy.ritsumei.ac.jp/~akitaoka/sakkon/sakkon2009.html
http://www.psy.ritsumei.ac.jp/~akitaoka/sakkon/sakkon2010.html
http://www.psy.ritsumei.ac.jp/~akitaoka/sakkon/sakkon2011.html
http://www.psy.ritsumei.ac.jp/~akitaoka/sakkon/sakkon2012.html
http://www.psy.ritsumei.ac.jp/~akitaoka/sakkon/sakkon2013.html
http://www.psy.ritsumei.ac.jp/~akitaoka/sakkon/sakkon2014.html
http://www.psy.ritsumei.ac.jp/~akitaoka/sakkon/sakkon2015.html
審査委員:北岡明佳(委員長)、蘆田宏、羽倉弘之、原島博、一川誠、
中島祥好、高島翠、吉田正高(敬称略、委員長以外はアルファベット順)
大会名:ヒューマンコミュニケーションシンポジウム2016
期 日:2016年12月7日(水)~9日(金)
会 場:高知市文化プラザかるぽーと(高知市九反田2-1)
趣 旨:本シンポジウムでは、HCG所属研究会の関係者を中心にヒューマンコミュニケーションに 関わる様々な分野の研究者が一同に会します。研究会に関係なく全発表申込を統一枠で取り扱い、 関連研究を集めてセッションを組むことで、研究成果発表の場だけでなく、研究者間の交流の場を提供します。
概 要:一般応募のオーラル発表、インタラクティブ発表(ポスター形式)に加え、招待講演も予定しております。
詳細は http://2016.hcg-symposium.org/ をご覧下さい。
◆場 所:日本学術会議 講堂(東京都港区六本木7-22-34)
◆主 催:日本学術会議 心理学・教育学委員会 脳と意識分科会、基礎医学
委員会 神経科学分科会、臨床医学委員会 脳とこころ分科会
◆参加費:無料
◆定 員:先着300名(申し込みは不要です)
※定員を超えた場合は受付終了となりますのでご了承ください。
◆次 第:
13:00 開会あいさつ
苧坂直行(3分科会合同シンポジウム世話人)
大西 隆(日本学術会議会長)
13:10-14:10 融合的社会脳研究からみた「自己と他者」
―先端人文社会科学、脳科学と情報学の接合
司会:安西祐一郎(日本学術振興会理事長)
演者1:「融合社会脳科学の展望―脳の中の自己と他者」
苧阪直行(京都大学名誉教授、日本学士院会員)
演者2:「乳幼児の自己と他者の心の発見―認知ロボット工学
から考える社会脳の芽生え」
長井志江(大阪大学工学研究科特任准教授)
14:10-15:10 動物の社会脳からみた「自己と他者」
司会:岡部 繁男(東京大学大学院医学系研究科教授)
演者3:「霊長類動物を用いた社会脳研究:ニューロンは自己と
他者の情報をどのように表現するか」
磯田昌岐(自然科学研究機構生理学研究所教授)
演者4:「手綱核による社会的上下関係を巡る闘争の制御」
岡本仁(理化学研究所脳科学総合研究センター副センター長)
休憩<休憩20分>
15:30-16:30 発達障害とうつからみた「自己と他者」
司会:山脇 成人(広島大学大学院医歯薬保健学研究院教授)
演者5:「発達障害の早期発見と早期支援」
神尾陽子(国立精神・神経医療研究センター精神保健ケンキュウジョ部長)
演者6:「自己制御理解にもとづくうつ病の治療支援―融合的アプローチ」
岡本泰昌(広島大学大学院医歯薬保健学研究院准教授)
# 重複して受け取られた場合にはご容赦ください
末尾に懇親会の案内を掲載しております。
ご参加いただけます方は,メールにて担当までご連絡ください。
締切は 8/11 (木) とします。
【開催案内】
電子情報通信学会
ヒューマンコミュニケーション基礎(HCS)&
ヴァーバル・ノンヴァーバル・コミュニケーション研究会(VNV)合同研究会
HCS: http://www.ieice.org/~hcs/
VNV: http://www.ieice.org/~vnv/
[概要]
テーマ:コミュニケーション研究における理論と実証の相互作用および一般
開催日:2016年8月19日(金)~20日(土)
開催場所:立命館大学朱雀キャンパス, 大講義室
〒604-8520 京都市中京区西ノ京朱雀町1
http://www.ritsumei.ac.jp/accessmap/suzaku/
参加費無料,事前申込不要
[発表プログラム]
http://www.ieice.org/ken/program/index.php?tgs_regid=e7fff33d8a1649eb673758c233c5a34d0d244bfa671e87d51e8255351e83b820&tgid=IEICE-HCS&lang=
[招待講演]
講演者:伝 康晴 先生 (千葉大学)
「コーパス言語学的手法による音声対話の分析 ~認知・相互行為背反の観点から~」
[懇親会案内]
8/19(金) 18:30- より,懇親会を開催する予定です。
場所:Tawawa (http://www.kyo-tawawa.co.jp/restaurant/restaurant-nijyo/dinner.html)
費用:4000円
ご参加いただける方は【8/11 (木) まで】に,下記のアドレスまでメールにてご連絡ください。
担当:藤原 健 (大阪経済大学) ken.fuji[at]osaka-ue.ac.jp
なお,予約の関係上,締切を過ぎてからお申込みいただいてもご参加いただけない場合があります。
参加をご予定の方は,早めにお申し込みいただけますようお願いいたします。
[問い合わせ先]
問合せ先(HCS):林 勇吾(立命館大学)E-mail:yhayashi[at]fc.ritsumei.ac.jp
問合せ先(VNV):菊地 浩平(国立情報学研究所)E-mail:vadise[at]nii.ac.jp