日本認知心理学会
大会支援組織(通称:支援隊)募集について
◆ 募集の趣旨
日本認知心理学会の大会を開催する際に、準備や運営の仕事を手伝ってくださる
大学院生やポスドクの皆さんを募集しています。
大会の開催は、かなりの人手を必要とします。しかし、どの大学でも、認知心理
学会の会員は、そう多くないので、人手を集めることは、かなり困難です。その
ためもあって、大会を引き受ける大学を見つけることが難しくなってきていま
す。大会を支援する学生・ポスドクの組織があれば、認知心理学会の会員が少な
い大学でも、大会を引き受けることが容易になります。
大会運営に協力してくださるアルバイトの学生さん達は、「大会を手伝うのは初
めて」ということが普通です。そうすると、大会を主催する教員の負担がどうし
ても大きくなってしまいます。しかし、支援組織ができれば、そこに参加してい
る方の中には、大会運営に携わるのは2度目とか3度目という方も含まれること
が予想されます。そうした方から大会運営のノウハウが伝承されていけば、大会
を開催する教員の負担はかなり軽くなることが期待できます。また、支援組織の
大学院生・ポスドクの方が教員になったときには、身につけたノウハウを活かす
ことができるので、学術活動に関連する実務経験アップにつながります。
◆ メリット
大会支援組織に参加してくださった場合には、以下のような優遇措置を受けるこ
とができます。
1) アルバイト給与
通常、大会を手伝ってくださった学生さん達には、学会からアルバイト代が支給
されますが、大会支援組織の一員として大会を手伝ってくださる方にも、同様に
アルバイト代が支給されます。大会期間中,「この時間は大会運営を手伝いま
す」という時間を設定していただく形で,学会活動と「アルバイト」の両方がで
きるように運用していきます.
2) 大会参加費の免除
大会参加費が免除されます。実際には、大会登録システムの関係上、一旦、参加
費を支払っていただいてから、アルバイト代に上乗せして返却する、という形に
なりそうです。
3) ワークショップを開催する機会
大会運営に協力してくださる方には、大会でワークショップを開催する機会が与
えられます。ただし、それぞれの大会の会場規模やスケジュールの制約などによ
り、ワークショップが必ずしも組み込まれない場合もありますので、あらかじめ
ご了承ください。
4) 支援組織のネットワークを生かした様々な情報交換
支援組織でメールを交換していると、各自の学術的関心や研究動向、進路など関す
る情報交換などのいろいろな機会が生まれます。登録者間での「仲間ネットワー
ク」もできてくるものと思われます.
◆ 組織の形態
大会は毎年場所が異なります.支援隊に登録されている方々には,次の年の開催
地・時期をお知らせの上で,「次の年に参加していただけるかどうか」をお伺い
する形で,その年その年の支援隊参加メンバーを確定していきます.大会支援組
織に登録をしても、すべての大会を支援しなければならないというわけではあり
ません。大会参加予定があり,時間に余裕がある場合にだけ、支援をしてくださ
れば結構です。
◆ 応募の資格・方法
登録者は
・認知心理学に関心のある35 歳以下の若手研究者で,原則として,常勤職に就
いていない方(ポスドク,時間給職,などは「常勤職」に含みません)を対象と
します.
・日本認知心理学会正会員からの推薦を受けられることを資格の要件とします.
制度委員会のメーリングリスト(cogpsy-seido@cogpsy.jp)に下記の情報ととも
に、「応募します」という趣旨のメールをください。
・氏名・メールアドレス・所属・学年や身分名・会員/非会員情報
・推薦者氏名(正会員の方に限ります)
制度委員会を経て、支援組織に加わっていただくことが決まった場合には、その方
のアドレスを支援組織のメーリングリストに登録します。以後の具体的な大会支
援活動の連絡はそのメーリングリストを利用してアナウンスします。(2015 年7
月の第13 回大会以前に支援組織に加入されていた方は引き続きメーリングリス
トに登録されますので、新規申し込みの必要はありません。)
日本認知心理学会の大会が円滑に開催できるよう、是非、支援組織に参加してく
ださるようお願いいたします。
日本認知心理学会
制度委員会委員長行場次朗