2013年9月アーカイブ

日本認知心理学会のみなさま

下記のように2013年11月21日(木)~22日(金)に第5回多感覚研究会を開催します
のでお知らせ
申し上げます。

ポスター発表の他に、デモの一般発表を募集しております。
詳しくは下記URLをご覧下さい。
https://sites.google.com/site/multisensejapan/

*多感覚研究会とは?
異なる学会に分散しがちな多感覚研究に携わる人々が集まる機会をつくること
で,知見の共有,議論と連携の促進,多感覚研究全体の活性化を目指しま す.
心理学,生理学,神経科学,工学,発達などの様々な研究分野から,多くの方々
の参加をお待ちしております.

第五回多感覚研究会
◎日時
2013年11月21日午後~2013年11月22日午前

◎場所
NTT厚木研究開発センタ
〒243-0198 神奈川県厚木市森の里若宮3-1
http://www.kecl.ntt.co.jp/rps/access-atsugi.html
NTT先端総合研究所1号館 講堂

◎チュートリアル講演
足立幾磨(京都大学霊長類研究所)「TBA」
松宮一道(東北大学電気通信研究所)「TBA」

◎NTT コミュニケーション科学基礎研究所のラボツアーと研究紹介講演(西田眞
也,五味裕章,古川茂人,大塚和弘)もあります。

◎一般発表
・発表形式
ポスター発表及びデモ展示
   (1) ポスター発表のみ、(2)デモ展示のみ、(3)ポスター発表とデモ展示両
方、のいずれかを選んでください。

◎ 発表申込方法
発表申込ページに必要事項を記入して申し込みをお願いします。

◎発表申込締切
2013年10月14日

◎参加費
無料。発表をせずに参加のみされる場合も、できるだけ事前参加申し込みをお願
いします(人数把握のため)。

◎発表内容
ポスター発表
既に発表されたもので構いません。印刷してあるポスターを持ち寄って、つっこ
んだ議論をする機会にしたいと思います。複数の発表も歓迎します。視覚・聴
覚・触覚・味覚・嗅覚などの組合せに関するもの、感覚と運動の組合せ、様々な
共感覚、視覚/聴覚障害者の感覚特性や感覚代行など幅広い分野からの発表をお
待ちしております。なお、今回の多感覚研究会ではポスター発表に併せて現象の
デモンストレーションを推奨します。

◎デモ展示
昨年好評でしたので、今回の多感覚研究会でも多感覚統合や異種感覚相互作用に
関連するデモンストレーションを募集します。有名な現象でも、実際には経験し
たことがないことはよくあります。特に多感覚の現象を再現するのには手間がか
かることもありますので、みなさんが持っている現象を持ち寄って体験する機会
を作りたいと思います。ラバーハンドや腹話術効果、マガーク効果など古典的な
ものから、あまり知られていない多感覚現象まで、ご自身の発見したものでなく
ても構いません。実際にいろいろな現象を体験することは、研究の進展につなが
ることでしょう。デモ用機材の持ち込みなどに関してはお申し込み時に、要旨等
と一緒にご相談ください。

◎懇親会
21日の研究会終了後にNTT所内にて懇親会を行います.ぜひご参加ください。
懇親会:NTT先端総合研究所1号館 フォレスト
会費: 有職者5000円・学生3000円を予定しています。会費は受付時にお支払いく
ださい。

発表せずに懇親会に参加される方は、2013年11月1日(火)17:00(時間厳守)ま
でに、参加申込ページに必要事項を記入して申し込みをお願いします。

◎お問い合わせ
multisense.japan at gmail.com (at を @に置き換えてください)

◎多感覚研究会世話人(五十音順)
浅井智久 (NTTコミュニケーション科学基礎研究所)
金山範明 (広島大学)
河邉隆寛 (NTTコミュニケーション科学基礎研究所)
北川智利 (NTTコミュニケーション科学基礎研究所)
小林まおり (明治大学)
高橋康介 (東京大学)
寺本渉 (室蘭工業大学)
藤崎和香 (産業技術総合研究所)
和田有史 (食品総合研究所)
平成25年度生理研研究会・第3回社会神経科学研究会 「社会的行動の決定機構」
開催のご案内

第3回社会神経科学研究会を開催することになりましたので、ご案内させていた
だきます。社会性に関する神経科学研究はヒトの心を理解する上において必要不
可欠です。過去2回の研究会ではいずれも100名を超える方に参加いただき、議
論も活発に行われ、大成功に終わることができました。次年度以降も継続的に開
催してほしいという要望が多くあり、本年度も本研究会を開催する運びとなりま
した。皆様の多数のご参加を心よりお待ちしております。

オーガナイザー:
松田哲也(玉川大学脳科学研究所)
高橋英彦(京都大学大学院医学研究科精神医学教室)

●	講演者(敬称略・50音順)
佐久間康夫(東京医療学院大学)【特別講演】
定藤規弘(自然科学研究機構生理学研究所)【特別講演】
阿部修士(京都大学こころの未来研究センター)
磯田昌岐(関西医科大学医学部)
尾崎紀夫(名古屋大学大学院医学系研究科)
高橋琢哉(横浜市立大学大学院医学研究科)
月浦崇(京都大学大学院人間・環境学研究科認知科学分野)
友田明美(福井大学子供のこころの発達研究センター)
中野珠美(大阪大学大学院生命機能研究科)
宮川剛(藤田保健衛生大学総合医科学研究所)

【開催日時】
    平成25年11月28日(木)13時~11月29日(金)15時
【会場】
    自然科学研究機構 岡崎コンファレンスセンター・大会議室
【定員】
    200名(先着順)
【参加費】
    無料(懇親会:3,000円)
【一般演題登録】
    締切 (延長しました):10月10日(木)
※発表内容は社会性に関係するものであればあれば歓迎します。
【トラベルアワード】
    選考対象:アブストラクト・10月10日受付分まで
    一般演題登録者の中から審査によりトラベルアワードを採択します。
【参加申し込み】
    締切:10月31日(木)
    事前申し込み制(下記URLよりお申し込みください)
    http://www.nips.ac.jp/fmritms/2013/07/h25kenkyukai.html
【問い合わせ先】
	生理研事務局:pps-kenkyukai@nips.ac.jp
【主催・共催】
    主催    自然科学研究機構生理学研究所
    共催    玉川大学脳科学研究所
              玉川大学グローバルCOE「社会に生きる心の創成」
*-*-*-*-*-*

▼	その他、詳細はwebでご確認ください。
--------------------------------------------------------
平成25年度生理研研究会
第3回社会神経科学研究会 「社会的行動の決定機構」
生理研事務局 pps-kenkyukai@nips.ac.jp
http://www.nips.ac.jp/fmritms/2013/07/h25kenkyukai.html
--------------------------------------------------------
皆様

この度、コロラド大学ボールダー校の三宅晶先生にご講演いただくことになりま
したのでお知らせいたします。三宅先生は、ワーキングメモリ (working
memory)と実行機能 (executive function)の分野において影響力のある研究を報
告してこられました。今回のご講演では、これらの分野と深い関わりもち、ま
た、さまざまな社会的文脈において重要であると考えられている、自己制御
(self-regulation)について論じていただきます。ワーキングメモリの個人差ア
プローチによる最新の研究成果をご報告いただき、自己制御と実行機能の心理学
的モデルについて、そのデザインに必要な制約や特徴を議論します。なお、講演
は英語で行われます。

京都大学デザイン学大学院連携プログラム
第4回京大デザイン心理学講演会

日 時:2013年10月7日(月)13:30~15:00
場 所:京都大学教育学部本館1階 第一会議室
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_y.htm
(構内マップの21番の建物です。東側からお入りください。)

講演者:Professor Akira Miyake (University of Colorado at Boulder)
講演題目:Individual Differences in Working Memory Capacity and Their
Implications for Self-Regulation
講演要旨:Although most of working memory (WM) research has focused on
purely cognitive phenomena (e.g., reasoning, reading comprehension), the
measures and theories of WM developed in cognitive psychology can
provide broad implications for various domains of psychology (e.g.,
social, personality, clinical/abnormal, health). In this presentation, I
will illustrate this latter point by discussing some current research
conducted in my laboratory that examines, from the perspective of
individual differences, the roles of WM in several socially and
educationally important self-regulatory behaviors. In particular, I plan
on describing three lines of ongoing research that examine the following
issues: (a) how a cognitive variable --- WM capacity ---- interacts with
a personality variable (optimistic vs. pessimistic explanatory style) to
influence one's ability to persevere in the face of major challenges,
(b) how WM capacity is related to procrastination and impulsivi!
 ty, and (c) how WM capacity may mediate the ability to successfully
translate one's original intensions into desired outcomes (e.g., healthy
eating). Although some of these results are preliminary, the findings
suggest that the implications of cognitive research can be quite broad
and that there are a lot of benefits to apply cognitive frameworks to
other domains of psychology and bring them into closer alignment with
various psychological phenomena and behaviors that are important in our
everyday lives.

主 催:博士課程教育リーディングプログラム「デザイン学大学院連携プログラム」
世話人:齊藤 智(京都大学大学院教育学研究科)
『認知科学』特集論文募集のお知らせ

特集タイトル:「知覚研究の発展と展望」
掲載予定巻号:第21巻第3号(2014年9月発行)
担当編集者:永井聖剛(産業技術総合研究所),柴田寛(東北文化学園大学),
喜多伸一(神戸大学)

● 企画趣旨
 伝統的な知覚研究では統制された実験刺激・環境のもと,精神物理学測定法に
代表される精緻な実験手法を用いて,パタン知覚,運動知覚,色知覚など限定さ
れた処理モジュールを対象とし低次の人間情報処理システムを詳細にかつ断片的
に理解してきたといえる.しかしながら近年,知覚研究の方法論の整備が急速に
進み,単純な幾何学的な図形ではなく顔や絵画のような複雑な刺激を扱い,魅
力,美感あるいは質感知覚の研究が行われている.この十数年の知覚研究の方法
論の進化により従来よりも高次の情報処理を扱うことを可能にし,以前にも増し
て社会科学,脳科学,人間工学,ロボット工学等の様々な研究分野との融合的な
研究が着実に増えている.このような知覚研究の現状については,2012年大会
シンポジウム「知覚アプローチの現実場面への適用」にて紹介され,学会員の多
くが持っていたであろう「古典的な」知覚研究のイメージを崩し,認知科学に関
連する様々な領域における今後の知覚研究のあり方を問い直す契機となった.
 本特集号ではこのような背景を受けて,認知科学における知覚研究のいまをみ
つめ,認知科学に関連した様々な研究領域との連携,融合の可能性を探り,今後
の認知科学における知覚研究の発展と展望について考える機会とする.

● 特集号で扱う論文
 日本語または英語で書かれた研究論文,展望論文,ショートノートを募集す
る.純粋な知覚研究に限らず,芸術,教育,発達・進化,推論・思考,言語,記
憶,感情,感性,運動,社会・文化,コミュニケーション,ロボティクス,脳科
学など,様々な領域・分野と知覚との連携や融合を試みた研究を幅広く対象とす
る.また実験的な研究以外にも,知覚の研究パラダイム・アプローチを利用,応
用した研究や,知覚理論・モデルに立脚した研究などを対象とする.

● 応募方法
 本特集では事前エントリー方式で原稿を募集する執筆を希望する場合は,事前
エントリーをすませた上,期日までに論文原稿を送付する必要がある.

事前エントリー:2013年11月1日までに,論文タイトル,論文種別(研究論
文,展望論文,ショートノート),著者氏名・所属・連絡先(住所,電話番号,
e-mailアドレス),1000字程度のアブストラクト,キーワード(5個程度)を
電子メイルにて提出する.件名は「認知科学21-3事前エントリー」とするこ
と.

論文提出:事前エントリーを済ませた著者は2013年12月20日までに本論文を電
子メールにて提出する.件名は「認知科学21-3投稿」とする.投稿する論文
は,『認知科学』の投稿規程,執筆規程にしたがうものとする.

● 提出先
 事前エントリー,論文提出ともに以下のアドレスに提出するものとする.
jcss.perception@gmail.com
なお,提出後数日以内に受領確認のメールを著者に送付する.

2013/11/01: 事前エントリー締切
2013/12/20: 論文投稿
2014/02/10: 査読結果返送
2014/03/10: 修正論文提出
2014/04/21: 再査読結果返送(採否決定を予定)
2014/05/20: 最終稿提出
2014/09/01: 認知科学21巻3号掲載
東京女子大学の浅川と申します
重複して受け取られた方はご容赦ください

日本神経回路学会2013年度時限研究会
神経回路網モデルの神経心理学への応用可能性を考える
の開催を案内させていただきます。
ぜひお誘い合わせの上,ご参加ください。

・開催日:2013年10月5日(土) 13:00-17:00
・ 開催場所:大阪府立大学 I-site セミナーカンファレンスルーム
http://www.osakafu-u.ac.jp/isitenanba/facility/index.html
・参加費:無料
・世話人:浅川伸一(東京女子大学)
・研究会 URL: http://www.cis.twcu.ac.jp/jnns2013/
・申し込み手続き:参加人数を把握するために,asakawa@ieee.org 宛
に参加希望の旨をお知らせください。
・演題
     「共感覚の自己組織化モデル」牧岡省吾(大阪府立大学)
     「機械学習を神経心理学的モデルとしてとらえ直す」 浅川伸一(東京女子
大学)
     「コネクショニスト・アプローチによる「読み」のモデル」伊集院睦雄
(東京都健康長寿医療センター 研究所)
・趣旨
神経回路網モデルは,脳の構成論的研究を神経心理学に適用することを基本手
法とするが,神経回路網モデルを破壊することによって,さまざまな認知機能
の障害をコンピュータ上に再現できる。人間の認知機能と神経回路網モデルの
プログラムとを同一視し,かつ,このプログラムを部分的に破壊することと脳
損傷を同一視することとによって,近年の神経心理学は大きく変化してきた。
人間の認知機構を理解する上でも,あるいは実際の脳損傷患者の症状を理解す
るためにも,コンピュータを用いた人工脳損傷研究は重要だと考えられる。倫
理上の制約から実際の人間の脳を破壊して実験を行なうことは不可能だからで
ある。神経回路網モデルによる神経心理学的データの解釈は,実際の脳損傷患
者を扱う神経心理学に対して強力な道具を提供していると言える。
本時限研究会では,このような事実に鑑み,この分野の研究者間でのコミュニ
ケーションを促進し,もって,研究の活性化を意図するものである。

今回の研究会では,以下のような話題について議論ができればと考えております。
1. データ表現の問題
2. モデル構築の裏話
3. データの解釈と統計的推論
4. モデルと脳との同型性の問題
5. モデルの妥当性を検証する方法の問題,実験心理学的データや神経心理学的
証拠とシミュレーション結果とをどこまで同一視できるのか?
6. 心理実験データ,神経心理学的事実と神経回路網モデルとの乖離をどう説明
するのか?

・問い合わせ先:浅川伸一 asakawa@ieee.org
・第2回の研究会を 11月16日(土)東京女子大学で開催予定です。こちらにも
ご参集ください。
日本認知心理学会 会員の皆様

防衛省では、現在、防衛省職員(研究職)(試験区分:心理)の
受験申込みを受け付けております。

詳細につきましては、
http://www.mod.go.jp/asdf/recruit/saiyou/jimukan/dl/kenkyusyoku.pdf
をご覧ください。
ディスコース心理学研究部会定例会のお知らせ(訂正版)

当研究部会では、10月5日(土)、第11回定例研究会を開催致します。 今回は「NIRS
を用いた脳機能計測の現状と課題」をテーマに、慶應義塾大学研究員の直井望先生に
ご講演頂き、脳機能計測の言語研究への応用を検討します。詳細は下記案内をご参照
ください。会員、非会員を問いませんので、ご興味のある方は、是非ご参加くだ
さい。
なお、今回は、講演の他、脳機能計測装置の実習も計画しております。そのため、人
数制限が必要な場合もございますので、ご参加頂ける方は事前のご連絡をお願い致し
ます。

第11回定例研究会(特別講演会)
・ 日時:2013年10月5日(土)13:30~15:00
・ 場所:法政大学 ボアソナードタワー11階 BT1100番教室(下記会場案内
をご参照下さい。)
・ 事前登録:人数把握のため事前に下記問い合わせ先までご連絡をお願い致し
ます。
・ 参加費:無料

問い合わせ先:
国際基督教大学 森島泰則 
E-mail: morishima@icu.ac.jp
Phone: 0422-33-3673

会場案内:
法政大学市ヶ谷キャンパス
    ボアソナードタワーは,市ヶ谷キャンパス内の26階建てのビルです。
    エレベーターはオレンジ(低層階用)と青(高層階用)の2種類あります。
    どちらもご利用できますが、青いエレベータの方が便利です。
    そのまま直接1100の実験室までお越しください。
    守衛所等で受け付けなどは必要ありません。
    なお,緊急の連絡先は、03-3264-9382(福田先生の研究室
直通)
、
   03-3264-5024(実験室付属の準備室)です。
    http://www.hosei.ac.jp/hosei/campus/annai/ichigaya/access.html
    http://www.hosei.ac.jp/hosei/campus/annai/ichigaya/campusmap.html 
電子情報通信学会の幹事補佐の林勇吾(筑波大学)と申します.
2014年2月1日と2日にHCS2月研究会「コミュニケーションの心理とライフステー
ジ、および一般」を開催致します.

皆様のご応募をお待ちしております.
どうぞ宜しくお願いいたします.


HCS2014年2月研究会
電子情報通信学会ヒューマンコミュニケーション基礎(HCS)研究会
2014年2月研究会「コミュニケーションの心理とライフステージ、および一般」
発表募集

■要項
テーマ: コミュニケーションの心理とライフステージ、および一般
開催日: 2014年2月1日(土)、2日(日)
開催場所: 鹿児島大学 郡元キャンパス 共通教育棟2号館211号講義室
 住所 〒890-8580 鹿児島市郡元1丁目21番24号
	アクセス http://www.kagoshima-u.ac.jp/access/index.html
	キャンパスマップ(59番の建物)
http://www.kagoshima-u.ac.jp/campusmap/campusmap-korimoto.pdf
参加費: 無料 (予稿集別途 予価2000円、発表者には無料進呈)


■スケジュール
発表申し込み締め切り: 2013年11月11日(月)
発表原稿締切: 2014年1月9日(木)
研究会: 2014年2月1日(土)、2日(日)

■発表申し込み方法
研究会発表申し込みシステムよりお申込み下さい。
https://www.ieice.org/ken/form/index.php?tgs_regid=d4582176c7c5b15bd3fc45f2798783e7e85a23887fb70835c34af389a9cd4347&tgid=IEICE-HCS&lang=

■ご案内
HCS研究会では、人のコミュニケーションの活動の解明に関する基礎研究から、
人や社会を 幸せにするコミュニケーションのあり方や方法の探求に関する応用
研究まで幅広いテーマを扱っています。

今回の研究会では、人間のコミュニケーションの心理・認知・行動をライフス
テージの
観点からアプローチした研究発表を募集いたします。人間は乳幼児期から青少年期を
経て、成人、老年期に至るまで年齢やライフステージに応じてコミュニケーションの
性質を発達・変容させます。それらの特徴を分析した基礎研究、QOL向上のための
技術提案、実践場面での問題点と評価など様々な側面からの研究発表を歓迎いた
します。
対人コミュニケーション研究はもちろん、インターフェイスやヒューマン・エー
ジェン
ト・インタラクションなど計算機や機械とのコミュニケーションに関する研究も
範疇に
含みます。

その他、ヒューマン・コミュニケーション一般についての発表も広く
募集いたします。

奮ってご応募下さいますようお願い申し上げます。


■懇親会
初日夕には、参加者間の交流と研究ディスカッションのため、鹿児島市内で
懇親会を開催する予定です。鹿児島名物の黒豚や焼酎で議論を深めて
いただければと存じます。こちらにもぜひともご参加下さい。


■共催・共催
本研究会は、日本心理学会・幼児言語発達研究会共催、
日本社会心理学会協賛で開催されます。

※幼児言語発達研究会について
幼児言語発達研究会は、日本心理学会傘下で2013年8月に発足した新しい組織で、
幼児の言語発達に関する研究成果を発表・議論する場を提供しています。テーマ
としては、主に幼児(0-6歳児)における語彙や文法の習得過程について、心理学・
言語学・認知科学・情報工学の視点から実証的に検討している研究を対象とし、
学際的な交流と連携により新しい展開を切り開くことを目的としています。


■お問い合わせ先
HCS研究会担当: 松田昌史(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)
matsuda.masafumi@lab.ntt.co.jp
現地担当: 渋井進(鹿児島大学) shibui@niad.ac.jp
幼児言語発達研究会担当: 小林哲生(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)
kobayashi.tessei@lab.ntt.co.jp
第13回「トヨタ先端技術共同研究公募」テーマ募集を開始

  トヨタ自動車(株)(以下トヨタ)は、先端科学技術研究を行う大学・研究機関の
研究者から、トヨタが考える技術ニーズに基づいた研究テーマを広く公募し、共
同研究を実施するための第13回「トヨタ先端技術共同研究公募」のテーマ募集を
9月11日より開始する。

  同公募は、トヨタが考える技術ニーズを提示して、それに基づいた独創的かつ
萌芽的な研究テーマを大学・研究機関の研究者の方々から広く募集し、技術シー
ズとして育成しようというもの。具体的には、下記の4件の技術ニーズに関して
研究テーマを募集し、書類審査・面談等による選考を行い、採択された場合はト
ヨタと共同研究契約※を結び、研究活動を進めていくものである。
※内容に応じて(株)デンソー、(株)豊田中央研究所と契約する場合もあり

  トヨタでは、同公募の成果が、同社の研究基盤を強化するとともに、若手研究
者による研究活動の促進や技術シーズの育成を通じた社会への貢献となることを
期待している。

  第13回「トヨタ先端技術共同研究公募」の概要は以下の通り。

①対象:大学・研究機関等において科学技術研究に従事している研究者で、以下
の技術ニーズに基づいた研究が遂行可能な研究者または研究グループのリーダー
②技術ニーズ
酸素濃縮:大気中に存在する酸素を濃縮させる材料及び車載が可能なシステム
高機能蓄冷材料:冷熱の貯蔵や、熱の出入が制御可能な蓄冷材料及びその合成技術
気体流の制御:気体流制御により、壁面の摩擦損失を低減する技術、できれば同
時に伝熱特性を促進できる技術、またはメカニズム解析

システムの「わかりやすさ」:システムを使う際に人が感じる「わかりやすさ」
の評価手法、及び「わかりやすさ」を向上させる技術開発

③研究期間:2014年度開始で2年以内 (研究期間終了後、次の段階に進むための
再契約あり)
④研究費:件数 1件あたり1000万円を上限とし、合計10件程度 (研究費は、研
究内容に応じて決定)
⑤選考基準:1.ニーズとのマッチング 2.発想の独創性
⑥応募締切:2013年10月25日(金) (書面選考、面談等により2014年2月末まで
に決定)

【本件の応募に関するお問い合せ先】
  〒471-8572 愛知県豊田市トヨタ町1番地
  トヨタ自動車(株) 技術統括部「トヨタ先端技術共同研究公募」事務局 (担
当:幸田)
  ◆E-mail: ◆FAX:0565-72-1169
  ◆ホームページ:http://www.toyota.co.jp/jpn/tech/engineer/offer/
ディスコース心理学研究部会定例会のお知らせ

当研究部会では、10月5日(土)、第11回定例研究会を開催致します。 今回は「NIRS
を用いた脳機能計測の現状と課題」をテーマに、慶應義塾大学研究員の直井望先生に
ご講演頂き、脳機能計測の言語研究への応用を検討します。詳細は下記案内をご参照
ください。会員、非会員を問いませんので、ご興味のある方は、是非ご参加くだ
さい。
なお、今回は、講演の他、脳機能計測装置の実習も計画しております。そのため、人
数制限が必要な場合もございますので、ご参加頂ける方は事前のご連絡をお願い致し
ます。

第9回定例研究会(特別講演会)
・ 日時:2013年10月5日(土)13:30~15:00
・ 場所:法政大学 ボアソナードタワー11階 BT1100番教室(下記会場案内
をご参照下さい。)
・ 事前登録:人数把握のため事前に下記問い合わせ先までご連絡をお願い致し
ます。
・ 参加費:無料

問い合わせ先:
国際基督教大学 森島泰則 
E-mail: morishima@icu.ac.jp
Phone: 0422-33-3673

会場案内:
法政大学市ヶ谷キャンパス
    ボアソナードタワーは,市ヶ谷キャンパス内の26階建てのビルです。
    エレベーターはオレンジ(低層階用)と青(高層階用)の2種類あります。
    どちらもご利用できますが、青いエレベータの方が便利です。
    そのまま直接1100の実験室までお越しください。
    守衛所等で受け付けなどは必要ありません。
    なお,緊急の連絡先は、03-3264-9382(福田先生の研究室
直通)
、
    03-3264-5024(実験室付属の準備室)です。
    http://www.hosei.ac.jp/hosei/campus/annai/ichigaya/access.html
    http://www.hosei.ac.jp/hosei/campus/annai/ichigaya/campusmap.html 
   
Authors:
Osaka,M. Yaoi,K., Minamoto,T.,& Osaka,N.

Title:
When do negative and positive emotions modulate working memory performance?

Journal:
Scientific Reports

doi:
10.1038/srep01375

論文URL:
http://www.nature.com/srep/index.html

Abstract:
The present study investigated when emotion modulates working memory
from the perspective of neural activation. Using fMRI, we measured brain
activity during the encoding and retrieval phases of a reading span test
(RST) that used emotional contexts. The emotional RST required
participants to read sentences that elicited negative, neural or
positive emotional states while they were memorizing target words from
the sentences. Compared with the neutral RST, the negative RST activated
the right amygdala during the reading phase. Significant activation was
also found in the parahippocampal gyrus, albeit only after activation of
the amygdala became comparable to that in the neutral RST. In contrast,
the positive RST activated the substantia nigra during the reading phase
relative to the neutral RST. These findings suggest that negative and
positive emotions modulate working memory through distinctive neural
circuits. We also discuss possible relationships between emotional
modulation and working memory capacity.


著者Contact先の email:
mosaka@hus.osaka-u.ac.jp
Authors:
Osaka, N.,Ikeda, T.,& Osaka, M.

Title:
Effect of intentional bias on agency attribution of animated motion: An
event-related fMRI study

Journal:
PLoS One

doi:
10.1371/journal.pone.0049053

論文URL:
http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0049053

Abstract:
Animated movements of simple geometric shapes can readily be interpreted
as depicting social events in which animate agents are engaged in
intentional activity. However, the brain regions associated with such
intention have not been clearly elucidated. In this study, intentional
bias was manipulated using shape and pattern animations while measuring
associated brain activity using event-related functional magnetic
resonance imaging (fMRI). Twenty-five higher-intention involved and
twenty-five lower-intention involved animations were presented to
participants. Behavioral results showed that the degree of agency
attribution of the mental state increased as intentional involvement
increased. fMRI results revealed that the posterior superior temporal
sulcus (STS), inferior temporal gyrus (ITG), inferior frontal gyrus
(IFG), premotor, temporal pole, supramarginal gyrus, and superior
parietal lobule (SPL) were activated while participants viewed the
high-intention animations. In contrast, occipital, lingual, and middle
frontal gyri were activated while the participants viewed the
low-intention animations. These findings suggest that as agent
attribution increases, the visual brain changes its functional role to
the intentional brain and becomes a flexible network for processing
information about social interaction.


著者Contact先の email:
nosaka@bun.kyoto-u.ac.jp
Authors:
Tsubomi,H., Ikeda, T., & Osaka, N.

Title:
Primary visual cortex scales individual's perceived brightness with
power function: Inner psychophysics with fMRI.

Journal:
Journal of Experimental Psychology: Human Perception & Performance

doi:
10.1037/a0030025

論文URL:
http://www.apa.org/pubs/journals/xhp/index.aspx

Abstract:
Perceived brightness is well described by Stevens' power function (S. S.
Stevens, 1957, On the psychophysical law, Psychological Review, Vol. 64,
pp. 153-181), with a power exponent of .33 (the cubic-root function of
luminance). The power exponent actually varies across individuals, yet
little is known about neural substrates underlying this individual
difference. The present functional MRI study investigated how neural
activation levels in the visual cortex serve to scale individual's
subjective brightness. Participants rated brightness of a disk ranging
from 1- to 100-cd/m(2) luminance. Subjective brightness ratings showed
an almost perfect log-linear dependence on luminance intensity, with the
power exponent averaging .32. The fMRI results showed that activity in
the bilateral primary visual cortex along with the calcarine sulcus
(also known as Brodmann's area 17 and VI) increased log-linearly with
physical luminance, showing average power exponents of .32 and .27 in
the left and right hemispheres, respectively. There were substantial
individual variations in the power function exponents for both
subjective brightness ratings (.14 to .46) and primary visual cortex
activation (.12 to .55). An important finding was that 2 power exponents
were closely correlated (r = .62). Subjective brightness ratings and
primary visual cortex activation were both better correlated with
stimulus luminance than stimulus contrast (at the border of the
stimulus). These results suggest that primary visual cortex activation
can scale individual's subjective brightness in accordance with Stevens'
power law.

著者Contact先の email:
htsubomi@fennel.rcast.u-tokyo.ac.jp
Authors:
Matsuyoshi, D., Ikeda, T., Sawamoto, N., Kakigi, R., Fukuyama, H., &
Osaka, N.

Title:
Differential roles for parietal and occipital cortices in visual working
memory.

Journal:
PLoS ONE

doi:
10.1371/journal.pone.0038623

論文URL:
http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0038623

Abstract:
Visual working memory (VWM) is known as a highly capacity-limited
cognitive system that can hold 3-4 items. Recent studies have
demonstrated that activity in the intraparietal sulcus (IPS) and
occipital cortices correlates with the number of representations held in
VWM. However, differences among those regions are poorly understood,
particularly when task-irrelevant items are to be ignored. The present
fMRI-based study investigated whether memory load-sensitive regions such
as the IPS and occipital cortices respond differently to task-relevant
information. Using a change detection task in which participants are
required to remember pre-specified targets, here we show that while the
IPS exhibited comparable responses to both targets and distractors, the
dorsal occipital cortex manifested significantly weaker responses to an
array containing distractors than to an array containing only targets,
despite that the number of objects presented was the same for the two
arrays. These results suggest that parietal and occipital cortices
engage differently in distractor processing and that the dorsal
occipital, rather than parietal, activity appears to reflect output of
stimulus filtering and selection based on behavioral relevance.


著者Contact先の email:
nosaka@bun.kyoto-u.ac.jp
Authors:
Azuma, M., Ikeda, T., Minamoto, T., Osaka, M., Osaka, N.

Title:
High working memory performers have efficient eye movement control
systems under Reading Span Test

Journal:
Journal of Eye Movement Research

doi:
なし

論文URL:
www.jemr.org/online 5/3/1

Abstract:
Controlled eye movements are critical in performing highly goal oriented
behavior such as text reading. Previous studies have examined the
relationship between working memory capacity and eye movement control
during working memory task. However, the results were inconsistent, due
to a methodological issue including the predictability of target
location. In the present study, we used Japanese version of reading span
test, where the position of to-be-remembered word is not predictable so
that more efficient attentional control is required, and investigated
how working memory capacity contributes to eye movement control during
reading span test. Results based on total fixation time revealed that
highworking memory performers efficiently control or shift their
attention under high memory load.


著者Contact先の email:
azuma.miyuki.8v@kyoto-u.ac.jp
Authors:
Osaka,M.,Yaoi,K., Otsuka, Y., Katsuhara, M., & Osaka, N

Title:
Practice on conflict tasks promotes executive function of working memory
in the elderly.

Journal:
Behavioural Brain Research

doi:
10.1016/j.bbr.2012.04.044

論文URL:
http://www.journals.elsevier.com/behavioural-brain-research/

Abstract:
Effects of practice on a conflict task in elderly individuals are
examined with a focus on its impact on executive function in working
memory. During a short-term practice period, healthy elderly
participants practiced switching attention using a Stroop task that
involved a conflict between a task relevant stimulus and an irrelevant
stimulus. To explore neural substrates underlying practice effects, two
working memory tasks were used: a focus reading span test (F-RST) and a
non-focus reading span test (NF-RST); the NF-RST test demanded greater
switching attention due to a conflict between the relevant task stimulus
and an irrelevant task stimulus, thus requiring an attention switch from
the latter to the former. Following the Stroop task practice, fMRI data
showed that participants who had engaged in practice had significant
increases in activation in the anterior cingulate cortex (ACC), the left
inferior parietal lobule (IPL), the left dorsolateral prefrontal cortex
(DLPFC) and the precuneus regions during the NF-RST. By contrast, a
control group, which did not practice, showed no significant increases
in these regions. Results suggest that practice on conflict tasks in
elderly individuals activated regions related to conflict perceiving and
attention switching regions as well as attention-maintenance regions
thereby improving performance on tasks requiring a high degree of
attention control of working memory.


著者Contact先の email:
mosaka@hus.osaka-u.ac.jp
Authors:
Osaka, M., Otsuka, Y., & Osaka, N.

Title:
Verbal to visual code switching improves working memory in the elderly:
An fMRI study.

Journal:
Frontiers of Human Neuroscience

doi:
10.3389/fnhum.2012.00024

論文URL:
http://www.frontiersin.org/Journal/FullText.aspx?s=537&name=Human_Neuroscience&ART_DOI=10.3389/fnhum.2012.00024

Abstract:
The effect of verbal to visual code switching training on working memory
performance was investigated in individuals aged 63 and older. During
verbal working memory task performance, the training group (n = 25) was
introduced to a verbal to visual code switching strategy while the
control group (n = 25) was not exposed to such a strategy. Working
memory recognition accuracy was enhanced only in the training group. To
explore the neural substrates underlying these strategy effects, fMRI
was used to measure brain activity in both groups during working memory
task performance before and after an attention training period. In a
comparison between pre- and post-training sessions, results showed
increased activation in the anterior cingulate cortex (ACC). Relative to
the control group, the post-training group exhibited increased
activation in the left and right inferior parietal lobules (IPLs) and
right superior parietal lobule (SPL). These findings suggest that use of
a verbal to visual code switching strategy may assist older individuals
in the maintenance of information in working memory.


著者Contact先の email:
mosaka@hus.osaka-u.ac.jp
Authors:
Minamoto, T., Osaka, M., Engle, R. W., & Osaka, N.

Title:
Incidental encoding of goal-irrelevant information is associated with
insufficient engagement of the dorsal frontal cortex and the inferior
parietal cortex.

Journal:
Brain Research

doi:
10.1016/j.brainres.2011.10.034

論文URL:
http://www.journals.elsevier.com/brain-research/

Abstract:
Previous studies have shown that goal-irrelevant distractors are
incidentally encoded into long-term memory. Neuroimaging studies have
suggested that the medial temporal and visual association regions are
involved in incidental encoding of goal-irrelevant information. However,
few studies have investigated prefrontal/parietal influence during the
incidental encoding. The present study performed whole brain analysis to
identify the brain regions involved in the incidental encoding of
goal-irrelevant information. A face working memory (WM) task was
administered with insertion of face distractors during the delay period.
Following the WM task, a surprise recognition task was given in an MRI
scanner. Recognition rate of distractors was higher than that of novel
fillers. Recognition time was also faster in distractors than in novel
fillers. Neuroimaging results showed less activation to distractors
subsequently remembered than those forgotten in the middle and superior
frontal regions and the lateral inferior parietal lobe including the
angular gyrus and the temporoparietal regions. However, the left
anterior hippocampus and the right fusiform gyrus showed greater
activation to distractors subsequently remembered. Those findings
suggest that insufficient engagement of the dorsal frontal cortex which
regulates attentional control and the inferior parietal lobe which
functions to reorient attention may allow goal-irrelevant information
access to working memory and to be encoded into long-term memory.


著者Contact先の email:
nosaka@bun.kyoto-u.ac.jp
Authors:
Osaka, N., Minamoto, T., Yaoi, K., & Osaka, M.

Title:
Neural correlates of delicate sadness: An fMRI study based on the
neuroaesthetics of Noh-masks

Journal:
Neuroreport

doi:
10.1097/WNR.0b013e32834dccda

論文URL:
http://journals.lww.com/neuroreport/toc/2012/01040

Abstract:
Although the role of the amygdala in processing facial expressions of
fear is well established, its role in the processing of other emotions,
such as sadness, remains unclear. We hypothesized that the amygdala
would respond to a negative emotion such as sadness, when sadness was
represented by a theatrical mask. In the traditional Japanese Noh
theater, performers use masks to indicate many of the mental states of
the characters they portray. Here, we report a functional MRI study, in
which participants' brains were scanned while viewing Noh masks, whose
faces appeared delicately sad. Among seventy standard Noh masks
previously rated by the individual participants, we chose six top-rated
sad masks and six neutral masks to study the neural correlates of such
delicate sadness. Results based on a region of interest analysis
indicated the activation of the right amygdala while viewing sad masks.
We suggest the fact that such delicate sad masks could activate the
amygdala, and it could possibly be because of an underlying similarity
to emotions such as fear and disgust.


著者Contact先の email:
nosaka@bun.kyoto-u.ac.jp
Authors:
Tsubomi, H., Ikeda, T., Hanakawa, T., Hirose, N., Fukuyama, H., & Osaka, N.

Title:
Dissociable neural activations of conscious visibility and attention

Journal:
Journal of Cognitive Neuroscience

doi:
なし

論文URL:
http://www.mitpressjournals.org/loi/jocn

Abstract:
Recent neuroimaging evidence indicates that visual consciousness of
objects is reflected by the activation in the lateral occipital cortex
as well as in the frontal and parietal cortex. However, most previous
studies used behavioral paradigms in which attention raised or enhanced
visual consciousness (visibility or recognition performance). This
co-occurrence made it difficult to reveal whether an observed cortical
activation is related to visual consciousness or attention. The present
fMRI study investigated the dissociability of neural activations
underlying these two cognitive phenomena. Toward this aim, we used a
visual backward masking paradigm in which directing attention could
either enhance or reduce the object visibility. The participantsʼ task
was to report the level of subjective visibility for a briefly presented
target object. The target was presented in the center with four
flankers, which was followed by the same number of masks. Behavioral
results showed that attention to the flankers enhanced the target
visibility, whereas attention to the masks attenuated it. The fMRI
results showed that the occipito-temporal sulcus increased activation in
the attend flankers condition compared with the attend masks condition,
and occipito-temporal sulcus activation levels positively correlated
with the target visibility in both attentional conditions. On the other
hand, the inferior frontal gyrus and the intraparietal sulcus increased
activation in both the attend flankers and attend masks compared with an
attend neither condition, and these activation levels were independent
of target visibility. Taken together, present results showed a clear
dissociation in neural activities between conscious visibility and
attention.

著者Contact先の email:
htsubomi@fennel.rcast.u-tokyo.ac.jp
Authors:Shibata, Hiroshi; Inui, Toshio; Ogawa, Kenji

Title:Role of the dorsolateral prefrontal cortex in recognizing hand
actions performed in social contexts: a functional MRI study

Journal(書誌情報):Neuroreport. 24(14):803-807, 2013

doi:10.1097/WNR.0b013e3283646287

論文URL:http://journals.lww.com/neuroreport/Abstract/2013/10020
/Role_of_the_dorsolateral_prefrontal_cortex_in.8.aspx

Abstract:We investigated the role of the prefrontal areas in recognizing
hand actions performed in social contexts. We used video clips depicting
the interaction between two individuals: one person (requester)
requested the other person to pass one of two objects. The other person
(responder) then passed the object that was congruent to the request in
the congruent condition or incongruent in the incongruent condition.
Both requester and responder appeared on screen in the two-person
condition and only the responder appeared in the one-person condition.
Participants were required to observe the clips and to judge whether the
responder's actions were congruent or incongruent. Functional MRI showed
the incongruency effect in the prefrontal cortex. In particular, the
brain areas including the bilateral dorsolateral prefrontal cortex
showed the interaction effect; the magnitude of activation in the
incongruent condition was significantly higher than that in the congruent !
 condition, but this difference was found only in the two-person
condition. These results suggest that the dorsolateral prefrontal cortex
play an important role in the detection of incongruency between the
requester's request and the responder's action depending on social contexts.

著者Contact先の email:hshibata@rehab.tbgu.ac.jp
日本認知心理学会会員のみなさま

文部科学省科学研究費補助金、新学術領域研究「共感性の進化神経基盤」は、平
成25年度から立ち上がった新しい領域です。
本領域では、共感性の研究を動物を対象とした研究まで掘り下げ、マクロとミク
ロ、動物とヒトを繋ぐ理論と実証を提示したいと思います。
その結果、人間社会の特異性がより一層明確になり、現代社会が抱える集団感情
や社会感情がもたらす諸課題への提言が可能になると考えております。

平成26年からの公募研究に関して、下記の通り第1回説明会を開催いたします。
みなさまのご参加を心待ちにしております。

日時:9月8日(日) 13時~14時30分
場所:東京大学教養学部 21COMEE レクチャーホール
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam02_01_55_j.html

領域HP: http://www.empatheticsystems.jp/
連絡先: empathy.admin@darwin.c.u-tokyo.ac.jp
●タイトル:文部科学省科研費新学術領域研究「法と人間科学」公募研究募集の
お知らせ

領域代表者 仲真紀子

裁判員制度が導入され,司法への国民参加の機会が増すなかで,法的な諸問題へ
の人間科学的アプローチはますます重要となっています。このた び,新学術領
域「法と人間科学」では,10の計画研究に加え公募研究(4件程度)を募集いた
します。下記をお読みになり,どうぞふるって応募 くださいますようお願いい
たします。

平成23年度の新規採択された新学術領域研究「法と人間科学」では、平成26-27
年度の2年間の研究を公募中です。公募要領は文部科学省 の下記webページをご
参照ください。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shinkou/hojyo/boshu/1339087.htm

新学術領域の公募研究には、基盤研究や若手研究などと同時応募が可能です。若
手研究者による挑戦的な研究や、被害者支援や加害者更正に関わ る実践的な研
究などの応募を歓迎しています。
計画研究の内容に関しては、領域ホームページ(http://law-
human.let.hokudai.ac.jp/) をご参照いただく か、事務局
(lahs@let.hokudai.ac.jp) にお問い合わせください。
【法と人間科学・支援室】 lahs@let.hokudai.ac.jp