3月11日講演会のお知らせ

|
開催の一週間前となりましたので再度ご案内させていただきます。

皆様

このたび科学研究費補助金・新学術領域研究「ヘテロ複雑システムによるコミュ
ニケーション理解のための神経機構の解明」および基盤研究(S)「身体図式 を
基礎とした動的イメージ生成の脳内メカニズムの解明」、JST ERATO浅田共創 知
能システムプロジェクトが共同で、下記の通り講演会を開催いたします。

-------- -------- -------- -------- -------- -------- --------

講演会のお知らせ

日時:3月11日(金)14:00~17:00
場所:京都大学吉田キャンパス工学部総合校舎111教室
参加費:無料(事前受付不要)

プログラム:

14:00-15:30 田邊宏樹先生(生理学研究所心理生理学研究系・助教)
『二台の機能的MRI同時計測による見つめ合い(mutual gaze)および共同注意
(joint attention)の神経基盤と二個体間の機能的結合』

15:30-17:00 月浦崇先生(東北大学加齢医学研究所・准教授)
『顔と名前の連合記憶に関連する脳内機構-神経心理学と脳機能イメージング
からのアプローチ-』



講演概要:
『二台の機能的MRI同時計測による見つめ合い(mutual gaze)および共同注意
(joint attention)の神経基盤と二個体間の機能的結合』

田邊宏樹氏(生理学研究所心理生理学研究部門 助教)

要旨:アイコンタクトはコミュニケーションを成立させる上で極めて重要であ
り、また共同注意を促進する。さらに共同注意の欠如は自閉症の有力な早期マー
カーになりうるともいわれている。今回我々は二者間の目線のやりとりと共同注
意の神経基盤を調べるため、二台のMRIそれぞれに被験者が入った状態でリアル
タイムにお互いの目を見られるシステムを構築し実験を行った。1つ目 の実験
では二台とも健常成人のペアで、2つ目の実験では健常成人と高機能自閉症のペ
アに入ってもらい、それぞれの課題関連脳活動を比較検討したのでそ の結果に
ついてお話しする。


『顔と名前の連合記憶に関連する脳内機構-神経心理学と脳機能イメージング
からのアプローチ-』

月浦崇氏(東北大学加齢医学研究所脳機能開発研究分野 准教授)

要旨:顔と名前の連合記憶は、日常生活の中でも難しいと自覚される記憶の一
つであり、特にその記憶の困難は高齢者において観察される。しかしながら、そ
の神経基盤については、これまで十分に検証が進んでいなかった。本講演で
は、これまで講演者が行ってきた顔と名前の連合記憶の脳内基盤に関連する神経
心理学的研究、および脳機イメージング研究を紹介し、①どこの脳領域が顔 と名
前の連合記憶に重要なのか、②その脳領域は顔と名前の連合記憶の一連の処理の
中で、どのような心理過程を反映しているのか、③その脳領域の活動は 加齢に
よってどのような影響を受けるのか、を示す。また、④表情、特に笑顔の表情に
よって顔と名前の連合記憶に関連する脳内基盤はどのような影響を受 けるの
か、についての研究も紹介する。

カテゴリ

このブログ記事について

このページは、officeが2011年3月 4日 09:20に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「【再送】日本認知科学会「パターン認識と知覚モデル(P&P)」研究分科会研究会」です。

次のブログ記事は「日本パーソナリティ心理学会 経常的交流委員会 公開シンポジウムのご案内」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 4.0