P&P研究分科会ワークショップ開催のご案内

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日本認知心理学会会員の皆様

P&P研究分科会ワークショップ開催のご案内

日本認知科学会 知覚と行動モデリング(P&P)研究分科会ワークショップ
「社会神経科学と知覚研究」の開催日時が近づいてまいりましたので,
再度ご案内いたします。

ポスターセッションでの発表のお申し込みも受け付けておりますので,
発表をご希望の方は下記事務局までご気軽にご相談ください。
発表内容のテーマは問わず,他学会で発表済みの内容でも問題ございません。
みなさまのご参加をお待ちいたしております。

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日時:2015年3月14日(土) 13:00~
場所:東京女子大学 7号館7105教室
       ※正門にて「研究会に来た」とお伝えください。
       ※車でのご来場はご遠慮ください。
共催:東京女子大学 心理科学研究会
参加費:無料
参加事前申込み:不要
ポスター発表申し込み:P&P事務局までメールでご連絡ください。

プログラム:

13:00-13:05 ワークショップの説明

13:05-14:05 講演1
北田亮(自然科学研究機構 生理学研究所)
「他者の行動理解と模倣に関わる脳内ネットワーク」
要旨:他者の行動を理解する能力は、社会で生きていくうえで欠かせ
ないものである。この能力は脳の広範なネットワークにより実現され
ているが、それを構成する各部位の役割分担については不明な点が多い。
本講演では、視覚に専ら関わると考えられていた脳部位(高次視覚野)
が、(1)他者と自己の動作の同一性の検出に関わること、(2) 同一性の
検出に関わる活動の一部が自閉症スペクトラム者で減弱すること、(3)
生まれつき視覚経験がなくてもその一部が発達すること、について紹介する。

14:05-15:15 ポスター発表

15:15-16:15 講演2
原田宗子 (自然科学研究機構 生理学研究所)
「脳機能イメージングで探る認知の文化差の神経基盤」
要旨:これまでの研究で、文化的背景の違いは視覚処理などの単純な
認知処理から自己認知や他者への共感といった複雑で社会的な認知まで
幅広い認知処理に影響を与えることが示されている。近年急速に発展し
てきた文化神経科学(Cultural Neuroscience)の分野では、社会的な認知
機能の基盤となる神経メカニズムへの文化的影響を研究対象としてきた。
本講演では、個人主義的傾向、集団主義的傾向と絡めた自己認知の文化差、
所属するグループへの所属意識と共感などの幾つかの脳機能イメージング
研究を紹介したいと思う。

16:15-16:20 まとめ

17:30- 懇親会(吉祥寺近辺を予定)

問い合わせ先:
日本認知科学会 知覚と行動モデリング研究分科会
主査 田中章浩(東京女子大学)
事務局 髙橋麻衣子・髙木幸子(東京女子大学)
E-mail  p_and_p[at]ml.twcu.ac.jp

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このページは、officeが2015年3月 3日 10:05に書いたブログ記事です。

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