2015年9月アーカイブ

会員各位

日本認知心理学会安全心理学部会の第36回研究会を下記の通り開催いたします。皆様の参加をお待ちしております。

日時:10/31(土) 15:00-17:00
会場:大阪大学人間科学部本館32教室
内容:講演とディスカッション

講演:松村真宏先生
(大阪大学大学院経済学研究科・准教授)
http://mtmr.jp/ja/

題目:
行動をいざなう仕掛学

概要:
運動不足や不健康な食事といった不摂生、ゴミのポイ捨てや不法駐輪といった違反行為、公衆衛生、犯罪、エネルギー問題といった社会的課題など、個人や社会の問題の多くは人の行動そのものが作り出している。したがって、これらの問題を解決する本質的な方法は、人の行動そのものを変えることにある。仕掛学では、人の行動を変えるためのアプローチとして、行動の選択肢を生み出す「仕掛け」のメカニズムの解明に取り組んでいる。本発表では、仕掛学の概要やこれまでに取り組んできたことについてざっくばらんに紹介する。

※Ustreamでの映像配信を行う予定です。視聴方法は以下の通りです。
1.以下のアドレスにアクセスする。
http://www.ustream.tv/channel/jscp-safety
2.パスワードを聞かれたら以下入力して送信ボタンを押す。
jscpsafety
※終了後、懇親会を行う予定です。

日本認知心理学会安全心理学研究部会
jscp-safety[at]cogpsy.jp([at]を@に変えて送信してください。)
https://www.facebook.com/jjcpsafety

部会長:臼井伸之介(大阪大学)
事務局:篠原一光(大阪大学)

テーマ・セッション:国際心理学会議2016の新たな公募のお知らせ

関係各位

来年7月24-29日の国際心理学会議2016をより活性化するために、新たな区分の
募集を開始しました。テーマ・セッション(Thematic Session)です。
ぜひ、以下のサイトでご確認ください。

テーマ・セッションは、
1) 焦点のあったひとつのテーマのもとに開かれるシンポジウムです。
2) 3人から5人までの話題提供者を集めてください。
3) 全員が同じ国籍の方でかまいません。
4) 時間は90分間です。

テーマ・セッションの主宰者となる方が申し込んでください。国際心理学会議
2016の登録ページから申し込めます。区分としては「公募シンポジウム主宰者
(Contributed Symposium Organizer)」のボタンをクリックしてください。
テーマ30語以内、抄録150語以内の記載をお願いします。それだけでけっこうで
す。締め切りは10月1日です。
テーマ・セッションは公募シンポジウムとほぼ同じです。1点だけ違うのは、国
籍条項の制約を取り払いました。全員が日本人でかまいません。国際心理学会議
2016が、日本人研究者が主体となった国際交流の機会になることを願っています。
すでにホームページとフェイスブックでお知らせしていますが、まわりの方にお
知らせください。日本で44年ぶりに開催される国際心理学会に多くの方が参加
されますよう、よろしくお願いします。

プログラム委員会、松沢哲郎・箱田裕司・仲真紀子・亀田達也

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以下は対応する英文です。外国の方に向けてはこちらをお使いください。

Thematic Session: a new presentation format of ICP2016 is opened
Dear colleagues
I hope this finds you well. We are pleased to inform you that we opened
the new presentation format: Thematic Session.
Please see:

In sum, Thematic Session is as follows:
・ Should focus on a single theme
・ Should consist of three to five presentations, plus a discussion on
the topic
・ A Thematic Session can be composed of speakers all from the same country
・ Duration of a Thematic Session is 90 minutes

The organizer of a Thematic Session should first submit a proposal in
the form of an abstract (using the button of "Contributed Symposium
Organizer") describing the purpose and structure of the symposium
through the ICP2016 registration page. The deadline for Thematic Session
organizer abstract submission is October 1, 2015 (no later than 24:00
Japan Standard Time). Please submit the proposal.
Thematic Session is close to Contributed Symposium, but it does not have
the constraints of at least two countries. It can be composed of
speakers all from the same country.
We have already announced it in the Home page and also FACEBOOK.
All the best,
Tetsuro Matsuzawa
Chair, Scientific Program committee of ICP2016

日本心理学会第79回大会 一般公開シンポジウム
二人で同じ花を見るとなぜ美しいか?
  ―「共視」の実験心理学、発達心理学、精神分析学

日時・場所
日時:2015年9月22日(火) 9:20~11:20
場所:名古屋国際会議場第二会場白鳥ホール(南)
地下鉄名港線「日比野」駅または地下鉄名城線「西高蔵」徒歩5分
◇日本心理学会第79回大会(9月22―24日)1日目に行われる公開シンポジウムです。
会員・非会員によらず、どなたでもご参加頂けます(入場無料)。

概要
 「心」を科学的に取り扱う学問として心理学が誕生し、約150年近くが経ちま
した。その間、心理学は細分化し、様々な立場やアプローチが存在するようにな
りました。その結果、似たような研究がなされているにもかかわらず、また、互
いの領域を行き来し対話をする機会はあまり多くありません。
 このシンポジウムでは、共視、あるいは共同注意という現象に焦点をあてま
す。子どもは、発達にともなって、親が指さす方向に視線を向けるようになりま
す。このとき、親子が同じものに注意をしている状態ができあがります。このよ
うな状態を、基礎心理学では「共同注意」と呼んでいます。親子が同じものを見
て、同じような感情を共有することが、共感性の発達にとって重要であることも
わかってきています。そこで、横澤一彦先生には実験心理学の立場から、また明
和政子先生には発達心理学の立場から、共同注意、共感、感性といった最近の話
題を提供して頂きます。
 一方、日本の浮世絵には、母子が同じ対象を見ているというモチーフ(共視)
が繰り返し現れることが、北山修先生の研究で明らかになりました。心理学が共
同注意という概念を「発見」するまでもなく、母子関係において共視が重要であ
ることは、古来より、我が国の母子関係では自明のことでした。そこで、北山先
生には、「共視」を題材に、我が国の母子関係について精神分析学の立場から、
解説をいただきます。
 「あの素晴らしい愛をもう一度」(北山先生作詞)の歌詞に登場する情景であ
る、二人で同じ花を見て二人がともに「美しい」と共感することの基底にある人
間の心の成り立ちを、このシンポジウムでは、領域を超えて存分に議論したいと
思います。
 専門家の方のみならず、多くの方々のご参加をお待ちしております。

企画
熊田 孝恒(京都大学)
岩井 律子(理化学研究所)
司会
熊田 孝恒(京都大学)
話題提供者
北山 修(北山精神分析室、白鴎大学)
横澤 一彦(東京大学)
明和 政子(京都大学)

講演者の経歴
北山 修
1972年、京都府立医科大学卒業。
ロンドンのモーズレイ病院及びロンドン大学精神医学研究所にて2年研修後,北
山医院(現南青山心理相談室)院長を経て, 2010年春まで九州大学大学院人間環
境学研究院・医学研究院教授。現在は、九州大学名誉教授、白鴎大学副学長・兼
特任教授、国際基督教大学客員教授。医学博士。精神分析家。主な著書に『幻滅
論』(みすず書房、2001)『共視論』(共著、講談社、2005)』『劇的な精神分
析入門』(みすず書房、2007)『覆いをとること・つくること』(岩崎学術出版
社、2009)『評価の分かれるところに――「私」の精神分析的精神療法』(誠信書
房、 2013年)など。
同時にミュージシャンとして、大学在学中にザ・フォーク・クルセダーズ結成に
参加。'67年の「帰って来たヨッパライ」が代表作。作詞の仕事を続け、'71年
「戦争を知らない子供たち」で日本レコード大賞作詞賞を受賞。現在、平仮名の
ペンネームを使用。現在は、9月23日に渋谷公会堂の桂文枝を迎えて落語と講
演、そして音楽を統合する「アカデミックシアター」の準備中。

横澤 一彦
1981年、東京工業大学大学院総合理工学研究科修士課程修了
NTT基礎研究所主幹研究員、ATR視聴覚機構研究所主任研究員、東京大学生
産技術研究所客員助教授、米国南カリフォルニア大学客員研究員、カリフォルニ
ア大学バークレイ校客員研究員などを経て、現在東京大学大学院人文社会系研究
科心理学研究室教授。工学博士。日本認知科学会会長、日本心理学会理事、認知
神経科学会評議員などを歴任。実験心理学、認知科学が専門で、注意、オブジェ
クト認知、身体と空間の表象、感覚融合認知、美感、共感覚などの統合的認知の
研究に従事。主な著書として「視覚科学」(勁草書房, 2010)。

明和 政子
1999年、京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。博士(教育学)。京都
大学教育学部在籍中より、京都大学霊長類研究所にてチンパンジーの認知機能に
ついて比較認知科学のアプローチから研究を行う。第一子出産後、胎児期からの
ヒトの心的機能の解明にも着手し、「比較認知発達科学」という新たな学問領域
を開拓する。京都大学霊長類研究所研究員、滋賀県立大学人間文化学部専任講
師、京都大学大学院教育学研究科准教授をへて、現在、同教授。おもな単著に
『なぜ「まね」をするのか(河出書房新社, 2004年)』、『心が芽ばえるとき―
コミュニケーションの誕生と進化(NTT出版, 2006)』、『まねが育むヒトの心
(岩波書店, 2012)』など。

日本認知心理学会 会員の皆様へ
(同様のお知らせを重複してお受け取りの場合にはご容赦下さい)

新潟大学教育研究院人文社会・教育科学系(人文学部)では
「実験心理学(認知心理学)」の教員公募を行っております。
認知心理学会会員の皆様とも関連の深い分野かと存じます。

応募期限は2015(平成27)年9月30日(必着)となっております。
公募についてのその他の詳細は、下記リンク先をご参照頂けますと幸いです。
【JREC-IN】
https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?fn=3&id=D115080230&ln_jor=0
【新潟大学(PDF)】
https://www.human.niigata-u.ac.jp/wp-content/uploads/2015/08/niigata_kobo_20150805_3.pdf

第七回多感覚研究会のご案内

下記のように第七回多感覚研究会の参加申込みの受付を開始しましたのでお知ら
せ申し上げます。

ポスター発表とデモ展示の一般発表を募集しております。
詳しくは下記URLをご覧下さい。

*多感覚研究会とは?
異なる学会に分散しがちな多感覚研究に携わる人々が集まる機会をつくること
で,知見の共有,議論と連携の促進,多感覚研究全体の活性化を目指します.心
理学,生理学,神経科学,工学,発達などの様々な研究分野から,多くの方々の
参加をお待ちしております.

第七回多感覚研究会

◎日時
2015年11月7(土)~11月8日(日)

◎場所
東京女子大学 24号館
マップ・交通アクセス http://office.twcu.ac.jp/info/access.html
※土・日には西荻窪に中央線快速は停車しません。総武線または東西線をご利用
ください。

◎チュートリアル講演
藤井直敬(理化学研究所・株式会社ハコスコ)
和田真(国立障害者リハビリテーションセンター研究所)

◎共催・併催
日本認知科学会 知覚と行動モデリング(P&P)研究会
URCFクロスモーダル設計調査分科会
触覚認知研究ワークショップ

◎一般発表
・発表形式
ポスター発表及びデモ展示

◎ 発表申込方法
発表申込ページに必要事項を記入して申し込みをお願いします。

◎発表申込締切
2015年10月1日

◎発表内容
ポスター発表
既に発表されたもので構いません。印刷してあるポスターを持ち寄って、つっこ
んだ議論をする機会にしたいと思います。複数の発表も歓迎します。視覚・聴
覚・触覚・味覚・嗅覚などの組合せに関するもの、感覚と運動の組合せ、様々な
共感覚、視覚/聴覚障害者の感覚特性や感覚代行など幅広い分野からの発表をお
待ちしております。ポスター発表に併せて現象のデモンストレーションを推奨し
ます。

◎デモ展示
有名な現象でも、実際には経験したことがないことはよくあります。特に多感覚
の現象を再現するのには手間がかかることもありますので、みなさんが持ってい
る現象を持ち寄って体験する機会を作りたいと思います。ラバーハンド錯覚や腹
話術効果、マガーク効果など古典的なものから、あまり知られていない多感覚現
象まで、ご自身の発見したものでなくても構いません。実際にいろいろな現象を
体験することは、研究の進展につながることでしょう。デモ用機材の持ち込みな
どに関してはお申し込み時に、要旨等と一緒にご相談ください。

◎懇親会
11月7日に懇親会を行います.ぜひご参加ください。
懇親会に参加される方は、参加・発表申し込みに必要事項を記入して申し込みを
お願いします。

◎お問い合わせ
multisense.japan at gmail.com (at を @に置き換えてください)

◎多感覚研究会世話人(五十音順)
金山範明 (広島大学)
北川智利 (NTTコミュニケーション科学基礎研究所)
高木幸子(東京女子大学)
高橋康介 (東京大学)
高橋麻衣子(東京女子大学)
田中章浩(東京女子大学)
寺本渉 (熊本大学)
藤崎和香 (産業技術総合研究所)
和田有史 (食品総合研究所)

新学術領域研究 法と人間科学 は11月に2つの実務家研修を開催いたします。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

【1】第3回実務家研修
「多言語社会を迎えて ことばの壁とどう向き合うか~留学生が事件・事故に遭
遇したとき~」
日時: 2015 年11 月1 日(日) 13:00~17:15
場所: 徳山大学 301教室
対象: 留学生教育・支援にかかわる教職員,実務家(弁護士,警察官,社会福
祉士など)。
   学生サポーター,市民ボランティア,一般の方もご参加いただけます。

 プログラムは法と人間科学HPをご覧下さい。

趣旨:
近年の日本社会の国際化にともない,留学や就業のために日本で生活する外国人
が増えています。しかし,外国人の母語に対応できる公共サービスや通 訳人の
数はまだまだ不足しており,さまざまな場面において,周囲の支援者の仲立ちが
期待されています。本学術シンポジウム兼実務家研修では,外国 人留学生とか
かわる教職員や実務家,学生サポーターや市民ボランティアを対象として,外国
人が事件・事故に遭遇した場合を取り上げ,専門家の先生 方から先行事例や正
しい知識を学ぶとともに,参加者を交えたディスカッションによって,今後加速
することが予想される国際化に向けて,ことばの壁 とどう向き合い,どのよう
に支援していくべきなのかについて共に考える機会とすることを企図としています。

企画者: 羽渕 由子(徳山大学  准教授)
講 師: 立部 文崇(徳山大学  講師)、庵 功雄(一橋大学  教授)、水野
真木子(金城学院大学  教授)、土方 恭子(東京パブリック法律事務所  弁護
士)、仲 真紀子(北海道大学大学院  教授)

お申し込み方法:事前にお申し込みが必要です。詳しくは法と人間科学ののHPを
ご覧下さい。

ーーーーーー

【2】第5回実務家研修
「子どものための司法面接と体験を語る子どもの心理 ~子どもへの包括的な支
援をめざして~」
日時: 2015 年11月23 日(月・祝)10:00~16:00
場所: ウィンクあいち1307会議室
           〒450-0002 名古屋市中村区名駅4丁目4-381-1-43
          (◎JR名古屋駅桜通口からドランドスクエア方面 徒歩5分
       ◎ユニモール地下街 5番出口 徒歩2分
対象:弁護士、警察官、検察官、家裁調査官、児童相談所職員など子どもと関
わる職種の方に幅広く
 
 プログラムは法と人間科学HPをご覧下さい。

参加料:無料 ※申し込み受け付けの開始は 9月28日(月)からとなります。

趣旨:
子どもが事件や事故に関係した場合や、虐待事実の確認が必要となる時、ある
いは、子どもの意向調査が必要である場合など、子どもから話(体験)を聴くこ
とが重要な意味を持つことがあります。しかし、子どもから話を聴くことに困難
を感じてお られる方は多いのではないでしょうか。
そのような場合に、海外では、子どもに対して負担が少なく、正確な報告を促
すようデザインされた司法面接という面接法が積極的に活用されています。本研
修では、この司法面接について、子どもから話を聴く立場にある方々を対象に講
習を行います。
さらに、「体験を語る子どもの心理」についてもご紹介し、子どもへの支援に
ついて参加者の方と協働的に考えます。子どもからつらい体験を聴くことの多い
司法面 接と、そのような体験をした子どもの心理ならびに体験を語る子どもへ
の支援についてともに取り上げることで、両者の役割の違いや連携の重要性につ
いても考えたいと思います。

企画者:   田中 晶子  (四天王寺大学  准教授)
講 師: 安田 裕子  (立命館大学  准教授)、上宮 愛   (浜松医科大学
特任助教)、田中 晶子  (四天王寺大学  准教授)、仲 真紀子  (北海道大学
大学院  教授)


お申し込み方法: 事前にお申し込みが必要です。
* ご参加を希望される方は、事前に添付の申込み用紙に必要事項をご記入の
上、メールのタイトルを「11/23実務家研修申込み」として、メールにてお申し
込みください。
 「法と人間科学」総括班支援室からのお返事をもって受付完了とさせていただ
きます。
* 当日参加の場合は、身分を証明するものをご呈示頂きますが、
 状況によって参加をお断りする場合がありますことご了承ください。
* チラシと申込用紙のダウンロード: 

ーーーーーー

問合せ先:
北海道大学大学院文学研究科
新学術領域研究「法と人間科学」総括班支援室
email  : lahs*let.hokudai.ac.jp  *メール送信の際には、*を@に換えてご利
用下さい。
tel/fax: (011) 706 - 3912

2015年度『大学院生の研究・生活実態に関するアンケート調査』にご協力お願い
致します。

「この数年間、自分より有能な先輩方が経済的理由から学業の続行を断念した
り、また将来有望な後輩たちが今後への不安を抱き研究者への道を諦める瞬間を
何度も目にしてきました。世界に通用する力をもった研究者の卵は、日本中のあ
らゆる大学院にいます。ただ、多くの研究期間は、残念ながら彼らをサポートす
るシステムを構築できていません。」

上記引用は、私たちが行っているアンケートに寄せられた自由記述より抜粋した
ものです。
本調査は、全国大学院生協議会(全院協)が、全国各大学院の加盟院生協議会・自
治会の協力の下に実施する全国規模のアンケート調査です。本調査は、大学院生
の経済状態や研究・生活環境を把握し、向上に資する目的で行われるものです。
全院協は2004年度以来毎年アンケート調査を行ない、調査結果を『報告書』とし
てまとめ、広く社会に公表しています。その結果は、全院協のウェブサイト
http://zeninkyo.blog.shinobi.jp)でご覧いただけます。また、私たち全院
協は、この調査結果をもとに、文部科学省、財務省、国会議員および主要政党に
対して、学費値下げや奨学金政策の拡充などの要請を行なっています。こうした
取り組みは、東京新聞及び産経新聞、朝日新聞、NHKなどの各種マスメディアか
らも注目され、取材を受けております。
日本における大学院生の経済実態の全国的な調査は、毎年本調査以外では行われ
ていません。より多くの方々に回答いただき、調査の精度を高めていくことが求
められております。文末に連絡先を記載いたしますので、ご不明点・ご質問など
ありましたらお申し付けください。もし、下記のURLでアンケートのページが開
けない場合、お手数ですが下記の全院協ブログのページからアンケートのページ
を開いていただきますよう、お願いします。本調査は、10分ほどで終わります。
9月15日までの実施を予定しておりますので、よろしくお願いいたします。


連絡先:全国大学院生協議会
zeninkyo.jimu[at]gmail.com([at]を@に変えて送信してください。)

全院協ブログ(上記アンケートのアドレスが開けない場合はこちらから)

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大学院生の奨学金借入、「500万円以上」が25%
朝日新聞 2014年11月26日17時27分
(2015年6月22日確認)

大学院生 バイトで研究に支障
NHK生活情報ブログ 2012年11月30日
(2015年6月22日確認)

ハーバード大学Banaji教授講演会のお知らせ

  講演者のBanajiハーバード大学教授は,社会的認知の無意識的な面について着
目し,偏見やステレオタイプと,それにかかわる発達や教育の研究をしていま
す。  名古屋大学で開催される日本心理学会第79回大会での招待講演のため来日
します。

  今回の講演では,潜在的な社会的認知の発達に焦点を当てお話いただきます.

 申し込み不要,入場無料です。


日時:2015年9月25日(金曜) 午後4-5時半頃

場所:京都大学教育学部本館1F第1会議室

     地図・アクセス:http://www.educ.kyoto-u.ac.jp/visitors/acces/

講演者 :Mahzarin R. Banaji (Harvard University)


題目:The Development of Implicit Social Cognition (潜在的社会的認知の
発達)

概要:When do children begin to acquire knowledge about social groups
and rely on such information as accurate and valid indicators of the
social world?  We began to study these questions 12 years ago and at
that time expected to see a gradual learning curve of category knowledge
acquisition and associated attributes.  To our surprise we have found
quite consistently that even young children show evidence of implicit
social cognition that is on par with that of adults.  When differences
between children and adults are seen on explicit cognition, we also find
that putting adults under cognitive load results in their behavior
looking much like that of children.  These data, besides being of
interest to psychologists who wish to understand the core nature of
social cognition, are also of interest as we consider questions of
individual responsibility for the consequences of implicit bias.

企画者 楠見 孝   京都大学大学院教育学研究科

    内田由紀子 京都大学こころの未来研究センター
北米の実験心理学分野の学会であるPsychomic Societyの国際版が,来年,2016
年5月にスペインのグラナダで開催されます。

詳細はこちら(A5- psychomics meeting 2016_email.pdf)をごらんください。

株式会社リバネスと申します。

この度、弊社では、人文・社会科学・教育分野の研究費を新たに設置いたしました。

弊社ではリバネス研究費という名前で
アカデミアの若手研究者向けの研究費を3ケ月に1度だしております。
リバネス研究費は、自らの研究に熱い思いを持った若手研究者・大学院生のための助成制度になります。
9月も、様々な企業の協力により、新しく研究費をだすことができました。

本研究費に関しまして、ご質問、ご意見お待ちしております。
何卒よろしくお願いいたします。

■募集中の研究費一覧
http://go.lne.st/e/66312/grant-/3f39pn/69343115

■おすすめの研究費
<ENERGIZE 人文・社会科学賞>
人、組織、社会の成長に関わる全ての研究が対象
(社会学、教育学、心理学、経済学、経営学、政治学、哲学、人類学、歴史学などの分野)
研究費:50万円
応募締切:2015 年11月30日(月)24時まで
詳細&申請はこちら
http://go.lne.st/e/66312/nF08rb/3f39pq/69343115

<リバネス研究費 知育賞>
未就学児を対象にしたあらゆる研究分野が対象
(発達心理学、認知科学、教育学、小児科学、脳科学、ロボット工学などの研究テーマなど)
研究費:50万円
応募締切:2015 年11月30日(月)24時まで
詳細&申請はこちら
http://go.lne.st/e/66312/3nqL3g/3f39ps/69343115

Authors: Matsuo, K. & Itoh, Y.


Title: Effects of emotional testimony and gruesome photographs on mock
jurors' decisions and negative emotions


Journal(書誌情報): Psychiatry, Psychology and Law


doi:10.1080/13218719.2015.1032954




Abstract: The present study investigated the combined and individual
effects of emotional testimony and gruesome photographs on mock
jurors' verdict decisions and emotions. Participants (*n* = 127) were
provided with a murder trial transcript and then rendered verdicts in
a 2 (emotional testimony: present, absent) × 2 (gruesome photographs:
present, absent) between-groups design. They also rated their negative
emotions before and after the transcript. The results indicated a
combined effect of emotional testimony and gruesome photographs on
verdict decisions: the emotional testimony alone had a significant
effect on guilty verdicts while the gruesome photographs had only a
marginally significant effect. Negative emotions were aroused by the
emotional testimony when the gruesome photographs were not presented.
The impact of emotional evidence on verdict decisions is discussed.


著者Contact先の email: kayomatsuo55[at]gmail.com

日本認知心理学会会員のみなさま

下記の公開シンポジウムを開催しますので、お知らせいたします。ご関心ある方
はどなたでも参加いただけると幸いです。
====================================================================
公開シンポジウム「心の先端研究の現在とこれから」のご案内
主催:日本学術会議・心の先端研究と心理学専門教育分科会
共催:富山大学大学院医学薬学研究部(医学)心理学・認知神経科学教室
====================================================================
【開催主旨】
現代社会に生きる人間のこころについて科学的に探求し、さまざまなフィールド
で直面する社会的諸課題に応える視点を培っていくことが大事な時代になってき
ている。本シンポジウムでは、最近注目されている共感性、心の時間、質感認識、
顔認知、予測と意思決定、発達神経科学、法と人間科学、思春期脳と精神病理と
いったさまざまなテーマの中で、心理学を中心としたこころの研究がどのような
役割を果たしているのかの現状を紹介し、今後の学際的ネットワークをつくる足
がかりとしたいと考える。

日時:2015年10月10日(土)13:00~18:10
会場:日医工オーデイトリアム
(富山大学杉谷キャンパス内医薬イノベーションセンター1F)
  (杉谷キャンパスへのアクセス方法 

【プログラム】
13:00 開会の辞 亀田達也(東京大学)
13:10-13:40 長谷川寿一(東京大学)共感性の進化・神経基盤-分子から認知的共感
まで-
13:40-14:10 友永雅己 (京都大学)森のこころ、海のこころ-野生の認知科学に向け
て-
14:10-14:40 坂上雅道(玉川大学)予測と意思決定の脳内計算機構の解明による人間
理解と応用   
14:40-15:10 明和政子(京都大学)周産期からの身体感覚と社会的認知の発達的関連
15:10-15:30 休憩
15:30-16:00 西田眞也(NTT)質感認識の分野融合的研究における心理学的感覚研究
の展開
16:00-16:30 山口真美(中央大学)顔認知と文化、社会
16:30-17:00 仲真紀子(北海道大学)法と人間科学:子どもの証言と面接法
17:00-17:30 松井三枝 (富山大学)統合失調症の認知機能改善療法は神経可塑性にど
こまで寄与するか
17:30-18:00 討論
18:00 閉会の辞 西田眞也 (NTT)
司会 積山薫(熊本大学)・友永雅己(京都大学)・松井三枝(富山大学)

★入場無料・当日受付可

連絡先 富山大学大学院医学薬学研究部(医学)心理学・認知神経科学教室
medpsych[at]las.u-toyama.ac.jp([at]を@に変えて送信してください。)
視覚心理実験プログラミングワークショップの開催のお知らせ

 視覚心理実験を実施するためには、プログラミングができることは
非常に役立ちます。しかし、特に初学者の皆さんは、プログラミング
を始める以前の設定の段階でつまずいてしまったり、学で進めている
もののうまくいかないことがあったりしませんか?また、プログラミ
ングの技術は学んでいても視覚実験プログラム(実験計画)をどのよ
うに作成したらよいかわからないということはありませんか?
 今回,私たちは視覚実験プログラミングを学ぶ機会として、ワーク
ショップを開催致します。学ぶことのできる実験環境として
PsychtoolboxとWeb版Psychlopsを取り上げます。それらのどちらか
一方を二日間で学ぶことで、視覚心理実験プログラミングを自作でき
ることを目標としています。プログラミングの経験は不問です。皆様
のご参加を心よりお待ちしています。

開催概要
 日程:2015年10月17日(土)― 18日(日)
 会場:電気通信大学 西10号館3F306室,309室
     東京都調布市調布ヶ丘1-5-1
     京王線調布駅より徒歩約12分(新宿駅から調布駅までは
     特急で約15分)
 参加対象者:学部生からPDまで(注:初学者を対象としています)
 募集人数:各実験環境につき10名
 参加費(教材費):500円

共催
 日本視覚学会若手の会

この他の詳細に関しましては以下のWebサイトをご参照ください。

お問い合わせ先
programmingws2015open[at]googlegroups.com([at]を@に変えて送信してください。)
担当:中嶋豊(電気通信大学大学院情報システム学研究科) 

視覚実験プログラミングワークショップ 運営スタッフ一同(五十音順)
 大杉尚之(東京大学:Psychtoolbox担当)
 中嶋 豊(電気通信大学:Psychlops担当)
 久方瑠美(専修大学:Psychtoolbox担当)
 細川研知(東京大学:Psychlops担当)
 丸谷和史(NTTコミュニケーション科学基礎研究所:アドバイザー)
 光藤宏行(九州大学:日本視覚学会若手の会代表)