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2007年04月09日
われわれ人間の思考が持つ「正しい論理」と「誤った論理」は、どのように形成され、日常生活の中でどのように運用されているのか?この問いについて、認知心理学、社会心理学、論理学や情報科学など、さまざまな分野からのアプローチをもとに議論するための学際シンポジウムを開催します。メイン・スピーカーは、論理と推論に関する研究の第一人者、英国 Durham 大学 David Over 教授です。他に、各分野で先端的研究を試みる大学院生や若手研究者の報告を交えながら、人間の知的活動の本質について考えます。
日時:2007年4月9日(月)13:00~17:00
会場:名古屋大学・東山キャンパス 情報科学研究科棟1階・第3講義室
(http://www.nagoya-u.ac.jp/camp/map_higashiyama/ 地図の#44)
第1部 社会的判断バイアスは修正可能か?
13:00 - 13:30 豊沢純子(名古屋大学大学院情報科学研究科)[社会心理学]
Graphic Representations Guide Rational Probability Judgment: A Case of the Ratio-Bias Phenomenon.
13:30 - 14:00 野寺 綾(名古屋大学大学院環境学研究科)[社会心理学]
The Malleability of Automatic Stereotypes
第2部 条件推論への学際的アプローチ
14:15 - 14:45 吉満昭宏(津看護専門学校)[論理学]
Which Conditional Logic Is Right?
14:45 - 15:15 中村紘子(名古屋大学大学院環境学研究科)[認知心理学]
Processing of Conditional Statements in Discourse Comprehension
第3部:招待講演
15:30 - 16:30 David Over (Department of Psychology, Durham University, UK)
Non-Constructive Inference and Conditionals
16:30 - 17:00 自由討論
司会:唐沢 穣(名古屋大学大学院環境学研究科)
コディネーター:唐沢 穣・川口 潤(名古屋大学大学院環境学研究科)
山 祐嗣(神戸女学院大学人間科学部)
主催:名古屋大学大学院環境学研究科・同 情報文化学部 心理学教室
名古屋大学・東山キャンパスへの道順はhttp://www.nagoya-u.ac.jp/index3s.htmlをご覧ください。
ご質問、お問い合わせは mkarasawa@nagoya-u.jp 唐沢までお寄せください
投稿者 office : 2007年04月09日 20:53