2015年12月アーカイブ
日本認知心理学会の皆さま (重複して受け取られました場合はご容赦下さい) このたび日本心理学会若手の会は,「異分野間恊働」をテーマとした合宿形式の 研究会を開催することになりました。 詳細を記載した第1号通信は以下のアドレスにあります。 https://sites.google.com/site/interdiscipline2016ecp/1stAnnouncement.pdf 今回の研究会の特徴は三つあります。 【1つ目】 テーマは「異分野間恊働」 若手研究者が自身の研究を発展させて行くにあたり,ひとつの方策は「恊働」で あろうと考えています。 【2つ目】 時間たっぷりのポスターセッション 多くの他領域の研究にどっぷりと浸かれる時間になればと考えました。 【3つ目】 招待講演は3本 「異分野間恊働」のインスピレーションとロールモデルが,研究の臨場感ととも に得られることと思います。 《研究会概要》 名称:日本心理学会若手の会:異分野間恊働懇話会 会期 2016年3月7日(月)・8日(火) 会場 ホテルマホロバ・マインズ三浦 神奈川県三浦市 南下浦町上宮田3231 http://www.maholova-minds.com/index.php アクセス ... 羽田空港 ・ 品川/新横浜 から70分 http://www.maholova-minds.com/access/index.php 《行事予定》 招待講演(演題は追ってお知らせします) 講演者 河原純一郎 先生(北海道大学大学院文学研究科特任准教授) 講演者 山﨑圭子 先生(北海道大学環境健康科学研究教育センター特任助教) 講演者 佐藤哲康 先生(川村学園女子大学文学部助教) 一般発表(ポスターのみ) 《申し込み等の期限と大会プログラム》 発表・参加申し込み締め切り 2016年1月25日(月) 2016年2月下旬に,抄録集を本会Webページ上にアップする予定です。 《発表申し込み方法》 参加/発表をご希望される方は,以下のフォームの各項目にご回答ください。 https://sites.google.com/site/interdiscipline2016ecp/registration 《参加費用》 以下のとおりです。発表の有無にかかわらず額は同一です。費用には,一泊二食 の宿泊費,食事代,宴会費,会場費等全てが含まれています。研究会初日の受付 の際に申し受けます。 ※ 参加者数によって変更する可能性があります。 学部生 8000円 院生 12000円 ポスドク 16000円 助教以上 20000円 《お問い合わせ先》 E-mailアドレス jpay.studymeetinggroup@gmail.com 大会Webページ https://sites.google.com/site/interdiscipline2016ecp/ 準備委員 廣瀬健司(代表),黒田剛士,久永聡子,佐藤哲康
日本認知心理学会 大会支援組織(通称:支援隊)募集について ◆ 募集の趣旨 日本認知心理学会の大会を開催する際に、準備や運営の仕事を手伝ってくださる 大学院生やポスドクの皆さんを募集しています。 大会の開催は、かなりの人手を必要とします。しかし、どの大学でも、認知心理 学会の会員は、そう多くないので、人手を集めることは、かなり困難です。その ためもあって、大会を引き受ける大学を見つけることが難しくなってきていま す。大会を支援する学生・ポスドクの組織があれば、認知心理学会の会員が少な い大学でも、大会を引き受けることが容易になります。 大会運営に協力してくださるアルバイトの学生さん達は、「大会を手伝うのは初 めて」ということが普通です。そうすると、大会を主催する教員の負担がどうし ても大きくなってしまいます。しかし、支援組織ができれば、そこに参加してい る方の中には、大会運営に携わるのは2度目とか3度目という方も含まれること が予想されます。そうした方から大会運営のノウハウが伝承されていけば、大会 を開催する教員の負担はかなり軽くなることが期待できます。また、支援組織の 大学院生・ポスドクの方が教員になったときには、身につけたノウハウを活かす ことができるので、学術活動に関連する実務経験アップにつながります。 ◆ メリット 大会支援組織に参加してくださった場合には、以下のような優遇措置を受けるこ とができます。 1) アルバイト給与 通常、大会を手伝ってくださった学生さん達には、学会からアルバイト代が支給 されますが、大会支援組織の一員として大会を手伝ってくださる方にも、同様に アルバイト代が支給されます。大会期間中,「この時間は大会運営を手伝いま す」という時間を設定していただく形で,学会活動と「アルバイト」の両方がで きるように運用していきます. 2) 大会参加費の免除 大会参加費が免除されます。実際には、大会登録システムの関係上、一旦、参加 費を支払っていただいてから、アルバイト代に上乗せして返却する、という形に なりそうです。 3) ワークショップを開催する機会 大会運営に協力してくださる方には、大会でワークショップを開催する機会が与 えられます。ただし、それぞれの大会の会場規模やスケジュールの制約などによ り、ワークショップが必ずしも組み込まれない場合もありますので、あらかじめ ご了承ください。 4) 支援組織のネットワークを生かした様々な情報交換 支援組織でメールを交換していると、各自の学術的関心や研究動向、進路など関す る情報交換などのいろいろな機会が生まれます。登録者間での「仲間ネットワー ク」もできてくるものと思われます. ◆ 組織の形態 大会は毎年場所が異なります.支援隊に登録されている方々には,次の年の開催 地・時期をお知らせの上で,「次の年に参加していただけるかどうか」をお伺い する形で,その年その年の支援隊参加メンバーを確定していきます.大会支援組 織に登録をしても、すべての大会を支援しなければならないというわけではあり ません。大会参加予定があり,時間に余裕がある場合にだけ、支援をしてくださ れば結構です。 ◆ 応募の資格・方法 登録者は ・認知心理学に関心のある35 歳以下の若手研究者で,原則として,常勤職に就 いていない方(ポスドク,時間給職,などは「常勤職」に含みません)を対象と します. ・日本認知心理学会正会員からの推薦を受けられることを資格の要件とします. 制度委員会のメーリングリスト(cogpsy-seido@cogpsy.jp)に下記の情報ととも に、「応募します」という趣旨のメールをください。 ・氏名・メールアドレス・所属・学年や身分名・会員/非会員情報 ・推薦者氏名(正会員の方に限ります) 制度委員会を経て、支援組織に加わっていただくことが決まった場合には、その方 のアドレスを支援組織のメーリングリストに登録します。以後の具体的な大会支 援活動の連絡はそのメーリングリストを利用してアナウンスします。(2015 年7 月の第13 回大会以前に支援組織に加入されていた方は引き続きメーリングリス トに登録されますので、新規申し込みの必要はありません。) 日本認知心理学会の大会が円滑に開催できるよう、是非、支援組織に参加してく ださるようお願いいたします。 日本認知心理学会 制度委員会委員長行場次朗
世界を変える創造的研究者・開発者支援(助成)のご案内 NPO法人ニューロクリアティブ研究会(NCL)は、毎年行っている研究助成の事業 を拡大して、本年度は以下の2つの分野に分けて研究者支援・開発者支援を行い ます。 1.対象分野: ①脳と創造性に関する基礎研究ならびに開発研究: 創造性に関する脳科学的エビデンスの解明、または創造性技法の活用を目指した 開発研究 ②世界を変える創造的アイデアならびに実用化研究: 創造的アイデアの実用化研究ならびに新規事業のスタートアップ構想 2.支援金額: 分野別に、1等10,000ドル、2等 純金150g、3等 純金50gです。 3.応募方法: 詳細ならびに応募方法は、下記のホームページをご覧ください。 http://www.neurocreative.org/jp/?page_id=1282 ホームページから申請書をダウンロードし、内容を記入のうえ、下記の E-mail アドレスへ、電子メールに添付して送信してください。 文中に図や写真を含んでも構いません。また、申請書のページは追加しても構い ませんが、全部で8ページ以内に収めてください。 ファイル形式はWord形式(.docまたは.docx)でお願いします。 4.応募締め切り: 2016年2月5日です。 5.お問い合わせ: NPO法人 ニューロクリアティブ研究会(岡山事務所) 担当 金子 〒703-8282 岡山市中区平井6-6-11 ㈱三城 光学研究所内 TEL:086-272-5599 FAX:086-271-5225 http://www.neurocreative.org/jp/ Email: hiroshi.kaneko@paris-miki.jp
日本感情心理学会では,このたび,感情研究の広さ・深さ・面白さをより広く社 会に発信していくための第二の機関誌として,『エモーション・スタディーズ (Emotion Studies,愛称ES)』を創刊いたしました。 創立時より発行してきました『感情心理学研究』はすでにJ-Stageにて公開して おりますが,ESもJ-Stageで公開し てゆく計画です。現在,暫定的に,以下の学 会HPで早期公開しておりますので,ご高覧いただければ幸いです。 また,印刷版を必要とされる場合は,オンデマンドで対応いたしますので,学会 事務局にご依頼ください。校費購入,定期購入などにつきましても,ぜひご検討 ください。 ES公開サイト:http://jsre.wdc-jp.com/index.html 学会事務局:http://jsre.wdc-jp.com/inquiry.htm ES創刊号目次: 中村 真 エモーション・スタディーズ(Emotion Studies)創刊に寄せて 【特集:社会的共生と感情】 澤田匡人・石川隆行 巻頭言 遠藤寛子 怒りの維持と他者への共感─言語化による新たな視点の獲得─ 縄田健悟 "我々"としての感情とは何か? ─集団間紛争における感情 の役割を中 心に─ 金綱知征 日英比較研究からみた日本のいじめの諸特徴─被害者への否定的感情 と友人集団の構造に注目して─ 一言英文 いじめと文化的心性との交点 池上知子 何が社会的共生を妨げるのか─平等主義文化における蔑みと排斥─ 米山正文 文学に見る人種偏見─ 19 世 紀アメリカを例に─ 遠藤由美 グローバル化社会における共生と共感 清水奈名子 武力紛争研究における感情の位置づけ─学際的研究のための試論─ 大平英樹 共感を創発する原理 中村 真 学際的,異分野融合的感情研究の可能性と意義─「社会的共生と感 情」を手がかりに─ 【セミナー論文:感情と無意識】 北村英哉 巻頭言 下田俊介 Implicit Positive and Negative Affect Test(IPANAT)を用いた感 情測定 川上直秋 単純接触効果と無意識─われわれの好意はどこから来るのか─ 渡邊言也 情動反応と学習過程の相互作用 【会報】 Boston Emotion Diary: The Final(有光興記) 2014 年度若手支援企画の記録 なお,『感情心理学研究』のサイトは以下の通りです。引き続き,ご参照のほ ど,よろしくお願いしま す。 https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jsre/-char/ja/
法と人間科学グランドシンポジウム開催とポスターセッション参加者募集のご案内 新学術領域研究「法と人間科学」は来年の3月でプロジェクト終了となります。 つきまして、プロジェクト5年間の成果を「グランドシンポジウム」にて 実務家、研究者および市民の皆様に向けて公開いたします。 シンポジウムでは、講演以外に、法教育ゲーム体験、ポスターセッションも企画 しております。 ご関心・ご興味のある方は、是非ご参加いただき、"法"と"人"の関わりを 知る、体験する、考える機会としていただければ幸いです シンポジウムのタイムテーブルや申込方法、ポスター発表およびトラベルアワードの 応募方法の詳しい内容は法と人間科学ホームページ (http://law-human.let.hokudai.ac.jp/group/summary/archive/116/804/) をご覧下さい。 1.法と人間科学グランドシンポジウムの開催概要 法と人間科学グランドシンポジウム 「法・社会の中で生きる"人"を科学する ~"法"と"人"の関わりを 知る・体験 する・考える~」 ・日時:2016年2月14日(日)9:00~17:00 ・場所:北海道大学人文社会科学総合教育研究棟2階 ・対象:研究者・実務家・市民 ・定員:約100名 ・参加費:無料 ・申込:必要(詳細はホームページをご覧ください) 2.ポスターセッション参加者募集 法と人間科学に関する研究をご報告いただける方を募集します(既に学会等で発 表済みでも可)。 トラベルアワード(発表者旅費支援)を設けております(トラベルアワード対象 者は、学部生、大学院生、研究員(非常勤))ので、 ふるってご応募下さい。 トラベルアワードへの応募を希望される方とそれ以外の方で申し込み方法が異な ります。 詳しくはホームページご覧下さい。 [応募の締め切り] 1)ポスター発表およびトラベルアワード応募:2016年が1月18日(月)17:00まで 2)ポスター発表のみの応募:2016年2月5日(金)17:00まで ご不明な点などございましたら、法と人間科学事務局までご連絡ください。 どうぞよろしくお願いいたします。 〒060-0810 札幌市北区北10条西7丁目 北海道大学大学院 文学研究科 213室 新学術領域・法と人間科学 電話&FAX:011-706-3912 Email: lahs@let.hokudai.ac.jp
【1】 Authors: Minamoto,T., Shipstead,Z., Osaka, N.,Engle, R. Title: Low Cognitive Load Strengthens Distractor Interference while High Load Attenuates when Cognitive Load and Distractor Possess Similar Visual Characteristics Journal: Attention, Perception & Psychophysics, 77, 1659-1673 doi 10.3758/s13414-015-0866-9 論文URL: http://www.springer.com/psychology/cognitive+psychology/journal/13414 Abstract: Studies on visual cognitive load have reported inconsistent effects of distractor interference when distracters have visual characteristic that are similar to the cognitive load.Some studies have shown that the cognitive load enhances distractor interference, while others reported an attenuating effect. We attribute these inconsistencies to the amount of cognitive load that a person is required to maintain. Lower amounts of cognitive load increase distractor interference by orienting attention toward visually similar distractors. Higher amounts of cognitive load attenuate distractor interference by depleting attentional resources needed to process distractors.In the present study, cognitive load consisted of faces (Experiments 1-3) or scenes (Experiment 2). Participants performed a selective attention task in which they ignored face distractors while judging a color of a target dot presented nearby, under differing amounts of load. Across these experiments distractor interference was greater in the low-load condition and smaller in the high-load condition when the content of the cognitive load had similar visual characteristic to the distractors. We also found that when a series of judgments needed to be made, the effect was apparent for the first trial but not for the second. We further tested an involvement of working memory capacity (WMC) in the load effect (Experiment 3). Interestingly, both high and low WMC groups received an equivalent effect of the cognitive load in the first distractor, suggesting these effects are fairly automatic. 著者Contact先の email: txminamoto@hus.osaka-u.ac.jp ----------- 【2】 Authors: Minamoto,T., Azuma,M., Yaoi, K., Ashizuka, A., Mima, T., Osaka, M., Fukuyama, H., Osaka, N. Title: The anodal tDCS over the left posterior parietal cortex enhances attention toward a focus word in a sentence, Journal: Frontiers of Human Neuroscience, 8, 992 doi: 10.3389/fnhum.2014.00992 論文URL: http:// www.frontiersin.org Abstract The posterior parietal cortex (PPC) has two attentional functions: top-down attentional control and stimulus-driven attentional processing.Using the focused version of the reading span test(RST),in which the target word to be remembered is the critical word for comprehending a sentence(focusedword) or a non-focused word, we examined the effect of tDCS on resolution of distractor interference by the focused word in the non-focus condition (top-dow nattentiona lcontrol) and on augmented/shrunk attentional capture by the focused word in both the focus and non-focus conditions(stimulus-driven attentional processing). Participants were divided into two groups: anodal tDCS(atDCS) and cathodal tDCS(ctDCS). Online stimulation was given while participants performed the RST. A post-hoc recognition task was also administered in which three kinds of words were presented: target words in the RST,distractor words in the RST, and novel words. A tDCS augmented the effect of the focused word by increasing differences in performance between the focus and non-focus conditions. Such an effect was not observed in the ctDCS group. As for the recognition task, a tDCS again produced the augmented effect of the focused words in the distractor recognition. On the otherhand, ctDCS brought less recognition of non-focused target words in comparison to sham. The results indicate that atDCS promotes stimulus-driven attentional processing, possibly by affecting neural firing in the inferior parietal regions. Incontrast, ctDCS appears to prevent retrieval of less important information from episodic memory,which may require top-down attentional processing 著者Contact先の email: txminamoto@hus.osaka-u.ac.jp ----------- 【3】 Authors: Minamoto, T., Yaoi, K., Osaka, M., Osaka, N. Title: The rostral prefrontal cortex underlies individual differences in working memory capacity: An approach from the hierarchical model of the cognitive control. Journal: Cortex, 71, 277-290.2015 doi: org/10.1016/j.cortex.2015.07.025 論文URL: http:// www.elsevier.com/locate/cortex Abstract Neuroimaging and behavioral evidence has suggested that the lateral prefrontal cortex is involved in individual differences in working memory capacity (WMC). However, few studies have localized the neural structures that differentiate high and low WMC individuals, considering the functional architecture of the prefrontal cortex. The present study aimed to identify a frontal region that underlies individual differences from the perspective of the hierarchical architecture of the frontal cortex. By manipulating an episodic factor of cognitive control (control in selecting an appropriate task set according to a temporal context) and using a parametric modulation analysis, we found that both highand low- WMC individuals have similar activation patterns in the premotor cortex (BA6, 8), caudal prefrontal cortex (BA44, 45), and frontopolar cortex (BA10, 11), but differed in the rostral part of the prefrontal cortex (BA46/47); high WMC individuals showed greater activation in the higher episodic control condition, whereas low WMC individuals showed reduced activation when episodic control was required. Similar patterns of activation were found in the right inferior parietal and middle/inferior temporal cortices. These results indicate that the rostral prefrontal cortex, which supports episodic cognitive control, possibly by sending a weighting signal toward the inferior parietal and middle/inferior temporal cortices that modulate saliency and sensory processing, underlies individual differences in WMC. Episodic control account, which considers the organization of the prefrontal cortex, fits well with previous findings of individual differences in WMC. 著者Contact先の email: xminamoto@nict.go.jp ----------- 【4】 Authors: Ikeda, T., Matsuyoshi, D., Sawamoto, N., Fukuyama, H.,Osaka, N. Title: Color harmony represented by activity in the medial orbitofrontal cortex and amygdale. Journal: Frontiers in Human Neuroscience, 9, 382 doi: org/10.3389/fnhum.2015.00382 論文URL: http:// www.frontiersin.org Abstract Observing paired colors with a different hue (in terms of chroma and lightness) engenders pleasantness from such harmonious combinations; however, negative reactions can emerge from disharmonious combinations. Currently, neural mechanisms underlying the esthetic and emotional aspects of color perception remain unknown. The current study reports evidence regarding the neural correlates of color harmony and disharmony. Functional magnetic resonance imaging was used to assess brain regions activated by harmonious or disharmonious color combinations in comparison to other stimuli. Results showed that the left medial orbitofrontal cortex (mOFC) and left amygdale were activated when participants observed harmonious and disharmonious stimuli, respectively. Taken together, these findings suggest that color disharmony may depend on stimulus properties and more automatic neural processes mediated by the amygdala,whereas color harmony is harder to discriminate based on color characteristics and is reflected by the esthetic value represented in the mOFC. This study has a limitation that we could not exclude the effect of preference for color combination, which has a strong positive correlation with color harmony. 著者Contact先の email: tikeda@ams.eng.osaka-u.ac.jp ----------- 【5】 Authors: Osaka, N.,Minamoto, T., Yaoi, K., Azuma, M., Minamoto-Shimada, Y. Osaka, M. Title: How two brains make one synchronized mind in the inferior frontal cortex: fNIRS-based hyperscanning during cooperative singing, Journal: Frontiers of Psychology, 6:1811 Doi:10.3389/fpsyg.2015.01811 論文URL: http:// www.frontiersin.org Abstract One form of communication that is common in all cultures is people singing together. Singing together reflects an index of cognitive synchronization and cooperation of human brains. Little is known about the neural synchronization mechanism, however. Here, we examined how two brains make one synchronized behavior using cooperated singing/humming between two people and hyperscanning, a new brain scanning technique. Hyperscanning allowed us to observe dynamic cooperation between interacting participants. We used functional near-infrared spectroscopy (fNIRS) to simultaneously record the brain activity of two people while they cooperatively sang or hummed a song in face-to-face (FtF) or face-to-wall (FtW) conditions. By calculating the inter-brain wavelet transform coherence between two interacting brains, we found a significant increase in the neural synchronization of the left inferior frontal cortex (IFC) for cooperative singing or humming regardless of FtF or FtW compared with singing or humming alone. On the other hand, the right IFC showed an increase in neural synchronization for humming only, possibly due to more dependence on musical processing. 著者Contact先の email: nosaka@bun.kyoto-u.ac.jp
第9回 通信行動工学研究会のお誘い ◆◆第9回研究会 概要◆◆ ●日時: 2016年1月21日(木)、1月22日(金) ●場所: 筑波大学春日エリア、情報メディアユニオン https://www.tsukuba.ac.jp/access/tsukuba_campus.html ●参加費: 無料(発表資料冊子¥1000) ●テーマ:通信行動と品質の計測・分析・制御 ●併催:コミュニケーションクオリティ研究会 (CQ 研究会) http://www.ieice.or.jp/cs/cq/jpn/ 第 9 回研究会は、コミュニケーションクオリティ研究会 (CQ 研究会) との併催 となります. 合同でのラウンドデーブルディスカッションおよび,3件の招待講演も企画して おります. 情報通信サービスとネットワークの品質に関連して,通信工学・ 情報工学をメ インに,心理学・社会学・ 経済学等にまたがる学際的な異分野交流により研究 活動を活性化させる非常に良い機会かと存じますので,IEICE会員のみならず, 関連する研究を推進されている方々にも積極的に御参加頂けることを期待してお ります. ----------------参加方法-------------------------------------------------- 聴講をご希望される方は、以下のフォームに記入の上、 cbe-info_at_mail.ieice.org までメールにてお申し込み下さい。(_at_を@に変えて送信してください) ------------------------------------------------------------------------------- 第9回CBE研究会への参加を希望します。 ご氏名: (漢字と読み仮名をお願いします) ご所属: ご連絡先:(メールアドレス/電話) ------------------------------------------------------------------------------- ◆◆1月21日(木) プログラム◆◆ ■ CQ-1 英語セッション1 ●09:40-10:05 Low Complexity Approach for Channel Assignment in Wireless LAN Networks ○ Mohamed Elwekeil・Osamu Muta(Kyushu Univ.)・Masoud Alghoniemy(Univ. of Alexandria)・Hiroshi Furukawa(Kyushu Univ.) ●10:05-10:30 Steganalysis method applied into a data transfer application ○ Olguin-Garcia Hernan Jesus・Ryo Yamamoto・Satoshi Ohzahata・Toshihiko Kato(The Univ. of Electro-Communications) ●10:30-10:55 Performance comparison between a hybrid DCF/TDMA QoS scheme and the pure TDMA approach ○ Jing Lin・Celimuge Wu・Satoshi Ohzahata・Toshihiko Kato(UEC) ■ CQ-2 一般セッション1 ●11:05-11:30 減災への貢献度に基づく通信網の要求信頼性決定方法に関する一考察 ○ 渡邉 均・黄 平国(東京理科大) ●11:30-11:55 サンプリングされたソーシャルネットワークからのユーザの影響力推定 ○ 木邑和馬・津川 翔・山本幹雄(筑波大) ●11:55-12:20 TCP/AQMネットワークにおける外乱オブザーバを用いたキュー管理アルゴリズム の多段実装 ○ 知花包章・久保亮吾(慶大) ■ CBE 一般セッション ●13:00-13:30 ソーシャルネットワークのトポロジ構造と情報フローを用いたリンク予測 ○ 津川 翔・木藤紘介・山本幹雄(筑波大) ●13:30-14:00 個人間の対立・協調関係を表す拡張ラプラシアン行列を用いた口コミの大域的効 果の定式化 ○ 作元雄輔・会田雅樹(首都大東京) ●14:00-14:30 需要削減を促す災害輻輳制御 ○ 佐藤大輔(NTT)・高野裕治(同志社大)・須藤竜之介(九大)・持田岳美(NTT) ●14:30-15:00 利用履歴の提示アプリによる通信行動の変容 ○ 新井田 統(KDDI研) ■ 共通セッション ●15:10-16:30 Round Table Discussion CQ研究会・CBE研究会との共催企画.CQ-2 一般セッション1とCEB 一般セッション の講演を対象に参加者で議論します ■ 招待講演1 ●16:40-17:30 [招待講演]階層構造を有する自己組織化システムにおける相互作用に関する一考察 ○ 若宮直紀(阪大) ◆◆1月22日(金) プログラム◆◆ ■ CQ-3 一般セッション3 ●10:45-11:10 OpenFlowのためのプロトコル別テーブルを用いたフローテーブルマッチング高速 化方式 ○ 梁 俊傑・木村成伴(筑波大) ●11:10-11:35 常時接続回線を用いたMIPv6のための近隣APの混雑度に基づくハンドオーバ処理方式 ○ 横田和喜・木村成伴(筑波大) ●11:35-12:00 ネットワーク化制御システムにおけるモデルベース情報損失補償 ○ 今井隆輔・久保亮吾(慶大) ■ 招待講演2 ●13:00-13:50 [招待講演]人の視点から見た使いやすさとは何か ○ 原田悦子(筑波大) ■ 招待講演3 ●14:00-14:50 [招待講演]通信行動データを利用したコミュニティ計測 ○ 津川 翔(筑波大) ■ CQ-4 英語セッション2 ●15:00-15:25 Fairness assessment in networked balloon bursting game with olfactory and haptic senses ○ Pingguo Huang(Tokyo Univ. of Science)・Seiya Nakano・Yutaka Ishibashi・Norishige Fukushima(NIT)・Kostas E. Psannis(Univ. of Macedonia) ●15:25-15:50 Resource Allocation and Layer Selection for Video Streaming over Highway Networks Using Scalable Video Coding ○ Ruijian An(SOKENDAI/NII)・Zhi Liu(Waseda Univ)・Celimuge Wu(UEC)・Yusheng Ji(SOKENDAI/NII) ●15:50-16:15 Hybrid Source Routing in Carrier-grade Software Defined Networks ○ Tossaphol Settawatcharawanit(Sokendai)・Yusheng Ji(NII)・Vorapong Suppakitpaisarn(Univ. of Tokyo)・Shigeki Yamada(NII) ■ CQ-5 一般セッション3 ●16:25-16:50 Reinforcement learning-based parameter tuning for a broadcast protocol in VANETs ○ Celimuge Wu・Satoshi Ohzahata(UEC)・Yusheng Ji(NII)・Tsutomu Yoshinaga・Toshihiko Kato(UEC) ●16:50-17:15 モバイルセンサネットワークにおける迅速かつ効率的な被覆のための分散協調制御 ○ 渡部和馬(阪大)・笹部昌弘(奈良先端大)・滝根哲哉(阪大) ●17:15-17:40 ネットワーク制御を用いたIEEE 802.11a/n/ac標準対応可変帯域型チャネル割当法 ○ アベセカラ ヒランタ・松井宗大・鷹取泰司・溝口匡人(NTT) ----------------参加方法------------------------ 聴講をご希望される方は、以下のフォームに記入の上、 cbe-info_at_mail.ieice.org までメールにてお申し込み下さい。(_at_を@に変えて送信してください) ----------------------------------------------- 第9回CBE研究会への参加を希望します。 ご氏名: (漢字と読み仮名をお願いします) ご所属: ご連絡先:(メールアドレス/電話) -----------------------------------------------
日本認知心理学会第14回大会ウェブサイト開設のお知らせ 寒気の候,会員の皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し 上げます。 先日もご連絡させていただきましたとおり, 2016年6月18日(土)-19日(日)に,広島大学東広島キャンパスにて, 日本認知心理学会第14回大会が開催されます。 この度,以下に大会ウェブサイトを開設いたしました。 http://home.hiroshima-u.ac.jp/cogpsy14 大会を盛り上げるため,大会ポスターを制作いたしました。 大会ポスターのPDFデータは下記リンク先より閲覧・印刷することができます。 http://home.hiroshima-u.ac.jp/cogpsy14/pdf/cogpsy14_poster.pdf ぜひ各自ご印刷いただき,学科や研究室の掲示板等, 多くの方の目に留まる場所にご掲示いただけますと幸いです。 会員の皆様の大会へのご参加・ご発表を心よりお待ちしております。 2015年12月4日 第14回大会準備委員長 中條和光 (広島大学)