2016年2月アーカイブ
日本認知心理学会の皆様 静岡大学の須藤でございます。 研究会の開催日が迫りましたのでリマインダと懇親会会場についてご連絡いたし ます。 ・研究会について 日時:2016年3月7日(月)13:30開場 場所:大阪電気通信大学寝屋川駅前キャンパス 601室 http://www.osakac.ac.jp/institution/campus/access/ 共催:大阪電気通信大学情報学研究施設 詳細は https://sites.google.com/site/techpsytech/info/di9hui-fa-biao からごらんください。 ・懇親会費について 研究会終了後,懇親会を以下の予定で行います。 人数の都合上,参加をご希望の方は3/4までにご連絡頂ければ幸いです。 連絡は,須藤 ossuto[at]ipc.shizuoka.ac.jp ([at]を@に変えてください) もしくは,https://sites.google.com/site/techpsytech/toiawase-1 フォームからご連絡ください。 会費 5000円(予定) 場所:わがんせ http://tabelog.com/osaka/A2707/A270702/27079407/ 以上,どうぞよろしくお願いいたします。 ======== 研究会代表 入戸野 宏(広島大学) 事務局:須藤智(静岡大学) 問い合わせは,下記のURLからお願いいたします。 http://tech-psych.org
日本認知心理学会のみなさま このたび,日本学術会議で 「人間理解を支える心理学としての社会貢献: 公認心理師資格を考える」 と題するシンポジウムを企画いたしました. ぜひお誘いあわせの上,ご参加ください. 記 日本学術会議 公開シンポジウム 「人間理解を支える心理学としての社会貢献: 公認心理師資格を考える」 主 催:日本学術会議 心理学・教育委員会 社会のための心理学分科会 後 援:日本心理学諸学会連合,日本心理学会 開催日時:2016年3月20日(日) 13:00-17:00 開催場所:日本学術会議 講堂(東京都港区六本木7-22-34) アクセス:東京メトロ千代田線「乃木坂」駅5出口 参加費:無料(事前申込不要) スケジュール 13:00 趣旨説明 長谷川寿一(日本学術会議連携会員、東京大学) 13:15 「日本心理学諸学会連合の活動と公認心理師の未来」 子安増生(京都大学) 14:15 「社会のための臨床心理学:エビデンスと実践」 丹野義彦 (日本学術会議第一部会員、東京大学) 15:15 臨床心理学以外の「心理学の社会貢献:子どもの証言と司法面接」 仲真紀子(日本学術会議第一部会員、北海道大学) 16:15 パネルディスカッション 「心理学が社会に役立つ存在となるために『公認心理師』はどう関わる か」 パネラー:登壇者 全員 司会:坂本真士(日本学術会議連携会員 日本大学) 原田悦子(日本学術会議連携会員 筑波大学) 問い合わせ先: 原田悦子(筑波大学)etharada[at]human.tsukuba.ac.jp
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日本認知心理学会会員各位 関西学院大学では,2015年4月に社会心理学研究センター(KG-RCSP, http://www.kg-rcsp.com/)を開設しました.このセンターは,社会心理学 およびその関連領域に関心をもつ学内外の研究者の相互交流を促進し, 研究の活性化を図るとともに,学外に対して研究の可視性を高め, 成果を学界だけではなく社会一般に広く還元することを目的として 運営しています. このたびご案内する第7回セミナーは早稲田大学基幹理工学部の 渡邊克巳先生にご講演いただきます.ふるってご参加下さい. 第7回KG-RCSPセミナー 「社会性の炙り出し方: ミニマリストアプローチとインクルーシブアプローチ」 http://www.kg-rcsp.com/news/kg-rcsp-seminar007/ 日時 2016年3月23日(水) 15時~17時 場所 関西学院大学西宮上ケ原キャンパス F104教室 アクセスマップ http://www.kwansei.ac.jp/pr/pr_000374.html キャンパスマップ http://www.kwansei.ac.jp/pr/pr_001086.html 講演者 渡邊克巳(早稲田大学基幹理工学部・教授) 概要 社会性を媒介する情報は、個体間で創発され、認知や行動、体験を 変化させている。このような社会的情報は、どのようなものであれ 個体の表層に表現され伝わらなければならない。本講演では、社会性を 媒介する情報に対して実験心理学的なミニマリストアプローチを 取っている研究と実社会での具体的な実証フィールドを想定した インクルーシブアプローチを取っている研究の両方の例をいくつか 紹介して議論したい。 懇親会について セミナー終了後、懇親会を開催いたします(会場は西宮北口周辺を 予定しています).懇親会への参加を希望される方は3/9(水)までに 登録フォーム<http://j.mp/KG_RCSP07_submission>より参加登録を お願いします.登録された方には後日詳細をメールにてご連絡いたします. なお、定員を超えた場合には受付を締め切らせて頂きますので、 登録はお早めにお願いします.懇親会のみの参加も歓迎いたします. 問い合わせ先 なにかご不明な点がありましたら、セミナー担当 小川 <hirokazu.ogawa[at]kwansei.ac.jp>までお問い合わせ下さい. ([at]を@に変えてください) 関西学院大学社会心理学研究センター http://www.kg-rcsp.com/
各位 (重複してメールを受け取られた際にはどうかご容赦ください) 電子情報通信学会ヒューマンコミュニケーション基礎(HCS)研究会・ヒューマン 情報処理(HIP)研究会は,ヒューマンインタフェース(HI)学会コミュニケー ション支援研究会と連催で,下記の研究会を開催します。 多くのみなさまのお申込みをお待ちしております。奮ってご応募下さい。 ----------------------------------------------------------------- ヒューマンコミュニケーション基礎(HCS)研究会・ヒューマン情報処理(HIP)研究会 2016年5月研究会 【テーマ】「コミュニケーション支援」「コミュニケーション一般」「ヒューマ ン情報処理一般」 【日 時】2016年5月18日(水), 19日(木) 【場 所】沖縄産業支援センター http://www.okinawa-sangyoushien.co.jp/ 【申込締切】2016年3月15日(火) 【原稿締切】2016年4月13日(水) 【注意】原稿枚数は6ページまで 【発表申込み先】 ヒューマンコミュニケーション基礎研究会(HCS)またはヒューマン情報処理研究 会(HIP) 枠での発表を希望される方は,下記,研究会発表申込みシステム http://www.ieice.org/ken/program/index.php?tgid=HIP からお申込み下さい。 なお,「申込み研究会」の欄は,ご希望により,ヒューマンコミュニケーション基礎 研究会(HCS)と,ヒューマン情報処理研究会(HIP)のいずれかを選択してください。 HI学会コミュニケーション支援研究会からのお申し込みを希望される方は, http://www.his.gr.jp/meeting/214-cfp.htmlからお申し込み下さい。 【お問い合わせ】 小森政嗣 (大阪電気通信大学・HCS研究会担当) komori[at]oecu.jp ([at]を@に変えてください) 清河幸子 (名古屋大学・HIP研究会担当) kiyokawa.sachiko[at]b.mbox.nagoya-u.ac.jp ([at]を@に変えてください) 吉野 孝(和歌山大学・HI学会コミュニケーション支援研究会担当) yoshino[at]sys.wakayama-u.ac.jp ([at]を@に変えてください)
日本認知心理学会会員の皆様 慶應義塾大学心理学研究室では故印東太郎名誉教授の業績を顕彰し、心理学およ び関連分野の研究者育成のために印東太郎賞を設置しております。隔年で関連学 会から候補者の推薦を募るものとのことです。 つきましては当学会会員の皆様に候補者の推薦をお願いいたします。推薦いただ いた中から、常務理事会、理事会を経て当学会からの推薦者を決定いたします。 どうぞよろしくお願いいたします。 日本認知心理学会理事長 箱田裕司 候補者と推薦理由、履歴書、業績リストを、6月13日(月)までに g-office[at]cogpsy.jp ([at]を@に変えてください) までお送りください。件名は「印東太郎賞推薦」としてください。 印東太郎賞規約と過去の受賞者を以下に記載いたします。 ---------- 印東太郎賞規約 第1条 目的と名称 本賞は故印東太郎慶應義塾大学名誉教授の慶應義塾大学心理学研究室への寄付金 を資金とし(以下資金とよぶ)、同君の心理学への功績を顕彰するとともに、我 が国の心理学および関連分野の若手研究者を育成することを目的とする。本賞の 名称は「印東太郎賞」とする。 第2条 授賞対象 授賞候補者は年齢が当該年4月1日で46才未満である心理学および関連分野の 研究者とする。 第3条 選考委員会 選考委員会は、慶應義塾大学心理学研究室およびその関係者若干名をもって組織 するが、必要に応じて学外から委員を招聘することができる。選考委員長の選 出、選考委員の交替などは選考委員会の合議によって、これを決する。 第4条 選考方法 授賞は当面隔年とする。 1) 選考委員会は、心理学の基礎研究に関連する学会等に対象者1名の推薦を 依頼する。対象学会等は細則に定める。 2)選考委員会は推薦を受けて委員会を開催し、合議により受賞者1名を決定する。 第5条 受賞者の発表と表彰 選考委員会は受賞者名を発表するとともに、受賞講演会を開催する。受賞者は受 賞講演をしなくてはならない。選考委員長は受賞講演会において賞状と副賞を授 与し、表彰する。 第6条 所在地 選考委員会は当面慶應義塾大学文学部心理学研究室に設置する。 第7条 事業の終了 本事業は事業資金のつきた時をもって終了する。 第8条 規約の改廃 本規程の改廃は、選考委員会の議を経て行われる。 付則 本規程は、平成21年10月2日から施行する 細則 1 推薦を依頼する学会等は当面、日本基礎心理学会、日本認知心理学会、日本 色彩学会、日本行動計量学会、および慶應義塾大学文学部心理学研究室とし、隔 年に1団体を選出し、推薦を依頼する。 2 副賞は当面10万円とする。 3 受賞講演会の開催などの費用は資金によってまかなう。 ---------- 印東太郎賞受賞者一覧 ※所属は受賞当時のものです。 第1回(2010年) 受賞者:溝上陽子 氏(千葉大学大学院融合科学研究科助教) 推薦者:日本色彩学会 主な受賞理由:様々な環境における視覚と視環境の相互関係が研究テーマで、特 に環境における色分布の測定と心理実験による視覚特性評価を結びつける研究を 行っておられ、日本光学会奨励賞(1999年)、照明学会奨励賞(2000年)も受賞 されるなど活躍されているため。 第2回(2012年) 受賞者:星野隆宏 氏(名古屋大学経済学研究科准教授) 推薦者:日本行動計量学会 主な受賞理由:計量心理学、統計科学とそのマーケティングサイエンス、行動経 済学への応用を行っている気鋭の研究者であり、方法論の研究としては因子分析 モデルや項目反応理論、選択バイアス、離散選択モデルの研究を中心に活躍され ているため。 第3回(2014年) 受賞者:河原純一郎 氏(中京大学大学院心理学研究科教授) 推薦者:日本基礎心理学会 主な受賞理由:基礎心理学,認知行動科学を専門とし,得られた知見の産業場面 への展開を行っておられる気鋭の研究者であり、行動や生化学指標にもとづく実 験法を用いて,注意,記憶,顔認知,魅力評価,ストレスの研究を中心に活躍し ておられるため。
平成28年2月 関係各位 国立研究開発法人科学技術振興機構 科学コミュニケーションセンター (事務連絡) 科学技術コミュニケーション推進事業 問題解決型科学技術コミュニケーション支援 (ネットワーク形成型) 平成28年度募集開始のご案内 拝啓 平素は科学技術振興機構(JST)の事業についてご理解・ご協力を賜り、誠に ありがとうございます。 JSTでは、第5期科学技術基本計画(平成28年1月22日閣議決定)に基づき、科学 技術イノベーションと社会との関係深化に向けて、多様な科学技術コミュニケー ション活動を推進する事業を行っています。この一環として、社会問題や社会 ニーズに対する課題の解決に結びつける科学技術コミュニケーション活動を支援 する「科学技術コミュニケーション推進事業問題解決型科学技術コミュニケー ション支援」を実施します。 本事業について、平成28年度の募集を平成28年2月2日(火)より開始いたしまし たのでご案内申しあげます。 本事業の募集についての詳細および募集要項や申請書(企画提案書)のダウン ロードは、ホームページ (http://www.jst.go.jp/csc/support/public/h28detail.html) をご覧下さい。 また、3月2日(水)に本事業の募集説明会を開催いたしますので、ご出席いただ けましたら幸いです。 なお、本状は各都道府県、政令指定都市及び全国の大学・高等専門学校・公的研 究機関、科学館・科学系博物館、NPO、学協会等にお送りしております。 敬具 <本件に関するお問い合わせ> 国立研究開発法人科学技術振興機構 科学コミュニケーションセンター 対話グループ 〒102-8666東京都千代田区四番町5-3サイエンスプラザ TEL:03-5214-7493 Eメール:katsudo[at]jst.go.jp ([at]を@に変えてください)
ディスコース心理学研究部会 第19回研究会のお知らせ 3月5日(土)の13:30より第19回研究会を開催致します。今回は、研究発表5 名、特別講演1つという内容です。ディスコースあるいは言語研究について関心 を持つ皆様と、有意義な議論ができれば幸いです。当日用意する発表資料の部数 を把握するために、参加ご希望の方は、『3月2日(水)13時』までにご連絡頂け ると助かります。 研究会後には、懇親会も予定しております(参加希望は当日 受け付けます)。 多くの皆様のご参加をお待ちしております。 問い合わせ、申込み先: 電気通信大学 猪原敬介 E-mail: kei.inohara[at]gmail.com ([at]を@に変えて送信してください) 【第19回定例研究会】 ・ 日時 3月5日(土)13:30~17:10 ・ 場所 法政大学 市ヶ谷キャンパス ボアソナードタワー11階 BT1100番教室(下記会場案内をご参照下さい。) ・ プログラム 研究発表会(1人25分。5名発表)と特別講演(Doug Roland先生 [東京大学]。 1時間)が行われます。 【研究発表会】 ★猪原敬介(電気通信大学 ポスドク研究員) <タイトル> 語彙学習における「フィクション本の読書」の優位性についての計算 論的検討:潜在意味解析を用いたコーパス分析 <アブストラクト> 本研究では、先行研究より示されてきた「フィクション本の読書頻度 はノンフィクション本よりも語彙力と強く関連する」という現象につ いて、「その原因はテキストにおける単語の出現パターンが異なるた めである」という仮説を検証した。仮説検証のために、新たに語彙テ ストを作成し、人間の参加者への実験(参加者実験)と、コーパス中 の単語出現パターンを用いたシミュレーション実験(コーパス実験) において使用した。結果として、参加者実験では、フィクション本( 物語文)を頻繁に読む参加者が、ノンフィクション本(説明文)ある いはweb上の文章を頻繁に読む参加者よりも、語彙力が高く、先行研 究の結果を追試することができた。一方、コーパス実験では、説明文 コーパスに基づいたシミュレーションにおいて、物語文およびweb文章 に基づいたシミュレーションよりも、語彙テストの成績が高くなった。 この結果より、「フィクション本の読書頻度はノンフィクション本よ りも語彙力と強く関連する」という現象は、テキストそのものの違い に起因するのではなく、動機づけなどの読書行動と関わる他の要因が 原因であることが示唆された。 ★上田紋佳(ルーテル学院大学) <タイトル> e-learningによる英単語学習における成績のフィードバックが動機づ けに及ぼす影響:大学生の動機づけスタイルによる検討 <アブストラクト> 現代の教育現場では学習者の動機づけを高めることが重要な課題とな っている。しかしながら、動機づけを高める方略に関する研究は多く はない。そこで、本研究では、大学生を対象としたe-learningによる 継続的な英単語学習において、動機づけを高めることを目的とし、定 期的に学習成績のフィードバックを行うことの効果を測定した。研究 会では、動機づけスタイルが英単語の学習の成績と動機づけの関係に どのような影響を及ぼすのか、また、学習の継続にどのような影響を 及ぼすのかについて、発表を行う予定である。 ★Xiao Jing(国際基督教大学 大学院生) <タイトル> Japanese Kanji Word Recognition Processing for Chinese Learners of Japanese: A Study of Phonological Primed Lexical Decision Tasks <アブストラクト> This study addresses the question of whether recognition of a Japanese kanji、 which originates in Chinese、 for semantic representation is performed without phonological mediation by advanced Chinese learners of Japanese. We investigated whether L2 kanji recognition is affected by whether a Japanese kanji word is shared with Chinese、 and cause different word processing routes for Chinese learners. We also examined the effects of word frequency. This study used a computerized lexical judgment task with 2 types of Japanese kanji to investigate the question: (a) cognates (sharing the same Chinese characters)、 (b) non-cognates (not sharing the same Chinese characters). In addition、 we have two types of non-words in the experiment. In this study、 we examined phonological processing in Japanese kanji recognition by measuring the response time to a two-kanji compound word presented after a sound prime that had the same sound from the first kanji and to the two-kanji compound word presented after a sound prime which had a different sound from the first kanji. The results showed that there were significant effects on sound prime (target words with same sound primes had shorter RTs) as well as form similarity (cognates had shorter RTs). In addition、 there was an interaction effect between sound primes and form similarity. That is、 non-cognates were facilitated by the sound prime that had the same sound from the first kanji of the non-cognates. But the facilitation effects did not occur when the target words were cognates. We conclude that advanced Chinese learners of Japanese do not activate phonological representations for cognates in the word recognition process whereas they do activate phonological representations for non-cognates. ★Roi Sawm Sumlut(国際基督教大学 大学院生) <タイトル> Online Adults' False-belief reasoning in Second-Language Comprehension: Eye-tracking Experiment <アブストラクト> This experiment is an extension of previous experiment which examined false belief reasoning in English second language learners who read a text in L2. It was showed that in both L1 and L2、 egocentric bias occurs、 but the effect of the text manipulation was different. Target sentence near to the decision making process showed more bias than target sentence distant position in L2 by estimating higher probability to Green box. It is because participants have limited resource to suppress highly activated information. However、 there was no differences between distant and near conditions because participants have enough resource to control in either conditions. The probability estimation judgment is the end product of off-line decision making process. The present experiment is conducted to investigate the on-line decision making process of L2 learners by using eye-tracking method、 and whether the direction of text effect will be similar to the previous experiment or not. People tend to look at the thing that they are thinking about. It was predicted that participants who have egocentric bias towards the green box will make first eye fixation movement to the green box. Results of this experiment is consistent with that of previous experiment in which the distant group showed more egocentric bias than the near group. There were more people whose first eye movement fixated at Green box in the distant group. This can be explained by the limitation of cognitive resource availability as egocentric knowledge compromises participants' ability to reason about protagonist's beliefs. ★上野泰治(名古屋大学 日本学術振興会特別研究員PD) <タイトル> The causal role of the anterior temporal lobe in word reading: A rTMS investigation <アブストラクト> Cognitive neuroscience aims to understand how activities and interactions from specific brain areas give rise to human functions、 thereby bridging a brain-mind gap. Different disciplines have different advantages to achieve this aim. For example、 psychological experiments and computational modeling have clarified the mechanisms of human functions. Neuroscience and neuropsychological investigations have contributed to map these mechanisms into specific brain regions/fasciculi. Finally、 brain stimulation techniques have demonstrated the causality of these identified regions/pathways for the target mechanisms. One of the missing links between these disciplines is regarding the role of the anterior temporal lobe in reading a word with an atypical pronunciation (e.g.、 pint). Psychology and modelling clarified that the reference to lexical-semantic information is necessary for reading atypical words. Patients who have a damage in the anterior temporal lobe show impairments in semantic tasks、 and actually can not read words with atypical pronunciations. Also、 fMRI evidence suggest this area is actually more activated when reading atypical words. However、 somehow surprisingly、 there have been no demonstration of causality of this region in reading atypical words. In this study、 we applied repetitive transcranial magnetic stimulation on the left anterior temporal lobe、 and demonstrated the significantly impaired reading performance in atypical words. Simultaneously、 a control stimulation on supramarginal gyrus demonstrated the causal role of this area in single-word auditory repetition for the first time. These findings are discussed in terms of the dorsal-ventral dual-pathway framework of language processing. 【特別講演】 ★Doug Roland先生(東京大学) <タイトル> What role does discourse play a role in relative clause processing? <アブストラクト> Based on work by Fox and Thompson (1990)、 a series of studies looking at the processing of relative clauses (Mak、 Vonk、 & Schriefers、 2002、 2006、 2008; Reali & Christiansen、 2007; Roland、 Mauner、 O'Meara、 & Yun、 2012) have suggested that discourse-based expectations play an important role in determining the difficulty incurred while processing such relative clauses. However、 these previous studies all relied on reading time data from the self-paced moving window paradigm. While reading time data from studies relying on the self-paced paradigm generally corresponds with reading time data from eye movement studies、 some differences have been noted (e.g.、 Smith & Levy、 2013; Staub、 2010). In particular、 recent data (Roland、 Hirose、 Mauner、 & Foraker、 2015) suggest that some of the previous results that were attributed to discourse effects may in fact be due to the nature of the self-paced reading paradigm. In this talk、 I will discuss the evidence for the role of discourse context in relative clause processing、 focusing on the relationship between the underlying causes of processing difficulty and the techniques used to measure this difficulty. 会場案内: 法政大学市ヶ谷キャンパス ボアソナードタワーは、市ヶ谷キャンパス内の26 階建てのビルです。 エレベーターはオレンジ(低層階用)と青(高層階用)の2種類あります。 どちらもご利用できますが、青いエレベータの方が便利です。 そのまま直接、11階のBT1100教室までお越しください。 守衛所等で受け付けなどは必要ありません。 なお、緊急の連絡先は、03-3264-9382(福田由紀研究室直通)、 03-3264-5024(実験室付属の準備室)です。 http://www.hosei.ac.jp/gaiyo/campus/ichigaya/ichigaya.html http://www.hosei.ac.jp/gaiyo/campus/ichigaya/index.html#toc0 研究会HP:https://sites.google.com/site/discoursestudy/
お世話になっております。技術心理学研究会事務局です。 以下の日程で第9回研究会を開催いたします。今回は,大阪電気通信大学にて、 大阪電気通信大学の小森 政嗣先生をお招きして,ご講演頂きます。 また、これまでの研究会と同様に実験心理学の実学適用に関するショートトーク (20分程度の口頭発表)を実施いたします。 皆様のご参加を心よりお待ちしております。 ※また、研究会終了後(17:30~)に簡単な懇親会を大学最寄り駅:寝屋川 駅前付近で行う予定です。当日参加大歓迎ですが,参加をご希望の方は予め事務 局までご連絡頂くと助かります。 事務局アドレス: ossuto[a]ipc.shizuoka.ac.jp [a]→@へご変更ください ======================== 日時:2016年3月7日(月)13:30開場 場所:大阪電気通信大学寝屋川駅前キャンパス 601室 http://www.osakac.ac.jp/institution/campus/access/ 共催:大阪電気通信大学情報学研究施設 基調講演:「形から感性を予測する,感性から形を作り出す」 小森 政嗣(こもり まさし) 大阪電気通信大学情報通信工学部情報工学科・教授 「美の原理」の探求は古代ギリシャから現代に至るまで大きな関心を 集めるテーマである.心理学の領域でも「形のよさ」に関する研究は 古くから行われており,単純な無意味図形の操作によりシンメトリー などの要因が感性評価に及ぼす影響が検討されてきた.一方で,我々 が日常的に接するデザイン形状は,実験室的研究で用いられてきたよ うな単純なものではない.そのため,現実の形状デザインの理解・生 成において心理学の知見をそのまま適用することは難しい.本講演で は,2次元・3次元の複雑な形状をパラメトリックに分析する手法(形 態測定学)を用いて様々な形状(ボディソープボトル,乗用車,景観 のスカイライン, etc.)の分析に適用した事例を紹介する.また,3D プリンタを用いた形状可視化についても紹介し,心理的方法論に基づ く形状デザイン支援手法の可能性について述べたい. 14:00~15:00 基調講演 15:15~16:35 一般発表×4名(15分発表,5分議論) 16:50~17:10 ディスカッション 演題 1. 「化粧の効果への知覚心理学的アプローチ」 松下戦具(大阪大学大学院人間科学研究科) 2. 「語義と声質の意味一致効果:自然/合成音声の比較」 宮代こずゑ(筑波大学人間総合科学研究科) 3. 「機械学習により音楽情報と自律神経活動から鳥肌感の生起を予測する試み」 森 数馬(大阪大学大学院情報科学研究科) 4.「製品選択におけるユーザビリティとデザインのバランス:メンタルモデルの 個人差による検討」 京都工芸繊維大学 西崎友規子 ======== 研究会代表 入戸野 宏(広島大学) 事務局:須藤智(静岡大学) 問い合わせは,下記のURLからお願いいたします。 http://tech-psych.org
日本学術会議会員、連携会員及び協力学術研究団体各位 【お知らせ】第23期学術の大型研究計画に関するマスタープラン 「学術大型研究計画」の公募について 科学者委員会 学術の大型研究計画検討分科会 委員長 相原 博昭 日本学術会議 科学者委員会 学術の大型研究計画検討分科会では、第23期 学術の大型研究計画に関するマスタープラン「学術大型研究計画」の公募を開 始いたしました。 公募期間は、平成28年2月8日(月)~3月31日(木)までとなっており ます。 詳細は、日本学術会議HPをご参照ください。 本計画に関して構想を有する科学者コミュニティからの積極的な応募を期待 しております。 どうぞよろしくお願いいたします。 記 日本学術会議 http://www.scj.go.jp 公募について http://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/ogata/23-koubo.html 区分Iへの応募 https://form.cao.go.jp/scj/opinion-0060.html 区分IIへの応募 https://form.cao.go.jp/scj/opinion-0062.html (本件に関するお問い合わせ先) 日本学術会議事務局 審議第二担当 https://form.cao.go.jp/scj/opinion-0064.html
このたび,神戸学院大学人文学部では実習助手(任期付)1名を公募します。つ きましては、貴学会関係者にご周知くださいますようお願い申し上げます。 公募期間は、以下に記載の通りです。 ■実習助手(任期付):2016年2月22日(水)(必着)です。 詳細につきましては、下記ページをご参照ください。 ■実習助手(任期付)1名【2016年4月1日着任】 <http://www.kobegakuin.ac.jp/adoption_staff/assistant/jin1641j.html> 問い合わせ先: 電子メールでお願いします。 神戸学院大学 人間心理学科実習助手公募担当 宛 電子メール:jinji2015_at_human.kobegakuin.ac.jp (_at_を@に置き換えてください)
第13回日本認知心理学会優秀発表賞の選考結果のお知らせ 日本認知心理学会優秀発表賞規程に基づき,選考委員会において審議を重ねた 結果,推薦発表総数62件の中から,以下の4件の発表に,規程に定められた評価 部門の優秀発表賞を授与することに決定いたしました.受賞者には第14回大会の 総会にて,優秀発表賞を授与いたします.会員の皆様におかれましては,今後と も日本認知心理学会におきまして数多くの優れた発表をなされることをお願いい たします. 2016年1月22日 日本認知心理学会優秀発表賞選考委員会委員長 箱田 裕司 ********************************************************************** 【新規性評価部門】 受賞者(所属):今回は該当者なし. 【技術性評価部門】 受賞者(所属): 福井隆雄(リヨン神経科学研究センター・国立障害者リハビ リテーションセンター研究所)レヴォル・パトリス*(アンリガブリエル病院, リヨン市民病院「Mouvement et Handicap」部門)サルム・ロメオ*(リヨン神 経科学研究センター)ピゼラ・ロール*(リヨン神経科学研究センター)ロセッ ティ・イヴ*(リヨン神経科学研究センター・アンリガブリエル病院,リヨン市 民病院「Mouvement et Handicap」部門) 発表題目:「頭頂葉損傷患者における把持とそのパントマイムの運動学的特性」 【社会的貢献度評価部門】 受賞者(所属):中島亮一(理化学研究所 理研BSI-トヨタ連携センター)岩井 律子*(理化学研究所 理研BSI-トヨタ連携センター)上田彩子(理化学研究所 理研BSI-トヨタ連携センター)井関龍太(理化学研究所 理研BSI-トヨタ連携 センター)熊田孝恒(理化学研究所 理研BSI-トヨタ連携センター・京都大学) 発表題目:「道路形状情報に基づく自己方向・自己位置知覚」 【発表力評価部門】 受賞者(所属):光藤優花(関西学院大学大学院文学研究科)小川洋和(関西学 院大学文学部) 発表題目:「静止画を用いた顔と声のマッチングにおける性格特性の印象の役割」 【国際性評価部門】 受賞者(所属):今回は該当者なし. 【総合性評価部門】 受賞者(所属):上田祥行(京都大学こころの未来研究センター) 発表題目: 「アンサンブル処理によって生じる単純接触効果」 (注;*は2016年2月2日現在での非会員を示す.規程により,非会員の方は受賞 の対象となりませんが,本年度内に会員になれば受賞資格が与えられます.) ********************************************************************** 以下,受賞研究の抄録と推薦理由です. 学会HPもご覧下さい. http://cogpsy.jp/index.html 【新規性評価部門】 受賞者(所属):今回は該当者なし. 【技術性評価部門】 受賞者(所属): 福井隆雄(リヨン神経科学研究センター・国立障害者リハビ リテーションセンター研究所)レヴォル・パトリス*(アンリガブリエル病院, リヨン市民病院「Mouvement et Handicap」部門)サルム・ロメオ*(リヨン神 経科学研究センター)ピゼラ・ロール*(リヨン神経科学研究センター)ロセッ ティ・イヴ*(リヨン神経科学研究センター・アンリガブリエル病院,リヨン市 民病院「Mouvement et Handicap」部門) 発表題目:「頭頂葉損傷患者における把持とそのパントマイムの運動学的特性」 発表要旨:脳内の視覚情報処理経路について,背側経路と腹側経路に区分され (e.g., Goodale & Milner, 1992; Jeannerod & Rossetti, 1993),さらに,背側 経路は背-背側経路,腹-背側経路に区分される(e.g., Pisella et al., 2006; Rizzolatti & Matelli, 2003).行為生成における各経路の役割を検討するため に,頭頂葉損傷患者を対象に,視線条件(中心視・周辺視),物体の親近性を操 作して,到達把持運動とそのパントマイム動作を計測した.背-背側経路を損傷 された患者では,周辺視による到達把持運動の障害とパントマイムによるつかみ 幅の改善が認められた.腹-背側経路も損傷された患者では,親近性のない物体 へ周辺視でパントマイム動作を行った際,つかみ幅の調節が著しく損なわれた. これらの結果は,1) 行為生成における背-背側経路と腹-背側経路の異なる機能 と2) 物体の親近性による調節を行う腹側経路の関与を示唆する. 選考理由:本研究は,脳損傷患者の到達把持運動およびそのパントマイム動作か ら背側経路および腹側経路の機能について検討した.実験では背-背側経路およ び腹-背側経路の損傷患者データを比較し,背-背側経路では外部環境に対するオ ンライン制御,腹-背側経路では内部表象に基づいた行為生成を行っていること を示した.巧みな実験条件の設定,複雑なデータを明快に示す技法等,技術性評 価部門の優秀賞に十分に値するものと判断する. 【社会的貢献度評価部門】 受賞者(所属):中島亮一(理化学研究所 理研BSI-トヨタ連携センター)岩井 律子*(理化学研究所 理研BSI-トヨタ連携センター)上田彩子(理化学研究所 理研BSI-トヨタ連携センター)井関龍太(理化学研究所 理研BSI-トヨタ連携 センター)熊田孝恒(理化学研究所 理研BSI-トヨタ連携センター・京都大学) 発表題目:「道路形状情報に基づく自己方向・自己位置知覚」 発表要旨:人が空間内の対象を知覚する際,同時に自分自身についての空間情報 も知覚している.本研究では,道路上に存在する自分自身についての空間知覚 (自己方向,自己位置の知覚)に対して,「道路が正立して見えること」「遠く の情報を中心視で見ること」という,典型的な道路の見えの要因が影響を与える かを検討した.実験では,2枚の道路画像を観察して,どちらが道路に対して正 面を向いたものか(自己方向判断),どちらが車線の中央から見たものか(自己 位置判断)を答えさせた.実験1では正立画像と倒立画像の観察条件の比較,実 験2では正立画像と上下入替画像の観察条件の比較を行った.その結果,自己方 向判断は両画像操作によって成績が低下したが,自己位置判断は条件間の成績に 違いはなかった.よって,自己方向知覚には上述の2つの要因が重要である一方 で,自己位置知覚はそれらの要因に対して頑健であり,これらは別々の認知処理 だと示された. 選考理由:認知心理学研究が社会に貢献するうえで,現実場面の特徴を捉えるこ とと,心理学研究としての方法論的な厳密性を両立させることが常に問題とな る.その点で,本研究は,両者のバランスをうまくとらえた価値の高い研究であ る.現実の運転行動では,自己位置と自己方向の知覚は常に複雑な相互作用があ り,その関係の理解は困難である.この問題に対して,本研究では,運転場面に おける視覚情報の本質的部分(道路形状)のみを残して単純化した刺激を用い, 自己方向知覚と自己位置知覚の関係を実験的に検討可能なパラダイムを開発し て,両者が質的に異なることを示唆する証拠を得た.この結果は,運転行動支援 という応用研究としても,視覚認知の基礎研究としても重要な貢献であり,高く 評価できる. 【発表力評価部門】 受賞者(所属):光藤優花(関西学院大学大学院文学研究科)小川洋和(関西学 院大学文学部) 発表題目:「静止画を用いた顔と声のマッチングにおける性格特性の印象の役割」 発表要旨:ヒトは顔静止画とその人物の音声をチャンスレベルよりも正しくマッ チングできるが,正答率は刺激モデルごとにばらつくことが示されている (Mavica & Barenholtz, 2013).このばらつきは,顔と声のマッチングに何ら かの手がかりが利用されており,それが有効に機能するかどうかによって生じて いると考えられる.本研究ではこの手がかりとして,顔と声から得られる性格特 性の印象の類似度に着目し,モデルの顔と声から受ける印象の評定値とマッチン グ課題成績との関連を検討した.その結果,各モデルの顔と声から受ける性格特 性の評定値の類似度と正答率の間に正の相関が認められた.これは,マッチング の手がかりとして性格特性の印象が重要であることを示唆している.また,髪型 や輪郭など顔の周辺情報が利用可能か否かにより,マッチング課題の正答率との 相関が認められる性格特性が異なった.これは,顔の周辺情報の有無によって手 がかりとして利用される性格特性が変化することを示唆している. 選考理由:顔の静止画像から声を予測できるのか, という問題は先行研究におい て多くの検討がなされてきたが, 知見が一貫していないために, 声の予測に影響 を与える心理的要因について不明確な点が多かった. 本研究では, 顔と声から得 られる性格特性の印象の類似度が声の予測に対して影響を与えているのではない かという仮説を検証した. 仮説, それにともなう実験手法は非常にクリアーであ る. 得られた結果は仮説を支持するものとなっており, 新規性が高い知見が得ら れていると考えられる. 当日の発表も, 様々な専門分野のオーディエンスがいる ことを意識して発表していることが感じられ, 丁寧かつわかりやすいものであっ た. 以上のことから本発表は発表力評価部門での受賞にふさわしいものであると 判断した. 【国際性評価部門】 受賞者(所属):今回は該当者なし. 【総合性評価部門】 受賞者(所属):上田祥行(京都大学こころの未来研究センター) 発表題目: 「アンサンブル処理によって生じる単純接触効果」 発表要旨:好みは様々な要因に影響されており,中でも繰り返し見たものに対し て好みが上昇する現象は単純接触効果として知られている.我々は外界を認識す る際に,いくつかの物体を集中的に精査すると同時に,複数の物体の情報を要約 したアンサンブル情報も取得している.本研究では,知覚したアンサンブル情報 が,記憶され,好みの形成に影響を与えるかどうかを,単純な図形を用いて検討 した.最初のセッションでは,参加者に12個の円が呈示され,その平均を計算す るように教示された.続くセッションでは,平均の大きさの円と新奇な大きさの 円が呈示され,どちらの円がより好ましいかを判断するように教示された.実験 の結果,実際には呈示されていなかったにも関わらず,平均の大きさの円がより 好ましいと判断された.このことは,要約された情報が記憶され,行動に影響を 与えることを示している.また,人々が平均を好む傾向は,蓄えられたアンサン ブル情報の効果によって説明できる可能性を示唆する. 選考理由:「好み」についての研究は,人の脳内処理の解明という基礎研究の観 点だけではなく,日常生活場面やマーケディング等への応用展開の観点からも重 要である.本研究は,人の視覚系が持つアンサンブル処理による要約情報の把握 と,視覚情報に対する好みの関係を検討したものである.人は複数の物体の大き さの平均情報を把握する事ができるが,その平均情報を繰り返し把握している と,それに対する単純接触効果による好みの上昇が見られたというのが本研究の 主な結果である.この結果は,実際に目にしたという経験がなくても(つまり実 際の接触がなくても),物体に対する好みを変容させうることを示しており,非 常に興味深い.また口頭による発表もきちんと準備され,内容を分かりやすく聴 衆に伝えられていた.そのため,総合性評価部門での受賞に値すると評価される. (注;*は2016年2月2日現在での非会員を示す.規程により,非会員の方は受賞 の対象となりませんが,本年度内に会員になれば受賞資格が与えられます.)
日本認知心理学会会員の皆様: 日本認知心理学会高齢者心理部会の第13回の研究会を以下の通りで開催します。 皆様の発表・参加をお待ちしております。 今回は,明治学院大学の金城光先生による特別講演 「高齢者のメタ記憶の特性~記憶の信念とモニタリングの研究から~」 と,発表希望の方による一般演題を行います. 一般演題での発表をご希望の方は, 2月27日(土)までに,お名前,ご所属,タイトルを 石松(滋慶医療科学大学院大学) k-ishimatsu[a]ghsj.ac.jp ※[a]→@に までご連絡ください。 大学院生の発表を歓迎いたします。 皆様のご発表,ご参加をお待ちしております。 なお,夕方17時半頃より懇親会(品川駅周辺)を予定しております。 こちらの方も是非ご参加ください。会場セッティングの都合上, 3月19日(土)までに参加希望の方は予めメール(k-ishimatsu[a]ghsj.ac.jp) をお送りください。 どうぞよろしくお願いいたします。 ------------------------- ○日付 2016年3月27日(日)13時~17時 ○会場 明治学院大学白金キャンパス 本館2階 1255教室 URL:http://www.meijigakuin.ac.jp/access/ ○スケジュール 13:10-14:10(特別講演) 金城光先生(明治学院大学) 高齢者のメタ記憶の特性~記憶の信念とモニタリングの研究から~ 14:20-16:30(一般演題:4名程度)(発表20分+議論10分)※途中休憩有 ------------------------- 認知心理学会高齢者研究部会 代表者: 権藤恭之 (大阪大学) 事務局: 熊田孝恒 (京都大学) 石松一真(滋慶医療科学大学院大学) サイト: http://cognitiveaging.jp/
========================================================================== 「安全な暮らしをつくる新しい公/私空間の構築」研究開発領域 公開フォーラム 「変容する社会と 「私」 の安全 -「公」との新しい"間"を考えよう-」開催 のお知らせ ========================================================================== 近年日本では、公共圏と親密圏の変容に伴い、虐待やいじめ、家庭内事故といっ た、発見・介入しづらい「私的な空間・関係性」における事件や事故が顕在化し ており、安全・安心上での新たな問題となっております。 国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)社会技術研究開発センター (RISTEX)は、この様な社会問題の解決を推進すべく、平成27年に「安全な暮ら しをつくる新しい公/私空間の構築」研究開発領域を発足いたしました。 本領域は、公私を橋渡しする「間」の仕組みを構築することで、これらの事件や 事故を低減・予防し、安全な暮らしを創生する研究開発を推進する領域です。 この公開フォーラムでは、午前は、平成27年度に採択されたプロジェクトととも に本領域の問題意識や目指す社会の姿を紹介します。 午後は、ご来場の皆さまとともに、安全な暮らしを創生するためにこれから考え るべき課題を検討したいと考えます。 平成28年度には新たなプロジェクトの募集がはじまる予定です。 応募を検討されている方、また、行政や公益法人などで活動されている方など、 領域にご関心をお持ちの幅広い方々のご参加を心よりお待ちしております。 シンポジウム参加費は無料です。 ■開催日 平成28年2月21日(日)10:00~16:00(開場9:30~) ■会場 学術総合センター内 一橋講堂 2階 中会議場1~4 住 所:〒101-8439 東京都千代田区一ツ橋2-1-2 アクセス:神保町駅(A9出 口)徒歩4分、竹橋駅(1b出口)徒歩4分 HP:http://www.hit-u.ac.jp/hall/ ■告知ページ(参加申込みはこちら) URL:http://www.ristex.jp/eventinfo/pp-spheres01/ ■問合せ先 国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)社会技術研究開発センター(RISTEX) 「安全な暮らしをつくる新しい公/私空間の構築」研究開発領域 担当 E-mail:pp-info_at_jst.go.jp(_at_を@に置き換えてください)
日本認知心理学会会員の皆様 (複数のMLにお送りしております。重複ご容赦ください。) 日本心理学会「注意と認知」研究会は、第14回合宿研究会を開催いたします。 参加申し込みの手続きについてお知らせいたします。 研究発表をなさらない方の合宿への参加も歓迎いたします。 たくさんの方々のご参加をお待ち申し上げております。 記 ■概要 日 時:2016年3月13日(日)~15日(火) 初日は12時45分受付開始、セッションは13時30分開始 場 所:ホテルサンルートプラザ名古屋 http://www.sunroute-nagoya.co.jp/ 会場は2階・葵の間です。 目 的:注意と認知に関わる研究者の研究発表(口頭発表)と討論の場を提供する。 議論を通して研究者同士の親睦を深める。 参加費(宿泊、懇親会費を含む。ご希望の場合は1食1,300円にて朝食を付けられ ます): 有職者(学振特別研究員含む) 30,000円程度 学 生(学振特別研究員除く) 18,000円程度 *二泊分の宿泊費、懇親会費を含む(朝食をご希望の方は、これに朝食分の料金 が加わります)。詳細は合宿最終日に確定の予定。 希望者には領収書(参加費と宿泊費に分けることも可)を発行します。 *名古屋近郊の学生の方で宿泊なしをご希望の方はご相談下さい。 特別講演:國吉康夫先生(東京大学) 「胎児期からの認知発達の構成論的科学 にむけて」 ※ご参考までに、プログラムを当メール末尾に記載いたします。 また近日中に発表予稿集を研究会ホームページ (http://www.l.u-tokyo.ac.jp/AandC/)にて公開の予定です。 ■参加のお申し込みについて 合宿研究会への参加をご希望の方は2016年2月26日(金)までに、 下記の必要事項をE-mailにてお送りいただきますようお願いいたします。 (発表採択者は、改めての参加のお申込みは不要です。) ===== 注意と認知研究会 第14回合宿研究会参加申し込み ===== 1)お名前 2)ご所属 3)ご身分 (学生:学振の特別研究員の場合はその旨を明記、研究員、教職員など) 4)E-mailアドレス 5)全日程参加 or 部分参加(※原則として全日程参加とします。 やむを得ない事情により部分参加の場合、ご宿泊の日程を明記願います。) 6)朝食の要・不要 =========================================================== ※ 締め切り: 2016年2月26日(金) ※ メールの題名をEntryとし、aandc.camp_at_gmail.com (_at_を@に置き換えてください)宛に 必要事項をお送りください。 ■日本心理学会「注意と認知」研究会 第14回合宿研究会プログラム (発表者は第一著者のみ記載) --3月13日(日)------------------------------------------------------- 12:45-13:25 受付 13:25-13:30 開会 【セッション1:大局的視覚情報処理】 ●13:30-14:00 表情判断における全体処理の役割 横山 武昌(名古屋大学/日本学術振興会) ●14:00-14:30 グループの平均表情知覚の正確性 上田 祥行(京都大学) ●14:30-15:00 顕著性とアンサンブル情報の眼球運動への影響 熊切 俊祐(京都大学) ●15:00-15:30 シーンの意味と構造が眼球運動に与える効果 -写真画像とノ イズ画像の比較研究- 鎌倉 裕介(京都大学) 【セッション2:多感覚処理】 ●15:45-16:15 共感覚色分布の探索的解析 濱田 大佐(京都大学) ●16:15-16:45 和音と色の感覚間協応の規定因の検討 熊倉 恵梨香(東京大学) ●16:45-17:15 身体運動が単一光点の運動知覚に与える影響 光松 秀倫(名古屋大学) 【特別講演】 ●17:30-18:30 胎児期からの認知発達の構成論的科学にむけて 國吉 康夫(東京大学) 19:00- 懇親会 --3月14日(月)------------------------------------------------------- 【セッション3:注意と個人差】 ●09:15-09:45 注意欠陥多動性障害児における注意捕捉の検討:完全非関連刺 激による視覚探索の妨害 奥村 安寿子(国立精神・神経医療研究センター) ●09:45-10:15 自閉症スペクトラム傾向が選択的注意に及ぼす影響 増田 奈央子(久留米大学) ●10:15-10:45 注意範囲のメタ認知に及ぼす知識および専門職経験の影響 石松 一真(滋慶医療科学大学院大学) 【セッション4:文脈効果】 ●11:00-11:30 囚人のジレンマ課題の利得表を複数呈示することによる文脈効 果が協力率およびその推定値に及ぼす影響 川合 裕基(立教大学) ●11:30-12:00 競合文脈・抑制文脈の位置における魅力低減効果 蔵冨 恵 (北海道大学) ●12:00-12:30 報酬予測行動中の特徴提示がValue-Driven Attentional Captureを生じさせる 峯 知里 (京都大学) 【セッション5:視覚探索】 ●14:00-14:30 表情刺激の年齢要因が視覚探索課題に与える影響 惟村 恵理子(お茶の水女子大学) ●14:30-15:00 局所的な顕著性の差が引き起こす探索非対称性 山下 純平(京都大学) ●15:00-15:30 画像の記憶のしやすさと視覚的注意の関係 李 琦(東京大学) 【セッション6:短期記憶】 ●15:45-16:15 質感の視覚性短期記憶の照明変化に対する頑健性 津田 裕之(京都大学/日本学術振興会) ●16:15-16:45 視覚情報内におけるワーキングメモリ容量独立性 真田 原行(東京大学) 【セッション7:視覚と行為】 ●17:00-17:30 サイモン効果は反応頻度の偏りによって変化する 渡辺 友里菜(愛知淑徳大学) ●17:30-18:00 行動目標が注意の割り当てに与える影響:刺激の顕著性の操作 による検討 川島 朋也(神戸大学/日本学術振興会) 【特別企画】 ●18:00-18:30 注意と認知研究の最前線:Glyn Humphreys先生を偲んで 熊田 孝恒(京都大学/理化学研究所) --3月15日(火)------------------------------------------------------- 【セッション8:感情・美感】 ●9:15-9:45 無意識的処理過程に不快喚起特性が与える影響 白井 理沙子(関西学院大学) ●9:45-10:15 背景画像と表情画像の感情価がLPP振幅に及ぼす影響のその性差 加戸 瞭介(筑波大学/産業技術総合研究所) ●10:15-10:45 芸術作品に対する感性応答の定量評価 若林 正浩(大阪大学) 【セッション9:空間と認知】 ●11:00-11:30 デルブーフ錯視はなぜ生じるのか 西村 友佳(近畿大学) ●11:30-12:00 心的視点変換は角度差に応じて質的に異なる2つのスキルを要 求する -実験データへの探索的因子分析の適用- 武藤 拓之(大阪大学) ●12:00-12:30 自己に関する空間知覚の特性 -道路形状情報に基づく自己方 向・自己位置知覚- 中島 亮一(理化学研究所) -------------------------------------------------------------------------- (以上) 注意と認知研究会 http://www.l.u-tokyo.ac.jp/AandC/ 代表者: 横澤一彦(東京大学) 運営委員(五十音順、*合宿担当): *浅野倫子(立教大学)、石松一真(滋慶医療科学大学院大学)、 伊丸岡俊秀(金沢工業大学)、上田祥行(京都大学)、 小川洋和(関西学院大学)、河原純一郎(北海道大学)、 熊田孝恒(京都大学)、齋木 潤(京都大学)、 十河宏行(愛媛大学)、武田裕司(産業技術総合研究所)、 *中島亮一(理化学研究所)、新美亮輔(東京大学)、 西村聡生(安田女子大学)、松本絵理子(神戸大学)、 光松秀倫(名古屋大学) *お問い合わせは以下のアドレスまでお願い致します. E-mail: aandc.camp_at_gmail.com (_at_を@に置き換えてください)