2014年10月アーカイブ
■ラトガーズ大学Chinn教授講演会のご案内
下記の通り講演会をおこないます。どうぞお越しください。
●日時:2014年11月10日(月)10:30~12:00
●場所:京都大学教育学部 本館1F第1会議室
●講演者:Professor Clark A. Chinn(Rutgers University, USA)
●タイトル:Improving Students' Argumentation in Science Classes
(生徒の科学的論証力を育む理科の授業:新たな学習デザイン)
● 内容:Clark Chinnラトガーズ大学教授は,教育心理学者で,科学教育におけ
る推論能力や概念変化の育成について研究の第一人者です。Clark Chinn 教授が
提唱しているのはEpistemic design(認識のデザイン)であり, pistemic
competencies(認識コンピテンシー)を育む学習環境をデザインすることです。
epistemic competenciesとは,気候変動などの現実の問題を解決する実践的推論
能力と,どのように論証をくみたてるかという認識論的過程をメタ認知的に内省
する能力を含みます。
今回の講演では,生徒の科学的論証力を育む理科の授業への新たな認識論的な
アプローチとして,従来の論証構造を分析する手法に加えて,科学的論証の評価
規準と科学的知識を生み出す信頼できる過程について教える手法について,中学
高校生を対象とした実践的研究に基づいて報告していただきます。そして,生徒
の論証力と批判的思考力を育成する学習環境のデザインについて議論したいと考
えています。
を参照ください。
●参加費:無料,申し込み不要です。
●問い合わせ先:楠見孝kusumi(at)educ.kyoto-u.ac.jp
一般社団法人日本人間工学会 感性情報処理・官能評価部会 2014年度第1回講演会
●日 時 2014年11月29日(土)14:00~17:00
●会 場 首都大学東京 日野キャンパス 2号館3階302室
〒191-0065 東京都日野市旭が丘6-6
(JR中央線「豊田」駅(北口)から徒歩約20分)
●プログラム
講演1. 田中 吉史(金沢工業大学)「創造的認知過程としての絵画鑑賞」
講演2. 笠松 慶子(首都大学東京)「感性とCMFデザイン」
●参加費 無 料
下記サイトにて事前登録を受け付けていますので、ご協力をお願いいたします。
●講演の概要
1. 田中吉史「創造的認知過程としての絵画鑑賞」
芸術作品の鑑賞に関する実験心理学的研究では、鑑賞過程は単に美的刺激を受
容するような受動的なものと考えられる傾向が強かった。しかし美学や芸術理論
では、芸術鑑賞には鑑賞者自身がその作品の中から新たな側面を見いだすような
創造的な過程が含まれていることが指摘されてきた。本発表では、近年の認知科
学における創造的思考のパラダイムである制約緩和理論に基づく実験を通して、
絵画鑑賞における創造的思考とその支援について検討したい。
2. 笠松慶子「感性とCMFデザイン」
人の感性に訴えかける魅力を製品に組み込むことが必要とされており,その方
法の一つとして近年,CMF(Color Material Finish)という分野が注目されてい
る.CMFは,色という視覚情報だけでなく,素材感や質感などの触覚情報でも人
の感性に訴えかけることのできる手法として有効とされている.本発表では,デ
ザインプロセスで用いられるストーリー性を通してCMFデザインへの展開方法に
ついて検討する.
●お問い合わせ先
一般社団法人日本人間工学会 感性情報処理・官能評価部会 2014年度事務局
(宇賀神)
h_ugajin[at]musashino-u.ac.jp([at]を@に変えて送信してください。)
認知科学における創造性研究は、近年特にアートやデザインをはじめとする現実
世界での創造的プロセスへと積極的にアプローチするようになってきました。そ
れに伴って、創造性研究の新たな方法論や研究のあり方について、改めて考える
必要が出てきました。
今回の「冬のシンポジウム」では、現実世界で起きている複雑な創造的プロセ
スをいかに記述するのか、また現実世界での創造的プロセスにいかに関 わりな
がら研究を進めていくのか、といった問題について討論したいと考えています。
開催日時:2014年11月30日(日) 10:30 -16:15
会場:東京大学 本郷キャンパス法文2号館2大教室
プログラム:
<午前の部 >
10:30 開会の挨拶
10:40 「創造性の方法論」BSC、DCC各研究分科会から:(15分×2)
11:10 招待講演1:韓亜由美氏(前橋工科大学)「シークエンス・デザイン~
移動に伴うオプティック・フロー/視覚的展開をデザインする~」
11:50 昼休み
13:00 総会
<午後の部>
13:30 講演1:渋谷友紀氏(明星大学)「文楽の呼吸:創造性の縁を探る」
14:00 講演2:野村亮太氏(東京大学)「観客どうしのまばたき同期で落語の
間を測る・観る」
14:30 招待講演2:江渡浩一郎氏(産業総合研究所)「共創プラットフォーム
における創造性研究」
15:10 休憩
15:20 討論会 司会進行:荷方邦夫氏(金沢美術工芸大学)
16:15 閉会
*講演時間には簡単な質疑応答も含みます。また講演の開始時刻は若干前後する
可能性があります。
主催:
日本認知科学会
東京大学人文社会系研究科心理学研究室(横澤 一彦)
企画:
「身体・システム・文化」研究分科会(主査:丸山 慎〈駒沢女子大学〉、事務
局:佐藤由紀〈玉川大学〉、運営補佐:青山 慶〈東京大学〉)
「デザイン・構成・創造」研究分科会(主査:永井由佳里〈北陸先端科学技術大
学院大学〉、事務局:田中吉史〈金沢工業大学〉)
日本認知心理学会 第2回 社会連携シンポジウム
「認知心理学と企業における研究・開発―その2」
本シンポジウムは、企業における研究・開発に認知心理学が、あるいは認知心
理学を学んだ人材が、どのように貢献しうるのかについての理解を深めることを
目的とします。 昨年に引き続き今年度も、認知心理学に対する産業界からの要
請の背景と現状、また、それらに対して心理学がどのように答えようとしている
のかを議論します。特に、企業で研究・開発に携わっておられる方から、企業に
おける認知心理学の位置づけの実際や認知心理学に対する期待をお話頂きます。
また、企業などとの共同研究に取り組んでいる研究者からは、産業からの要請に
対して、認知心理学に何ができるのか、をアピールして頂きます。
将来、心理学を活かした職業を希望されている皆様、心理学が企業での研究・
開発にどのような役に立つのかを模索しておられる企業の皆様、その他、心理学
と産業界との接点に興味のある皆様の参加をお待ちしております。
日時:11月18日(火) 13:20-16:45 (13:00より受付開始)
会場:京都大学、東京オフィス(東京・品川駅前)
参加費:無料(会員、非会員、どなたでもご参加いただけます。事前登録不要)
プログラム(敬称略)
13:00 受付開始
13:20~15:00 第一部:企業での研究開発と心理学の実際
石川敦雄(株式会社竹中工務店 技術本部)
松嵜直幸(サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社 研究部)
15:10~16:10 第二部: 認知心理学の産業への展開
永井聖剛(愛知淑徳大学 人間情報学部)
和田有史(農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研究所食品機能研究領
域 食認知科学ユニット)
16:15~16:45 第三部:総合討論
17:30~ 交流会
・交流会について
品川駅近辺でシンポジウム終了後交流会を開催いたします。会場の都合がありま
すので,
できる限り14日金曜日までに以下のフォームよりお申し込みください。
Authors: Nakashima, S. F., Morimoto, Y., Takano, Y., Yoshikawa, S. &
Hugenberg, K.
Title: Faces in the dark: interactive effects of darkness and anxiety
on the memory for threatening faces.
Journal(書誌情報): Frontiers in Psychology, 5, 1091
doi: 10.3389/fpsyg.2014.01091
Abstract: In the current research, we extend past work on the effects
of ambient darkness and threat to the domain of memory for expressive
faces. In one study, we examined the effects of ambient darkness and
individual differences in state anxiety on memory of unfamiliar
expressive faces. Here, participants were seated in either a dark or
light room and encoded a set of unfamiliar faces with angry, happy,
and neutral facial expressions. A subsequent recognition task revealed
an interactive effect of ambient darkness, anxiety, and target
expression. Highly anxious participants in ambient darkness had worse
memory for angry faces than did low-anxiety participants. On the other
hand, the recognition performance for happy faces was affected neither
by the darkness nor state anxiety. The results suggest not only that
ambient darkness has its strongest effect on anxious perceivers, but
also that person × situation effects should be considered in face
recognition research.
著者Contact先の email: nakashima.satoshi[at]lab.ntt.co.jp; shaikh.cogpsy[at]gmail.com
日本認知心理学会公開シンポジウム
「認知心理学のフロンティア -こころの常識と偏見を超えて-」のご報告
人間の心に関する認知心理学的なアプローチは、医療、教育、司法、防災、産業
など様々な現場から緊急の課題に応える意味でますます重要視されています。認
知心理学会では、このたび認知心理学的アプロローチの現在を広く社会に理解し
ていただくために、平成26年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金)研究成
果公開発表(B)の助成をうけて、「認知心理学のフロンティア:こころの常識
と偏見を越えて」と題して公開シンポジウムを本年10月18日(土)に京都女子大
学発達教育学部で開催いたしました。シンポジウムには一般社会人、大学学部
生、院生、研究者など合計80名の、幅広い層からの参加を得ました。
第一部講演会「認知心理学の新展開」では、各分野から3人の著名な研究者に話
題提供をして頂きました。
講演1 「犯罪捜査の認知心理学」越智啓太(法政大学教授)
講演2 「防災の認知心理学」邑本俊亮(東北大学教授)
講演3 「発達プロセスの認知脳科学的解明」 乾敏郎(京都大学教授)
はじめの二つの講演は犯罪捜査や、防災の現場に認知心理学がどのように生か
されているのか、また活用されようとしているのかを中心に話されたものであ
り、認知心理学の応用可能性や有用性について、強く、かつわかりやすく紹介する
ものでした。最後の講演は、発達障害を中心に認知心理学が脳科学と密接な連携
を取ることによって、新たな展開を示す研究の最前線を報告したものでした。こ
れらを受けてフロアーからも熱心な質問が相次ぎ、活発な議論がなされました。
第二部の公開参加型ゼミでは、「社会に貢献する認知心理学」をテーマに4つの
話題提供が行われました。ゼミ1,2とゼミ3,4は別の部屋で並行して行わ
れ、比較的少人数の大学のゼミの体験型授業のような形式でした。
ゼミ1 「お客様の『心』をつかむ商品開発」熊田孝恒(京都大学教授)
ゼミ2 「他者のこころの認知と集団規範の生成:『暗黙のルール』はいかにし
て生まれるか」村本由紀子(東京大学准教授)
ゼミ3 「時間的展望から死について考える」下島裕美(杏林大学准教授)
ゼミ4 「感情と身体空間」佐々木恭志郎(九州大学 学術振興会特別研究員)
いずれのゼミでも、講演会よりもコンパクトな教室でしかもより長い時間をとっ
て実施されたために、講師のお話の途中でも気軽にたくさんの質問がされ、また
終了時間ぎりぎりまで熱心な討議が行われ、より深い理解と知識共有がなされた
と思います。
最後にアンケートを実施したところ、様々な感想が寄せられました。以下に1
部の例をあげます。
・「学術的知識だけでなく、先生方の現場感覚・体験が組み込まれていたのが
新鮮で、楽しく聞かせていただきました」
・「認知心理学のあらゆる話が聞けてとても面白かった・・・『こんな研究が
あるんだ』と驚くことが多かった」
・「フロンティアの題にピッタリとくる、本当に興味深く、おもしろいお話が
たくさん聞くことができました。参加できたことが嬉しいです。認知心理学はや
はりおもしろいですね」
他にも多くの高く評価する感想が寄せられました。なお、今回の発表は小冊子
としてまとめられ、認知心理学会のHP上に掲載される予定です。
本学会はこれからも、実験室の中で行われた研究、あるいは社会現場でなされ
た研究など、面白く有益な知見を広く社会に還元するために、様々な形で発信し
ていきたいと思います。今後とも日本認知心理学会の活動をご支援くださいます
ようお願いいたします。
認知心理学会理事長
行場次朗
日本認知心理学会 会員の皆様:
(重複して受け取られた場合はご容赦ください)
日本基礎心理学会が発行をしております基礎心理学研究第34巻1号(2015年9月
発行予定)では,「時間認知の解明への学際的アプローチ」というテーマで特
集を企画しております。皆様のご投稿をお待ち申し上げております。
特集テーマ:「時間認知の解明への学際的アプローチ」
Interdisciplinary approach to mental time
企画:坂田省吾(広島大学)・友永雅己(京都大学)・村上郁也(東京大学)
1.企画趣旨
すべての生物において,時間は生きていく上で重要な要因です。あらゆる心理
現象が時間と関係しているといっても過言ではないでしょう。日常的に感じる
例としては,物理的に同じ経過時間でも,心理的には長く感じられるときも短
く感じられるときもあります。時間認知は心理学的に重要なテーマです。古く
から時間経過の長短の感覚は時間知覚として研究されてきました。時間知覚は
1秒未満の短い時間と1秒以上の比較的長い時間に分けて考えられることが多
く,狭義の意味で前者を時間知覚,後者を時間認知とよんでいます。最近の研
究ではそれらを一括りにして時間認知とよんでいます。主観的な時間の感覚で
ある時間認知はヒトに特有なものではなく,動物にも同様の感覚があることが
明らかにされてきています。最近では国際的にも時間認知と脳内機構との関連
の研究が増えてきています。
このような背景から,本特集企画では,時間認知に関する特集号を組むことに
なりました。広く原稿を募集します。投稿いただいた原稿は審査を経て2015年
4月末までに採否を決定いたします。
2.特集企画で扱う論文の範囲
この特集号では時間認知の解明に向けた学際的アプローチの論文を募集しま
す。企画趣旨としては時間認知の解明に向けて各方面からの視点が有機的につ
ながる構造を本特集号で具現化させたいと考えています。つきましては,学際
的アプローチを見据えた動物,行動,学習,発達,認知,知覚,生理などの各
分野あるいは分野横断の研究知見を募集することにいたします。
3.募集要項
2014年11月末を締切りとします。基本的にはオリジナルな実験研究の原著論文
を募集しますが,理論やモデルに関する研究も含めます。英語論文,日本語論
文のどちらでも可です。執筆・投稿規定(
http://psychonomic.jp/journal/index.html )にしたがって原稿を作成して
下さい。原稿はウェブ投稿・審査システム(http://jjps.edmgr.com/)から投
稿して下さい。本特集号は2015年秋発行予定です。
4.スケジュール
投稿締切:2014 年11 月末
採否決定:2015 年4 月末
5.お問い合わせ先
事務局編集担当:kisoshin-edit[at]bunken.co.jp
Authors:Ayako Saneyoshi & Chikashi Michimata
Title:Categorical and coordinate processing in object recognition depends
on different spatial frequencies
Journal(書誌情報):Cognitive Processing, September 2014
doi:10.1007/s10339-014-0635-z
Abstract:Previous studies have suggested that processing categorical
spatial relations requires high spatial frequency (HSF) information, while
coordinate spatial relations require low spatial frequency (LSF)
information. The aim of the present study was to determine whether spatial
frequency influences categorical and coordinate processing in object
recognition. Participants performed two object-matching tasks for novel,
non-nameable objects consisting of "geons" (c.f. Brain Cogn 71:181?186,
2009). For each original stimulus, categorical and coordinate
transformations were applied to create comparison stimuli. These stimuli
were high-pass/low-cut-filtered or low-pass/high-cut-filtered by a filter
with a 2D Gaussian envelope. The categorical task consisted of the original
and categorical-transformed objects. The coordinate task consisted of the
original and coordinate-transformed objects. The non-filtered object image
was presented on a CRT monitor, followed by a comparison object
(non-filtered, high-pass-filtered, and low-pass-filtered stimuli). The
results showed that the removal of HSF information from the object image
produced longer reaction times (RTs) in the categorical task, while removal
of LSF information produced longer RTs in the coordinate task. These
results support spatial frequency processing theory, specifically Kosslyn's
hypothesis and the double filtering frequency model.
著者Contact先の email:a-sane[at]main.teikyo-u.ac.jp
本学会は、「医療安全を科学し、多職種連携による実践的教育を考える場を提供
会する」という 目的で、昨年、滋慶医療科学大学院大学が中心となって設立し
た新しい研究会です。 みなさまのご参加をお待ちしております。
■開催期間:2015年01月25日
■学会名:医療安全実践教育研究会第2回学術集会
■演題締切:2014年11月07日 ■参加申込締切:2015年01月09日
■開催場所:大阪市北区・大阪大学中之島センター10階佐治敬三MH
■主なプログラム メインテーマ:多職種連携による医療安全教育の展開とそ
の方法 論
*講演 「地域完結型医療体制における患者安全を考える」武田裕( 滋慶医療
科学大学院大)
*講演「医療安全と医学教育」新木一弘(厚労省初代医療安 全室長)
・シンポジウム:中村京太(横浜市大総合医療センター)
・中島和江(大阪 大医学部附属病院)
・豊田百合子(大阪保健福祉専門学校)
・江原一雅(滋慶医療科 学大学院大)/一般演題ほか
■事務局名:医療安全実践教育研究会事務局
■郵便番号:532-0003 住所:大阪府大阪市淀川区宮原1-2-8
電話番号:(06)6150-1336 FAX:(06)6150-1337
■事務局E-MAIL:info[at]msers.org([at]を@に変えて送信してください。)
■学会案内のURL:http://www.msers.org
このたび、熊本大学「心の可塑性研究ユニット」では、下記の国際シンポジウム
『高齢者のライフスタイルと脳のはたらき』を開催します。
多くの皆様のご来聴をお待ちしています。
日時 10/19(日)13:00-17:10
場所 熊本大学黒髪南キャンパス 百周年記念館
<講演者>
■月浦崇(京都大学)
"Effects of aging on memory-related activations and of
lifestyles on memory functions in elderly people"
■Michael Rugg (University of Texas at Dullas)
"Understanding individual differences in episodic memory across
the adult lifespan: evidence from functional neuroimaging"
■積山薫(熊本大学)
"Development and maintenance of cognitive functioning
through visuomotor experiences"
■Kristine Walhovd (University of Oslo)
"Lifespan MRI studies of brain and cognition ? principles of
change, and can we affect the changes?"
指定討論者 池田学(熊本大学・老年神経心理学)
高橋隆雄(熊本大学・生命倫理学)
電子情報通信学会ヒューマンコミュニケーション基礎(HCS)研究会
2015年1月研究会「コミュニケーションの心理とライフステージ、および一般」
発表募集
■要項
テーマ: コミュニケーションの心理とライフステージ、および一般
開催日: 2015年1月30日(金)、31日(土)
開催場所: ベイリゾート小豆島(香川県)
住所 〒761-4422 香川県小豆郡小豆島町古江乙16-3
参加費: 無料 (予稿集別途 予価2000円、発表者には無料進呈)
■スケジュール
発表申し込み締め切り: 2014年11月17日(月)
発表原稿締切: 2015年1月8日(木)
宿泊予約締切: 2015年1月9日(金)
研究会: 2015年1月30日(金)、31日(土)
■発表申し込み方法
研究会発表申し込みシステムよりお申込み下さい。
■ご案内
[ HCS研究会とは ]
HCS研究会では、人のコミュニケーションの活動の解明に関する基礎研究から、
人や社会を
幸せにするコミュニケーションのあり方や方法の探求に関する応用研究まで幅広
いテーマを扱っています。
[ テーマの詳細 ]
今回の研究会では、人間のコミュニケーションの心理・認知・行動をライフス
テージの観点からアプローチした研究発表を募集いたします。
人間は乳幼児期から青少年期を経て、成人、老年期に至るまで年齢やライフス
テージに応じてコミュニケーションの性質を発達・変容させます。それらの特徴
を分析した基礎研究、QOL向上のための技術提案、実践場面での問題点と評価な
ど様々な側面からの研究発表を歓迎いたします。対人コミュニケーション研究は
もちろん、インターフェイスやヒューマン・エージェント・インタラクションな
ど計算機や機械とのコミュニケーションに関する研究も範疇に含みます。
2014年2月に鹿児島大学に於いて同じテーマの研究会を開催したところ、2日間で
37件の研究発表が行われました。本テーマに対する関心の高さが確認されたとと
もに分野の将来に対する期待も高まりました。
そこで、本年も同じテーマで開催し、さらなる発展を目指したく思います。
その他、ヒューマン・コミュニケーション一般についての発表も広く
募集いたします。
[ 開催形式 ]
なお、今回の研究会の発表は全てポスター形式とさせていただきます。昨年より
発表件数の増大により、十分に議論を行う時間が取れないなど参加者の不満の声
が聞かれました。ポスター発表とすることで、時間の制約が緩和され、濃密な議
論が可能になると期待できます。別途、ライトニングトークセッションによる研
究概要の広告、およびファシリテーターによるポスター毎の司会など、参加者の
満足の行く運営を企画しています。
[ 招待講演 ]
京都大学大学院文学研究科・板倉昭二教授に『ロボットを通して探る子どもの
心』(仮)と題したご講演をいただく予定です。わたしたちが人間が、いかにし
て心・身体・コミュニケーションについての理解を獲得するかという問題に関し
て、子どもの発達やロボットとのインタラクションを通じて解明したご研究につ
いてお話いただきます。
奮って研究発表のご応募、および聴講にご参加いただけますようお願い申し上げ
ます。
■懇親会・宿泊・アクセス
会場のベイリゾート小豆島は、瀬戸内海に浮かぶ風光明媚な離島です。温暖な瀬
戸内海気候を活かしたオリーブ等の農産物のほか、醤油や素麺の日本有数の生産
地です。その他、映画『二十四の瞳』のロケ地としても有名で研究会前後の見学
旅行にも最適です。
宿泊は、会場のベイリゾート小豆島にそのままお泊りいただけます。オーシャン
ビューの客室が8,142円/10,950円、ビジネスタイプが5,982円でご宿泊いただけ
ます(消費税・入湯税込)。お申し込みは下記「■参加予約」をご参照の上、
メールにてご予約をお願いいたします。懇親会は初日夕に行う予定です。会費は
5,400円(消費税込)を予定しています。
会場へのアクセスはこちらをご覧ください。
■参加予約
研究発表の有無にかかわらず、今回の研究会にご参加予定の方は下記よりダウン
ロードしたファイルに必要事項をご記入の上ご予約ください。
■共催・共催
本研究会は、日本心理学会・幼児言語発達研究会共催、
日本社会心理学会協賛(予)で開催されます。
■お問い合わせ先
HCS研究会担当: 松田昌史(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)
matsuda.masafumi[at]lab.ntt.co.jp
現地担当: 佐藤鮎美(京都橘大学) sato-ay[at]tachibana-u.ac.jp
幼児言語発達研究会担当: 小林哲生(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)
kobayashi.tessei[at]lab.ntt.co.jp
([at]を@に変えて送信してください。)
通信行動工学(CBE)時限研究専門委員会は,
人間の通信行動に関する,生理的,心理的,社会的な
各種要素を含めた多様な分野の研究成果を持ち寄り,
今後の通信技術の研究開発に大きく貢献すると共に、
各専門分野の活動領域の拡張をもたらすことを目的に発足しました.
第7回CBE研究会では,「通信行動におけるインタラクション」をテーマに
掲げ、
IEICE会員のみならず,関連する研究を推進されている方々にも
積極的に御参加頂き,異分野交流により通信行動に関する研究の
進展が加速されることを期待しております.
研究会テーマ: 「通信行動におけるインタラクション」
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●日時: 2014年10月30日(木) 12時半-16時半
●場所: 首都大学東京 秋葉原サテライトキャンパス
〒101-0021 東京都千代田区外神田1-18-13秋葉原ダイビル12階
(JR山手線、京浜東北線、総武線「秋葉原駅」より徒歩1分)
●参加費: 2000円(発表資料代1000円含;懇親会費は含まれません)
●懇親会費: 4000円(懇親会への参加は任意です)
----------------参加方法-----------------
聴講をご希望される方は、以下のフォームに記入の上、
cbe-info[at]mail.ieice.org までメールにてお申し込み下さい。
([at]を@に変えて送信してください。)
-----------------------------------------
第4回CBE研究会への参加を希望します。
ご氏名: (漢字と読み仮名をお願いします)
ご所属:
ご連絡先:(メールアドレス/電話)
懇親会への参加: 参加/不参加(どちらかを残して下さい)
-----------------------------------------
◆プログラム
12:00-12:30 受付
■ 12:30-12:35 開会の挨拶
■ 12:35-13:55 口頭発表
12:35-12:55
○唐澤 信司 (宮城工業高等専門学校 名誉教授)
「意識の仕組みを持つ情報処理装置のアーキテクチャ」
12:55-13:15
○岩崎 麻衣 (理研BSI)、Thomas Poulsen (産総研)、Neal Hessler(東大)
「歌鳥のつがい形成過程における個体間コミュニケーションのばらつき
-発声経路と身体的距離の調節-」
13:15-13:35
○坂本 直志(東京電機大)、新井 英晃
「ストーリのある連続番組に対する実況サイトの時系列解析」
13:35-13:55
○三原 正大 (関西学院大)、津川 翔 (筑波大)、大崎 博之 (関西学院大)
「未知のグラフに対する影響最大化アルゴリズム」
■ 13:55-14:05 休憩
■ 14:05-15:25 口頭発表
14:05-14:35
○谷川 由紀子(NEC,筑波大学),原田 悦子(筑波大学)
「未定」
14:35-15:05
○小頭 秀行、新井田 統(KDDI研)
「Human Network Interaction(仮)」
15:05-15:25
○長谷川 良平(産総研)
「脳波によるロボットアバターの遠隔操作システムの開発」
■ 15:25-15:35 休憩
★ 15:35-16:30 ラウンドテーブルディスカッション
登壇者 未定
■ 16:30 閉会の挨拶
(■ 16:30-17:00 撤収作業)
■ 17:30-19:30 懇親会
会場近辺の居酒屋を予定
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----------------参加方法 再掲-------------------
聴講をご希望される方は、以下のフォームに記入の上、
cbe-info[at]mail.ieice.org までメールにてお申し込み下さい。
([at]を@に変えて送信してください。)
-----------------------------------------------
第4回CBE研究会への参加を希望します。
ご氏名: (漢字と読み仮名をお願いします)
ご所属:
ご連絡先:(メールアドレス/電話)
懇親会への参加: 参加/不参加(どちらかを残して下さい)
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CALL FOR PAPERS
The Society for Applied Research in Memory & Cognition (SARMAC) invites
submissions for its 11th Biennial meeting to be held in Victoria, BC,
Canada, 24-27 June 2015. SARMAC welcomes submissions for papers,
symposia, or posters in any area of applied research on memory and
cognition (e.g., law, education, engineering, health/medicine, politics,
marketing). The conference features keynotes by Itiel Dror (University
College London, cognitive forensics), Marcia Johnson (Yale, applied
cognitive neuroscience of memory), Hal Pashler (UCSD, memory in
education), and Dan Simons (real-world visual attention). The
conference will be preceded by a hands-on workshop by E. J. Wagemakers
introducing user-friendly software for Bayesian data analyses.
Victoria is on the southern tip of Vancouver Island, and it was voted
one of the world's most popular destinations by Travel & Leisure and by
Conde Nast magazines. Trip Advisor's Traveler's Choice in 2010 rated
Victoria as the #1 destination to visit in Canada. The conference will
be held at the Fairmont Empress in Victoria. Deadline for submissions
is December 1, 2014.
To register, make a submission, and/or learn more about the conference,
please visit http://www.sarmac.org/upcoming-conferences/
関係各位
時下、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素より公益財団法人たばこ総合研究センター(TASC)の事業に対しまして、
ご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて当センターでは、たばこを始めとする嗜好品に関する人文・社会科学分野
の研究を促進し、学術の振興に寄与することを目的として、研究助成を行って
おります。この度「平成27年度分助成研究」の募集を開始いたしました。
下記の通り募集をしておりますので、ご応募頂ければ幸甚に存じます。
皆様の応募をお待ち申し上げております。
記
■件名:平成27年度TASC助成研究
■募集期間:平成26年10月1日(水)~平成26年12月1日(月)
■募集要項、申請書の入手方法
当センターのホームページからダウンロードいただけます。
申請・審査・過去の採択テーマ等の詳細については、ホームページの「研究助
成」のコーナーに掲載してありますのでご覧ください。 http://www.tasc.or.jp/
ご不明な点等ございましたら、公益財団法人たばこ総合研究センター(TASC) 研
究助成担当までお問い合わせください。
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公益財団法人たばこ総合研究センター(TASC)
〒105-0001
東京都港区虎ノ門3‐2‐2 虎ノ門30森ビル
Tel:03-3436-3786 Fax:03-3436-3773
E-mail:info@tasc.or.jp
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デジタルコンテンツエキスポ2014・シンポジウム
「3次元空間の知覚的歪みとコンテンツの再構築」
開催のお知らせ
開催日 10月24日(金)
開 場 12:45 開演 13:00 終了 14:50
会 場 日本科学未来館 7F 会議室3
本シンポジウムでは、認知科学・人間工学・デジタルコンテンツの観点による、
立体視(3D)映像の最新の事例や知見を共有します。
3D空間の知覚的歪みの分析とその応用に関する研究成果や、過去のゲームソフト
を3D化して再構築するという「セガ
3D復刻プロジェクト」を紹介し、3Dリメイキングの魅力や認知特性などについ
て、新たな切り口でのディスカッションを行います。
みなさまのご参加をお待ちしています。
事前申込はこちら -> http://www.dcexpo.jp/6205
登壇者
・渡邊克巳:東京大学先端科学技術研究センター准教授
・奥成洋輔:株式会社セガ 第3CS研究開発部
・堀井直樹:有限会社エムツー 代表取締役
・河合隆史:早稲田大学基幹理工学部表現工学科教授
主催 東京大学 先端研 渡邊克巳研究室
日本人間工学会3D人間工学研究部会
後援 超臨場感コミュニケーション産学官フォーラム(URCF)
Authors: Kitaoka, A.
Title: Color-dependent motion illusions in stationary images and their phenomenal dimorphism
Journal(書誌情報): Perception
doi:10.1068/p7706
Abstract:
The color-dependent motion illusion in stationary images?a special type of the Fraser?Wilcox illusion?is introduced and discussed. The direction of illusory motion changes depending on whether the image is of high or low luminance and whether the room is bright or dark. This dimorphism of illusion was confirmed by surveys. It is suggested that two different spatial arrangements of color can produce the motion illusion. One is a spatial arrangement where long- and short-wavelength color regions sandwich a darker strip; the other is where the same color regions sandwich a brighter strip.
著者Contact先の email: akitaoka[at]lt.ritsumei.ac.jp
日本語によるコメント(オプション,200-300字で)
色と輝度と明暗順応に依存して錯視の方向が反転する静止画が動いて見える錯視についての論文です。
会員各位
日本認知心理学会安全心理学部会の第35回研究会を下記の
通り開催いたします。皆様の参加をお待ちしております。
日時:10/11(土) 15:00-17:00
会場:大阪大学人間科学部本館31教室
内容:講演とディスカッション
「安全・安心に向けて心理学ができること-心理生理学的アプローチ-」
講演者:入戸野宏 先生 (広島大学)
概要:近年の脳科学ブームにより,人間の意識や行動の神経
基盤に関する研究が急増しています。その一方で,天災・人災
が起こるたびに,社会の安全・安心に対して心理学がどのよう
に貢献できるかが問われています。この2つの流れを関連づけ
るにはどうしたらいいでしょうか。今回の発表では,「生理
反応測定をしない人のための心理生理学」という新たな視点で,
人間の心を「主観-行動-生理」という3側面から眺めるアプ
ローチの意義について論じます。
参考資料:
篠原一光・中村隆宏(編)(2013) 心理学から考えるヒューマン
ファクターズ 有斐閣10章「心理生理学的アプローチ」
※Ustreamでの映像配信を行う予定です。視聴方法は以下の通りです。
1.以下のアドレスにアクセスする。
2.パスワードを聞かれたら以下入力して送信ボタンを押す。
jscpsafety
※終了後、懇親会を行う予定です。
日本認知心理学会安全心理学研究部会
jscp-safety[at]cogpsy.jp([at]を@に変えて送信してください)
部会長:臼井伸之介(大阪大学)
事務局:篠原一光(大阪大学)