研究部会

研究部会

会員間での研究知見の共有や交流を促進し認知心理学の幅広い発展をうながすため,研究部会制度が設けられています。 各部会の活動報告および活動予定は,学会誌でご覧いただけます。 

安全心理学部会

安全心理学部会は,安全の心理学研究を通した認知心理学の社会的貢献および発展を目的として設立されました。世の中では,認知心理学の知識や方法論を安全に対して応用した研究成果が期待されています。また,このようなフィールドを活かした研究が,認知心理学の基礎研究を活性化することも期待できます。
安全心理学部会は,安全に関心をもつ研究者や実務者が,情報を交換し,研究を促進させていく場となっています。

  • 部会長:篠原一光(大阪大学)
  • 事務局:篠原一光(大阪大学)
  • 活動形態: ・ メーリングリストによる情報交換 ・ 研究発表会 ・ シンポジウム等の共催 など
  • 安全心理学部会フェイスブックページ https://www.facebook.com/jjcpsafety

感性学研究部会

感性学研究部会は,広く感性に関心をもつさまざまな領域の研究者を中心に,感性表現に携わる芸術家や,景観・製品などの感性評価に関わる実務家など,様々な立場の人々が,感性に関する研究情報を交換する場として,さらには,感性に関する研究を発表する場として設立されました。感性への社会的関心や実証的研究への要請が高まる中,基礎研究と実践研究とを結ぶ場としての機能も期待されています。

  • 代表者: 三浦佳世 (九州大学)
  • 事務局: 山本健太郎(九州大学)
  • 部会サイト: http://www.psycho.hes.kyushu-u.ac.jp/~lab_miura/Kansei/
  • お問い合わせ先メールアドレス:kansei[at]psycho.hes.kyushu-u.ac.jp ([at]を@に変更してください。)
  • 活動形態: ・ 国内外の研究者による国際感性ワークショップ(International Workshop on Kansei)
                   ・ さまざまな分野の話題提供者による感性学研究会
                   ・ 日本認知科学会(P&P研究会)や電子情報通信学会(ヒューマン情報処理研究会: HIP)との共催による研究集会
                   ・ メーリングリストによる会員間の情報交換

高齢者心理学部会

高齢者は,記憶,注意,意思決定など,認知心理学が研究対象とするあらゆる側面において,若年者とは異なった特性を持っています。また,それらが高齢者の行動や生活のあり様を決定する重要な要因となっていることは間違いありません。しかしながら,現状では高齢者の認知特性に関する理解は十分に進んでいるとは言いがたいでしょう。
本研究部会は,高齢者に関心を持つ認知心理学者が,情報を交換し,討論し,認知の加齢変化の意味を再確認し個々人の研究の促進に活用できる場として発足しました。

  • 代表者: 権藤恭之 (大阪大学)
  • 事務局: 熊田孝恒 (産業技術総合研究所)
  • 部会サイト: http://cognitiveaging.jp/
  • お問い合わせ先メールアドレス: ygondo[at]hus.osaka-u.ac.jp([at]を@に変更してください。)
  • 活動形態: ・ 研究フォーラムの開催(年に2~3回程度を予定)
                   ・ メーリングリストなどによる情報交換・議論 

ディスコース心理学研究部会

本研究部会は,実験を主とした実証データに基づいた,「ディスコース」に関する研究の日本での中核となるべく設立されました。
なお,「ディスコース」とは,複数のアイディアを表象する言語表現とその文脈によって形成される言語形式およびそれに関わる行為を指す語です。文章(テキスト)や談話(会話)などがその主たる例ですが,それに限定されるのではなく,言語現象全般の中で上記のような属性に関わるものを対象としています。

  • 代表者: 森島泰則 (国際基督教大学)
  • 事務局: 猪原敬介 (電気通信大学)
  • 部会サイト: https://sites.google.com/site/discoursestudy/
  • お問い合わせ先メールアドレス:morishima[at]icu.ac.jp([at]を@に変更してください。) 
  • 活動形態: ・ 研究フォーラムの開催
                   ・ メーリングリストなどを利用した情報の交換および議論

心理学の信頼性研究部会

研究結果の再現率の低さや研究不正の発覚などにより,心理学の信頼性は近年大きく低下しています。また大衆によるポピュラー心理学への選好,統計の不適切な使用といった従来から存在している要因との複合的な効果によって,名実ともに科学としての心理学の根幹が揺らいでいます。そこで本研究部会は,当事者たる研究者同士によるこのような状況を改善するための議論,研究,実践を促進するための装置として発足しました。
本研究部会の活動は主に以下の事柄に関連します。
1)研究結果の再現性問題
2)研究公正
3)サイエンスコミュニケーション
4)研究者養成
5)学術出版
本研究部会はこうしたトピックに関しての活発な議論や取り組みの機会を提供していきます。
代表者:山田祐樹(九州大学)
事務局:佐々木恭志郎(早稲田大学)
部会サイト:https://www.facebook.com/pg/psycre/
問い合わせメールアドレス:yamadayuk[at]gmail.com ([at]を@に変更してください。)
活動形態:
・国内外の研究者による定期的な研究会の開催
・国際/国内専門誌,プレプリントサーバーでの論文や解説文などの出版による誌面上の議論
・国内外の様々な学協会との共催による研究集会
・Slack等チャットツールあるいはTwitter等SNSを用いた研究者間での情報交換

研究法研究部会

 研究法研究部会は,認知心理学の研究に資する統計手法,刺激作成や実験法などのさまざまな研究方法について学び,その研究上の意義や有用性について検討し,相互に情報交換を行うことにより,認知心理学と関連分野のさらなる発展に役立てることを目的に設立されました。
 多様化した研究方法を広く紹介・検討し,相互の議論を通して各種手法の理解を深め,それらを用いる際のスタンダードを発信していきたいと考えています。

・代表者: 井関龍太 (大正大学)
・事務局: 望月正哉 (日本大学)
・部会サイト: https://sites.google.com/view/jscp-research-methods/
・お問い合わせ先メールアドレス: r_iseki[at]mail.tais.ac.jp([at]を@に変更してください。)
・活動形態:
 ・研究フォーラムの開催
 ・メーリングリストによる会員間の情報交換

消費者行動研究部会

消費者の選好や意思決定は人間の認知プロセスそのものですが,消費者行動研究に対する認知心理学の貢献は現状あまり大きくありません。なぜなら,我々認知心理学者は心理プロセスを応用するための(あるいは応用を視野に入れた)研究を実践する訓練をあまり受けていないからです。そこで本研究部会は,認知心理学者と消費者行動の研究者が互いの領域における研究アプローチや最新の知見を学び,有機的に融合して,「実験消費者心理学」を新たに展開することを目的に発足しました。

本研究部会の活動は主に以下の事柄に関連します。
1)消費者行動に対する実験心理学的アプローチ
2)消費者行動研究における認知心理学的知見の応用
3)マーケティングにおける認知心理学の応用可能性
4)心理学者とマーケティング学者および実務家の交流

代表者:有賀敦紀(中央大学)
事務局:米満文哉(中央大学)
部会サイト:https://www.facebook.com/cogpsy.consumer/
問い合わせメールアドレス:atsu.ariga[at]gmail.com ([at]を@に変更してください。)
活動形態:
・国内外の研究者による定期的な研究会の開催
・国内外の様々な学協会との共催による研究集会
・SNSを用いた研究者間での情報交換

神経心理学部会

神経心理学は、神経科学、神経学と心理学に基づいて、認知的な技能や能力が中枢神経系においていかに組織化されているかを理解する学問であり、伝統的には、主として脳損傷をうけた人で観察される認知機能の障害について研究されてきました。諸外国において、神経心理学は、心理学のなかの1分野として発展してきていますが、我が国おいては、心理学のなかでの神経心理学的研究はまだ数少ないといえます。今後、この領域における認知心理学からの検討も進められることが期待され、神経心理学の研究を促進させていく場を提供することを目的といたします。

部会長:松井三枝(金沢大学)
事務局:永井知代子(帝京平成大学) 
部会サイト: https://www.facebook.com/cog.neuropsy              
お問い合わせメールアドレス:cog.np.group[at]gmail.com([at]を@に変更してください。)
活動形態:研究会等の開催。メーリングリスト、その他SNS等による情報交換。関連団体との連携。

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